4月23日、自民党を離党してマスゾエ新党を立ち上げる為に国会内に入っていく舛添要一前厚生労働相(61歳)
『舛添要一新党の怪』
政治的にみて、実に不思議な動きですね。
世論調査で日本で最も人気の高い政治家は舛添要一前厚労相なのですから、今までの自民党の例からすると間違いなく眠っていても野党第一党である次期自民党総裁の椅子が転がり込む。
昔から、『あわてる乞食はもらいが少ない』というが、枡添は自分から自民党大敗の総選挙直後から新党新党と騒いでいるのです。
まさに慌てる乞食そのものですが、先見性が無さすぎてこれではダメだ。
枡添要一の不思議すぎる動きの原因ですが、今、自分が野党の自民党総裁になっても枡添にとっては『良い事は何もない』と判断したのかもしれません。
今の自民党は野党転落で、120億円もの銀行からの借入金の返済が無理で、事実上破産状態であるとの報道もあります。
今回の枡添ですが、政界ねずみ男の本領発揮で不利な自民を見限って勝ちそうな与党民主党に鞍替えを狙っていると見るのが正解です。
枡添や与謝野、平沼など今までの自民党総裁選挙候補が加わった色々雑多な新党騒動の真相は、新党構想などではなく、自民党崩壊の一過程に過ぎないのでしょう。
『舛添氏、他の5人は“発射台”?』2010.4.23 15:17
(産経ニュース)
新党改革の舛添要一代表は23日深夜のTBSテレビ番組で、今後の党のあり方として『発射するロケットをしっかり積まなければいけない』と述べた。
その上で今回、改革クラブの議員らと新党を作ったことについて『発射台があればいい。発射台になってくださるというありがたい方が党派を超えていた』と発言した。
舛添氏は自身を『ロケット』、他の5議員を『発射台』と表現したのだが、同氏にとっては今回の新党が『舛添党』を発展させるための足がかりで、残りの5議員はそのための“踏み台”であるとの本音を吐露した表現ともいえそうだ。(舛添の、舛添による、舛添のための新党か?)
『新しくない新党?改革クラブ』
元々改革クラブは、自民党の郵政改革反対組で自民党を追放された荒井広幸や中村喜四郎のように汚職で懲役1年6ヶ月の実刑判決をうけた元受刑者など『自民党に帰りたいが入れてもらえない』あぶれ組み連中と、民主党公認で比例区で当選しながら野党の民主党を裏切り与党に寝返った渡辺秀央や大江康弘等、落選するまではテロ団体とも関係が有る極右の西村真吾で構成されていて、史上最低の政治集団との呼び声が高い。
今まで与党であった自民党と国会内で同一の院内会派で、自民党や公明党と同じ立場の与党の一員であった。
改革クラブとは、自公政権与党の一部ではあるが、正式メンバーでもない不思議な存在。
その国の一員に為りたいが、なれないので仕方なく居住している、色々な原因で住み慣れた父祖の地を追われて放浪する、何処にも行く当てがない難民の為の収容施設のようなものである。
『改革クラブ』とは、今までが自民党難民収容所なら、今度成立した『新しくない新党、改革クラブ』の実態とは『何』であろうか。?
党名は、枡添要一を含めて全員が参議院議員なので『参議院ミニクラブ』とか、枡添以外は全員が改選組みなので、余命3ヶ月の『超短命クラブ』とか、誕生直後に寿命が尽きる『ご臨終クラブ』が似つかわしい。
既に旧改革クラブにいて今回枡添新党に参加しない中村喜四郎元受刑者は、参議院の大江康弘と共に旧党名と同一名称の会派『改革クラブ』を立ち上げ、引き続き自民党との統一会派で活動する方針を表明している。
(枡添新党に参加しない大江康弘参院議員)。『政党交付金を残したいとは動機が不純』『これは新党ではない。(政党助成金の)交付金目当てで、非常にまやかしの党だ』
『今回の新党改革の結成は政党交付金を目的としたまやかしであって、舛添氏はもう政治と金を民主党に対して、小沢氏に対して批判できない』
(渡辺喜美みんなの党代表)。『「新党」とは名ばかりの「一番やってはいけない『数合わせ』だ』
『枡添ブランドの値打ちは』
改革クラブは党の略称を『ますぞえ新党』に決定していたが公選法に抵触している可能性が発覚して急遽撤回に追い込まれるなど、舛添氏以外には売りがない党の現状を露呈。
『舛添一枚看板』に頼る改革クラブだが、戦略の行方は未知数で『舛添頼み』の体質が、初日の思わぬドタバタ劇を生んでいる。
枡添要一がテレビタレント時代に自民党から比例代表に出馬した01年は、小泉人気との相乗効果で158万票を獲得したが6年後の07年度の参議院選挙ではの47万票にまで111万票減らして3分の1以下に得票が激減している。
自民党一のブランド力だった枡添要一だったが、最早賞味期限切れ寸前。今度はシールを張り替えて新製品のふりをして売り出したが消費者(有権者)に対する詐欺行為に近いまやかしである。
桝添に従う5人はいずれも今夏の参院選で改選を迎える『全員落選確実』な議員連中で『溺れる者は藁をも掴む』心境で参加したのだろうが、枡添新党結成とは、自民党という名前の泥舟を抜け出した心算が、勘違いして『馬糞の川流れ』で枡添という名前の馬の糞に乗り換えたようなもの。
自民党という名の巨船が沈みつつある時に、見苦しく馬糞を掴む方も掴まれる方も哀れである
『舛添要一新党の怪』
政治的にみて、実に不思議な動きですね。
世論調査で日本で最も人気の高い政治家は舛添要一前厚労相なのですから、今までの自民党の例からすると間違いなく眠っていても野党第一党である次期自民党総裁の椅子が転がり込む。
昔から、『あわてる乞食はもらいが少ない』というが、枡添は自分から自民党大敗の総選挙直後から新党新党と騒いでいるのです。
まさに慌てる乞食そのものですが、先見性が無さすぎてこれではダメだ。
枡添要一の不思議すぎる動きの原因ですが、今、自分が野党の自民党総裁になっても枡添にとっては『良い事は何もない』と判断したのかもしれません。
今の自民党は野党転落で、120億円もの銀行からの借入金の返済が無理で、事実上破産状態であるとの報道もあります。
今回の枡添ですが、政界ねずみ男の本領発揮で不利な自民を見限って勝ちそうな与党民主党に鞍替えを狙っていると見るのが正解です。
枡添や与謝野、平沼など今までの自民党総裁選挙候補が加わった色々雑多な新党騒動の真相は、新党構想などではなく、自民党崩壊の一過程に過ぎないのでしょう。
『舛添氏、他の5人は“発射台”?』2010.4.23 15:17
(産経ニュース)
新党改革の舛添要一代表は23日深夜のTBSテレビ番組で、今後の党のあり方として『発射するロケットをしっかり積まなければいけない』と述べた。
その上で今回、改革クラブの議員らと新党を作ったことについて『発射台があればいい。発射台になってくださるというありがたい方が党派を超えていた』と発言した。
舛添氏は自身を『ロケット』、他の5議員を『発射台』と表現したのだが、同氏にとっては今回の新党が『舛添党』を発展させるための足がかりで、残りの5議員はそのための“踏み台”であるとの本音を吐露した表現ともいえそうだ。(舛添の、舛添による、舛添のための新党か?)
『新しくない新党?改革クラブ』
元々改革クラブは、自民党の郵政改革反対組で自民党を追放された荒井広幸や中村喜四郎のように汚職で懲役1年6ヶ月の実刑判決をうけた元受刑者など『自民党に帰りたいが入れてもらえない』あぶれ組み連中と、民主党公認で比例区で当選しながら野党の民主党を裏切り与党に寝返った渡辺秀央や大江康弘等、落選するまではテロ団体とも関係が有る極右の西村真吾で構成されていて、史上最低の政治集団との呼び声が高い。
今まで与党であった自民党と国会内で同一の院内会派で、自民党や公明党と同じ立場の与党の一員であった。
改革クラブとは、自公政権与党の一部ではあるが、正式メンバーでもない不思議な存在。
その国の一員に為りたいが、なれないので仕方なく居住している、色々な原因で住み慣れた父祖の地を追われて放浪する、何処にも行く当てがない難民の為の収容施設のようなものである。
『改革クラブ』とは、今までが自民党難民収容所なら、今度成立した『新しくない新党、改革クラブ』の実態とは『何』であろうか。?
党名は、枡添要一を含めて全員が参議院議員なので『参議院ミニクラブ』とか、枡添以外は全員が改選組みなので、余命3ヶ月の『超短命クラブ』とか、誕生直後に寿命が尽きる『ご臨終クラブ』が似つかわしい。
既に旧改革クラブにいて今回枡添新党に参加しない中村喜四郎元受刑者は、参議院の大江康弘と共に旧党名と同一名称の会派『改革クラブ』を立ち上げ、引き続き自民党との統一会派で活動する方針を表明している。
(枡添新党に参加しない大江康弘参院議員)。『政党交付金を残したいとは動機が不純』『これは新党ではない。(政党助成金の)交付金目当てで、非常にまやかしの党だ』
『今回の新党改革の結成は政党交付金を目的としたまやかしであって、舛添氏はもう政治と金を民主党に対して、小沢氏に対して批判できない』
(渡辺喜美みんなの党代表)。『「新党」とは名ばかりの「一番やってはいけない『数合わせ』だ』
『枡添ブランドの値打ちは』
改革クラブは党の略称を『ますぞえ新党』に決定していたが公選法に抵触している可能性が発覚して急遽撤回に追い込まれるなど、舛添氏以外には売りがない党の現状を露呈。
『舛添一枚看板』に頼る改革クラブだが、戦略の行方は未知数で『舛添頼み』の体質が、初日の思わぬドタバタ劇を生んでいる。
枡添要一がテレビタレント時代に自民党から比例代表に出馬した01年は、小泉人気との相乗効果で158万票を獲得したが6年後の07年度の参議院選挙ではの47万票にまで111万票減らして3分の1以下に得票が激減している。
自民党一のブランド力だった枡添要一だったが、最早賞味期限切れ寸前。今度はシールを張り替えて新製品のふりをして売り出したが消費者(有権者)に対する詐欺行為に近いまやかしである。
桝添に従う5人はいずれも今夏の参院選で改選を迎える『全員落選確実』な議員連中で『溺れる者は藁をも掴む』心境で参加したのだろうが、枡添新党結成とは、自民党という名前の泥舟を抜け出した心算が、勘違いして『馬糞の川流れ』で枡添という名前の馬の糞に乗り換えたようなもの。
自民党という名の巨船が沈みつつある時に、見苦しく馬糞を掴む方も掴まれる方も哀れである
舛添も素人だからこの調査結果を持ち歩いていた。そんなもんは玄人からは馬鹿にされていて(当然各党はつねに独自の世論調査をしているから)資金も当選も絶望的な「改革クラブ」だけが舛添の誘いに乗った。
誇大妄想狂・舛添は又、資金を鳩山邦夫から資金もらえると吹聴して回っていたが、邦夫がいくら馬鹿でも、ママからのおこずかいをねずみ男に渡したら捨て金になることぐらい皆知っていて、そっぽを向かれたというのが、実情である。
虚言癖がテレビのパフォーマンスで当たったと勘違いしているが、所詮瞬間芸であった。
舛添を売り出した田原総一朗ですら、飽きると捨てられる世界なのに、政治では「使い捨て」でも通用すると思ったらしい。
鳩山首相のように元々の家柄と資産があれば,家業として継いだという言い訳もできますよね (でも角栄は鳩山家が牧場主という理由で室蘭へ飛ばした).
やっぱり岩下さんの言われる通り,単なる誇大妄想狂というか,出世に魂を奪われたと言うべきなんでしょうか.岩下さんのブログに大量の書き込みをして来るネットゴキもその一種ですけれど(笑)
政界ねずみ男が何故一番首相にふさわしい政治家NO1なのかの謎ですが、
単に他の誰よりも一番テレビでの露出の時間が、一番多かったからではないでしょうか。?
それとプラスして大阪の市民が橋下徹の弁護士の肩書きで『賢いだろう』とだまされているように、東大助教授の肩書きが大きいでしょう。
これにまんまと騙されているのです。
東大法学部卒程度なら友達の友達がアルカイダでCIAにメシを奢ってもらった鳩山弟も同じで、政界ねずみ男の枡添要一も鳩山邦夫と同窓生。
NO1はインチキ臭い。
良く芸能人で好感度で上位は、同時に嫌われているタレントの順位でも同じように上位にランクされているものです。
あれは聞かれたほうが、自分の知っている名前を出しているにすぎません。
多分調べて見れば質問を変えて、日本の首相に一番ふさわしくない人物でもヤッパリ枡添要一が鳩山由紀夫首相を押さえてNO1になる筈ですよ。
問題は知性の程度ですが、東大教授でも臨死体験を信じているらしい立花隆程度の人物も居るのですから枡添要一程度の知性でも驚くにはあたらないでしょう。
まだテレビタレント時代にインチキ臭い国際政治学者の肩書きで年がら年中テレビに出ずっぱりだった。
それにしても『政治学者』ならわかるが、枡添が国際政治学者とは笑わせる。
このお馬鹿の学者崩れは、自民党の強行採決を擁護して、言うことに事欠いて『民主主義は多数決です』と『多数決』『多数決』と多数決を連呼する始末。
お前は小学生か。?
国際情勢を知らない無知の極みで、馬鹿まる出し。
今の国際的な紛争の多くは正に、この『多数決原理』に抵抗している少数民族や少数宗教の抵抗の話なのですよ。
この人物は多分、あの麻生太郎と同じで新聞は中身を読んだことがないのですよ。
この自称国際政治学者枡添要一のように、民主主義が多数決原理だけなら、それこそ民主主義に反するでしょう。
多数派が少数派を圧迫するので、それに反発する少数派が抵抗しているのです。
今世界で一番問題になっている少数民族問題を知らないのでしょうか。国際の名前が泣きます。
ちなみに詐欺師の立花は「教授」でなくて,単なる「非常勤」だったはずです.要するにゼミ室を借りて学生にあることないことを吹き込むだけの法螺師です.田中角栄の悪口を書いては文春から小遣いをもらっただけの,ブン屋になり損なったアホに過ぎません.誰が「知性」などと言い出したやら.文3ですから偏差値も一番下です(笑)
マキゾエはフランス語とイタリア語の区別もできないそうです (岩下さまからの入れ知恵).日ごろ,ラテン語でやってる私の講義を一度,元厚生大臣として見学して欲しいものですな.少数者の意見を吸い上げるのが民主主義で,マキゾエの考え方はファシズムそのものですね.要するに「パワーゲーム」を「国際政治学」だと勘違いしているのでしょうね.少なくとも彼の著作を読む限りですけど.私も彼はかなり頭は悪いと思います.
東大教授の肩書きで天下のNHKの科学の時間枠で臨死体験を肯定する1時間番組を放送していたのですが、内容が何とも腹立たしい限り。
このペテン師は、『今まで多くの人たちが、同じ臨死体験をしている』ので『事実として臨死体験は正しい』なる話を、堂々と公共の電波を使って語っていた。正真正銘の詐欺師の類ですね。
『大勢の人が同じことを語っている』→『事実として正しい』が、論理として成り立ち、本当であるなら西洋の魔女や悪魔や日本の古代からの天狗や河童、化け狐今ならUFO,超能力何かは全て事実であった事になりますよ。
大勢が同じことを事実であるとして喋っています。
このことは今も昔も、日本も世界も変わりなく同じことが言えるのです。
中世の魔女裁判での処刑された気の毒な魔女たちの裁判記録を読むと全く同じことを『自白』しているのです。
戦前に絶対天皇制の下で戦争に反対していたために野蛮な弾圧を受けていた共産党を、当時の裁判記録を元ネタにして批判して見せたように時間と空間とを部分と全体とを仮定と決定とを混同する暴論の数々。世界的な今の民主主義のルールを完全に逸脱しているのです。
欧米基準では、枢軸国側に協力した過去があれば自動的に公職を追放され政治家など逆立ちしてもなれません。
首相や大統領など要職になる際の経歴としてレジスタンスに参加していた事はもっとも大事な必要事柄だと思われている。
この国際常識を日本に当てはめれば自民党などは大方が議員でさえなる資格がないし、共産党員ぐらいしか首相になれないのですよ。
立花隆風にレジスタンスでの違法活動の責任を問うなど、天地が引っくり返ってもありえない話です。
合法的なレジスタンスがありえるとでも思っているのでしょうか。?
ところが日本は天皇の戦争責任を曖昧にしたために、欧州のようには『戦争責任』を追求する事はなかったのですが、これには多くの日本人が戦争に協力していた隠蔽された過去があるのです。
一部の軍部だけで戦争をしていた訳ではありません。
ファシズムとは単純な独裁政治のことを意味するのではなく、その反対に民主主義の暴走を意味しているのです。
多くの日本人があの戦争に積極的に、あるいは消極的に関わっていたのです。戦争に協力したのは大勢の多数派で、戦争に反対したのは共産党員など極々少数の人だけだったのです。
民主主義で『多数決原理』だけなら、恐ろしいファシズムになってしまうことが歴史的に証明されているのですが、国際政治学者の枡添要一はこの事実を知らないか、無視している。
枡添要一とか立花隆などマスコミが持ち上げる知識人とは小学生の判断力か、落ちこぼれた中学生程度の知性であると言えるでしょう。
しかし其れまでの20世紀の半分。半世紀も日本を支配していた自民党とは、極右からリベラルな護憲派まで、国粋主義から対米従属命の売国奴まで雑多の主義や主張、利害が相反する、全く違うといっても良い集団が仲良く一つの自民党という政党の中に納まっていたのですよ。
対して左翼革新派は、この何でもありの自民党とは正反対だった。
それぞれが掲げるごく小さい主義主張、政策の違いを『大問題である』として連合することなく、其々小さい徒党を組んで敵対していたのです。
情念優先の右翼とは大違いで、理論優先の左翼にとっては自分の信じる主義や理論こそが一番大事で『主義や理論を守ることは正義である』と考えているので、
右翼の様に関係ないこちらから見れば根本的に違う連中が仲良く一つの政党に納まるが、
左翼はその正反対で、誰か関係ない他人が見れば、違いが小さすぎて同じに見えるのに分裂してしまっていた。
ところが此処に来て、右翼連中が全く同じに見えるのに、お互いに反目して別々に徒党を組んでお互いに悪口を言い合っている。
今まで政策や主義主張が全く違うのに保守党が一枚岩だった原因は、何のことはない『与党』だったから、誰も彼もが『与党のうま味』に引き寄せられて一つに纏まっていただけだったのです。
自民党が与党でなくなれば、自民党内に留まっている理由が全くなくなったのでしょう。
今の野党の自民党が『馬糞の川流れ』で四分五裂するのは歴史の必然で誰であれ止められないでしょう。
| 民主主義で『多数決原理』だけなら、恐ろしいファシズムになってしまうことが歴史的に証明されているのですが、国際政治学者の枡添要一はこの事実を知らないか、無視している。
確かに厳密にはここまで書かないとまずかったですね.時間的に焦っていたので,長文で説明ができずにすみません.
ちなみに駒場というのは「教養部」と「教養学部」の2つの側面を持っています.現在,日本の大学で教養部を持っているのは東大だけ.他の大学ではなし崩し的に解体されたか,落ちこぼれ学生の救済センターが設置されているかという現状にあります.
「教養学部」というのは国立だと東大と埼玉大にしかないユニークなものです.埼玉大のは旧制埼玉高校の延長線で文科の「人文学部」のようなもの.東大の場合は「進学振り分け」で一番入りにくく,就職も世話してもらえない「9年制一貫教養部」になります.ここに入ると,恐怖の古典語攻めを食らうのが定説です.要するに「雑学博士」Ph.D 養成学部.
立花が「教授」を名乗っていたとすれば,いわゆる「特任教授」という「非常勤講師」なんじゃないかな.要するに外部の社会人を「教授」として呼んで講義をさせるもので,いまNHKが「坂本教授」を講師に音楽の講義をさせている「Schola」という番組と似たようなものですね(笑)
『戦争責任は一部軍国主義者の責任である』とする政治決着が日中国交回復時に行われたが、これは実は歴史的事実とは違い、客観的な事実を追求する歴史学的には間違いです。
当時のドイツは最も民主的な憲法の下に圧倒的なドイツ市民の支持の下にヒットラーが政権を掌握していたのであり、私的な組織のナチの親衛隊(SS)よりも国家の正規な組織であるナチ突撃隊やドイツ国軍の責任はSSと同等か、それ以上ですが、親衛隊だと少数だが突撃隊だとドイツ人の殆どが関係してくる。
それでSSに全ての責任を転嫁してそれ以外のドイツの戦争責任を隠蔽した。
ノーベル文学賞作家ギャンター・グラスが少年時代に武装SSに志願したと告白した後のドイツ国民の反応は常軌を逸した異常なものでした。
日本も今から見れば遅れているが当時アジアでは最も民主主義の発達した国家であったわけで、徳富 蘇峰などの知識人や新聞などマスコミによって形成された戦争支持の世論は侮れない勢いがあったのです。
戦争責任は東条などA級戦犯だけに限定するのは田中角栄と周恩来両首相等日中当局の約束事だった。
ですから首相のA級が合祀された靖国参拝は日中の国家間の約束破りなのです。
知らずに公式参拝をした中曽根康弘は、そのために二回目からは自粛しています。
国際的な約束(条約)は政権が変わって破棄しない限り国家の行動を縛るのです。
これをしないで破ると国家の信用を失うが、平気で破ったのが自衛隊のいるところが非戦闘地域とか私に聞いても分かるはずがないとか、『天下の無責任男』人生色々の小泉純一郎。
靖国参拝を繰り返して日中の国際的な約束も無視するが、自分で署名した日朝共同宣言さえ平気で破るのですからある意味当たり前。これでは日本では人気になるかもしれないが国際的な恥さらし以外の何ものでもない。
近代国民国家では、必ず国民の支持を取り付けてから戦争を行うものなのです。
18世以後の国民国家の誕生で『戦争』が規模も姿も一変してしまう。
この『国民の支持の強さ』が自動的に戦争の勝敗に影響するのですが、これは世界最初の国民国家であるフランス革命後のナポレオン軍の強さの秘密でもあった。
2百数十年前のフランスの民主主義の程度は戦前の我が日本国よりも勝っているとは到底思えないが、周辺欧州諸国に比べれば格段に勝っていた。
それで一時はフランスはドーバー海峡の向こうのイギリスを除く全ての欧州を支配下に置く。
国王に雇われて雇い主の為に戦う兵士と、国家の為に戦う国民国家の兵士ではモチベーションが大きく違っていたのですが、これが戦争の勝敗に大きく影響してくる。
この原則は国民国家同士の戦争にも言えて、中国は辛亥革命後に封建的な帝国から国民国家になるのですが、先輩の日本に比べれば国民意識は各段に低かったので自動的に中国兵の意識(戦意)も低いので日本軍には勝てなかったのです。
その原因は矢張り中国の民主主義の程度の低さでしょう。
当時の日本は今から見れば遅れていたが周辺アジアと比べれは各段に進歩した明治維新以来の半世紀近い議会制民主主義(国民国家)の歴史があったのです。
戦後のことですが、作る会や中山成彬元文部大臣が考えているように日教組の反戦教育のお蔭で愛国心がなくなったとの話の正反対。戦後でも戦艦大和は世界一、ゼロ戦は無敵、日本軍は強かったと授業そっちのけで生徒に語っていた先生が何人もいたが、戦前ではもっと沢山いたと推察されます。
中国に対する悪辣な帝国主義戦争だったアヘン戦争で英国議会の賛成票は過半数ぎりぎりで可決されるが、それでも名目的には国民を代表している議会が賛成したので英国は戦争に突き進む。
このとき国会議員の半数近くは戦争に反対していた。
多分国民レベルではもっと反対意見は多かったでしょう。
しかしそれでも戦争になるのです。
日本軍部の専横は事実ですが、議会も政府も一応はこの時点では存在していたが、アヘン戦争の英国と同じで、全てが戦争に賛成してしまったのです。
日露戦争当時も開戦時には戦争反対だった萬朝報までが賛成し、マスコミは全て戦争賛成になってしまう。
国民の支持がなければ国民国家は戦争が出来ませんが、これは国民全てが完全に賛成しているの意味ではなく、名目的に国民の賛成で戦争をしていることにしているの意味です。この場合には戦争反対の世論は沈黙しているのです。
基本的に『徴兵制』とは国民国家でなければ実施できないのです。
日本でも戦争をするのは武士だけで一般庶民層は税金を払うだけで戦うことはないと思っていたのですが、明治新政府は徴兵制をしくわけで、当時は不満は信じられないくらいで皆が反抗して、日清戦争以前には『おしん』に描かれていた脱走兵などは当たり前であったらしい。
これが変化するのは日露戦争辺りからで、動員率が飛躍的に向上する。
当時は数十万人規模の動員ですが太平洋戦争時には数十倍の規模に膨れ上がる。
日本では根こそぎ動員なる言葉があるが第二次世界大戦時の動員率は8%(6百数十万人)で、実はアメリカの半分の少なさなのです。
最高の動員率はドイツの25%(2000万人)で男子の半分を兵隊として徴兵していた。
これを可能としたのは名目的であるか本当であるかに関わらず国民国家の『国民の支持』なのです。
このときに、国民の多くが戦争を支持したのですが、ファシズムとは単なる独裁を意味するのではなく、その正反対の民主主義が生んだものだったのです。
資本主義社会の多数決原理の民主主義を標榜する国民国家の凶暴な変形した姿がファシズムの真の正体で有ったわけです。