『日本政府(環境省)の姑息なプロパガンダ(印象操作・世論誘導)』
福島第1原発:汚染土など仮置き場175カ所175万トン
毎日新聞 2014年09月26日 20時59分
環境省は26日、国が直轄で除染する東京電力福島第1原発周辺の福島県11市町村の仮置き場に関し、7月末時点の状況を発表した。除染で出た汚染土壌やがれきなどの廃棄物を一時的に保管する仮置き場は175カ所で、搬入された廃棄物は計約175万トンに達した。
同省が国直轄の除染について仮置き場の状況を発表するのは初めて。
搬入作業を終えた77カ所の仮置き場では、廃棄物を入れた除染袋を覆う保護シートの破れなどのトラブルをこれまでに計18件確認し、いずれも修復した。放射性物質が漏れた恐れはないという。(共同)
『手品で誤魔化す追い詰められた小悪党(安倍晋三)』
『溺れる者は藁をもつかむ』のたとえの通りで、藁の替わりに安倍晋三をばればれの恥ずかしい嘘を繰り返す。
前環境省大臣は石原慎太郎の息子以外の取りえが無い石原伸晃で今回問題となっているフクシマの放射能汚染廃棄物の投棄場所で『金目』発言を行って顰蹙を買っていた。現在の環境大臣(第20代)は望月 義夫(67歳)衆議院を6期努めた初入閣組みで、典型的な小物の在庫処分大臣。
環境省ですが、福島第一原発事故による小児甲状腺がんの爆発的な発症では、福島県検討委発表にあわせて『 福島は他の3県と同じ』なる摩訶不思議なインチキ数字を出して、姑息な印象操作を繰り返していた悪しき実績がある。
今回の環境省発表も動機は同じで、何とかして汚染土壌が3000万トンも天文学的に膨らんだ絶望的なフクシマの現状を誤魔化したいのであろう。責任ある立場の日本政府が下手糞な詐欺師か手品師紛いのお粗末極まる擬装を行うようでは世も末である。
(年収175万円ならその日暮らしの悲惨なワーキング・プアだが、3000万なら最高クラスのアッパー・ミドルで余裕たっぷり、金の心配が無く優雅に暮らせる)3000万トンもの汚染物は到底動かせ無い。動かせば二次被害の発生が避けられないのである。
『インターネット記事と紙の記事が違っていた毎日新聞』
ネット上にある毎日新聞(共同通信)の記事では、国の直轄事業として行ってる除染作業で発生したフクシマの放射能汚染土壌などの、野積みされたビニールシートのフレコンが175万トンであるかの様に、記事を読んだ人が誤解するような書き方なのである。
普通の善良な読者なら全員が、汚染物の総量が175万トンだと勘違いする。(他の意味には取りようが無い)ところが同じ共同通信記事を報じた9月27日(土)朝刊は、もう少し長い。この毎日新聞の記事に(ネット記事には無い)続きがあるのである。
今まででも、紙面に制約がある新聞紙上では無くて、ネットの方が長いことは時たま起きていた。
しかし今回は『今までの例』とは逆で、毎日新聞大阪本社(西日本版)記事では福島県の『除染作業』で汚染土壌は3000万トン(10トン積みの大型トラックで300万台分)に達している事実を報じている。
(今までは、マスコミは不都合過ぎるので報じなかったが、)
以前から経済学者の金子勝慶応大学教授がネット上で、大型トラック300万台もの輸送は物理的に到底無理であり、しかも野積みされた簡易なフレコンが次々と破れている事実を指摘していた。
『政府では無くて、無政府状態の日本国の政府(環境省)発表の悪事の数々』
悪質な手品か詐欺を繰り返す環境省ですが、今までも摩訶不思議な都市伝説紛いの嘘八百をマスコミと二人三脚で垂れ流してきた。
あまりにも不真面目すぎるのである。
3年半前の2011年 3月11日に原子炉が4基も同時に暴走する未曾有の福島第一原発事故が発生する。
奇しくも3・11から丁度1年半後の2012年9月11日、福島県の18歳未満の子供たち対象の甲状腺検査で『初めての小児甲状腺癌』が発見されたと発表されている。
2ヶ月後の11月17日、二人目の小児甲状腺癌の発生。
日本のマスメディアが大混乱に陥って、二人目の発症なのに8万人分の検査で『最初の一人が見つかった』と偽装発表。
野田佳彦首相は即座に衆議院を解散、政権を自民党に大政奉還している。
小児甲状腺がんの3人目の発表は安倍政権成立から3ヵ月後の、2013年2月13日、北朝鮮の核実験で新聞号外が出る騒ぎに紛れて、『3人確定、7人疑い』(実は10人が発症)だった。
『小児甲状腺癌3人確定、7人疑い』の発表の直後の3月8日に出されたのが、『福島は他県と同じ』とのタイトルの環境省の『他3県の約4400人分の調査結果』だった。
マスコミ発表の『見出し」だけは『他県と同じ』なのですが、福島では10人が発症していて、他県はゼロなのですから、天と地以上の絶対的な違いがあったのである。
余りにも愚かしい環境省の御粗末で姑息な印象操作である。(この環境省発表では、確かにAB判定では同等の数値だった。ところが、直ちに二次検査を要するC判定は他の3県は0人。対して福島県はC判定が76人である)
ところが時間とともに事態は益々悪化する。
2014年2月7日、小児甲状腺がんの『33人確定、41人疑い』(朝日の合計人数は75人)と発表。
慌てたのが環境省ですぐさま 、『甲状腺がんの発見頻度変わらず 福島と他県で 環境省』とのタイトルで『28日、福島県外の子ども約4400人の甲状腺検査で、1人ががんと診断された』と発表した。
この2014年2月28日に環境省の出した日付が無い資料ですが、なんと、実は丁度1年前に出されたの2013年2月の『他県と同じ』と同一だった。
もちろんタイトルまでが使いまわしの手抜きである。
環境省は、2013年3月8日発表の『資料の使い回し』が発覚しないように、1年前では県名の表示だったところを、長崎市と甲府市、青森県弘前市と都市名に変えているのと、調査人数が『計4365人』とあった部分を『約4400人』と、書いてある事実は同じでも、微妙に印象を変えている。
(内容が決定的に違うのは、1年前の発表では無かったのに1年後には同一資料なのに1人が小児甲状腺がんであることでしょう。なんとも恐ろしい話である)
環境省ですが、明らかに自分たちの姑息過ぎる御粗末な『悪事』の事実を知っているのである。
それにしても日本政府や政府の悪事に同調する日本の全てのマスコミが恥ずかしい悪党であることは疑いない。
『日本政府の完全なアンダーコントロール下のマスコミ』
東京オリンピック誘致のブラジル、リオデジャネイロでの安倍晋三の福島第一原発のアンダーコントロールは嘘八百であったが、日本の報道機関の方は共産党機関紙赤旗を含めて完璧に言論統制(アンダーコントロール)に成功している。挙国一致の大本営発表の恥ずかしい嘘八百を大政翼賛会で垂れ流しているのが、今の日本の現状なのである。
フクシマがにっちもさっちもいかない。日本としては最早『お手上げ』で解決方法が無く、バンザイ状態なのである。(安倍晋三が手の施しようが無い低脳でも日本のキャリア官僚が無能な小悪党でも、フクシマで何か良い解決策が有ったなら、とっくの昔に実行している)
経済とか騒ぎ立てているなか、ジーと目を離さ無いでおられる宗純様に、新ためて敬意を申し上げます。わたくし、この7~8年で身体も精神も弱って来てます。でも晴耕雨読、逝きし世の面影、岩下俊三、ブログ
拝読し、本当に有難うございました。この7~8ねんとても孤独な生活で下が、記事を読ませていただき私の生活にも、人しれず
共感で来たことに感謝致します。日本、私たちの孫、子孫が、安楽に暮らせることを祈るより他有りません。
個人のブログは最初のころこそ書きたいことがあるので頻繁に更新しているがだんだんと少なくなり3年程度で開店休業状態になるらしい。
この『逝きし世の面影』ブログの最大の売りは誰も主張したいことがない、事実を主張することなのですね。
『お前たち全員が間違っている』(今までが間違っていた)とのオルタナティブな過激なブログなのですが、幾ら私でも何年も続けていると、『お前たち全員が間違っている』なんてネタがだんだんと少なくなる。
ところが3年目の2,011年3月11日に未曾有の福島第一原発事故が発生。今度は書きたいことが多過ぎて困っているのです。
まさにマスコミ全員が間違っているのです。
正しく言い換えると、大手のマスコミ全員で挙国一致で大本営発表の真っ赤な嘘を繰り返しているのですが、
これは間違いなく日本国が69年前の敗戦直前と同じ状態に陥っている何よりもの証拠ですよ。
特に腹がたつのが共産党機関紙の赤旗なのです。少し前の赤旗はマスコミが怖がって誰も書かないことを積極的に取上げて部数を伸ばしていたが、今では同じことしか書かないので購読数を激減させているのです。
ところが赤旗のブランド力は今でも左翼の間では健在なので、『赤旗に書いていない』ので、人々は安心しているのです。
今の日本が破滅しているのが誰にも判らない原因の一つが、自分の使命を忘れている赤旗の堕落腐敗ですね。
福島第一原発に10メートルの大堤防が無いことぐらい、みのもんたでなくても、小学生以上の知能が有れば、誰でも知っているのですよ。
ところが、共産党までが政府の悪事を庇っていると言うか、同調しているんですから、これでは日本は助かりません。