ようこそ
少し間が空きましたが、引き続き 「今だから思う事」 を綴ります。
平成27年4月には、膀胱ガンと前立腺ガン及び周辺の臓器、尿道、精嚢などの全摘出手術と腸を切り取って、膀胱の代替え手術を約10時間かけて行った。
以後、週刊単位での検査が続いたが、大きな変化も無く、順調に回復したかの様に思われた矢先の11月1日。 術後の半年目の検査で、何と新たに肺に腫瘍が有る事が判明し、ガンの告知を受けた。
しかし、「肺ガン」と言う病名は告げられずに、「変わった腫瘍です」との事であった。当時は、手術から半年が経ち、多少の後遺症は残っているとは言え、普段と変わらない 「ささやかな幸せ」を感じながら生活をしていた。
膀胱ガン、前立腺ガンに続く3箇所目のガンが、わずか半年にして告知された瞬間だ。「何で私ばかりが、よりによって3箇所も同時にガンになるのかなぁ」と思ったが、健常者の他人を恨む思いは無かった。
勿論、一昨年の11月は、検査は続いたが、4月の退院以来は入院する事なく、仕事にも復帰して、痩せる事もなく、事情を離さなければ私を闘病者と思う人はいない位に回復していた。
当時は、主治医の先生も泌尿器科が専門の先生で、緊急を要する表情は見て取れなかったので、「何かの間違いでであってほしい」 と願うばかりであった。 この時点では、半年にして2回の手術と2回の入退院を体験していた。 「もう、嫌だ」 家内にも相当の負担をかけている事も十分に理解していた。
その後も肺の検査は続いたが、診療科は泌尿器科から呼吸器内科へと変わって行った。 主治医の先生からも 「もし、肺ガンだとすれば、転移とか再発ではなく、膀胱、前立腺、肺と3箇所別々の性質の異なるガン腫瘍で、非常に珍しいケースです」 と伝えられた。 「そんなバカな」 一つのガンでも大事なのに一度に3箇所も
そうなると、「ひょっとしたら、胃とか大腸にも腫瘍があるかも」 とさえ思えた。「私は我慢ではなく、ガンマンか」 「くそぉー ガンのやつら嘗めやがって」
でも、何とか肺の腫瘍はガンで無い事を祈った、一昨年の11月でした。
では又ね
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