人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

ブログを初めて一年

2018年06月01日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

昨年の4月末にガン治療としては、最後の抗がん剤治療を行った。それから数か月間は、副作用として味覚障害が続いたが、約半年で回復し平時と変わらなくなった。

最後の抗がん剤治療が終わり、お見舞いの快気内祝いを準備して居た頃に、兄より「闘病日記を作らないか」との打診が有り、手帳やメモ帳を整理して、「人生晴れたり、曇ったり」と言うタイトル名で冊子を作り、同時にブログを開設した。

あれから一年が経過した。長かったような、短かったような、また、取り残しているガン腫瘍の事もあり、不安な一年でもあった。色々な不都合もあるが、元気に穏やかな日々を送っている。

身体の事など心配した事の無い60年間を過ごして来たが、最初のガンの告知より、体調を気にする3年間へと変わって行った。還暦とはよく言ったもので、本当に生まれ変わった第二の人生の様に感じる。

三か月に一度の検査は、膀胱がんと前立腺がんの泌尿科系は、三年が経過した為に、半年に一度の検査へと間隔伸びたが、悪性胸膜中皮腫のガンは、手術後1年半しか経過していない為に、当分は三か月に一度の検査があり、今月も6日に西宮の兵庫医科大学病院を受診する事になっている。

今現在、不都合に感じる事は、やはりストーマによる排尿や交換など、痛くは無いが不便である。膀胱が無い為に尿を貯める事も押し出す事も尿意を感じる事も無い為に、自分自身で意識して世話をしなくてはならない。最近は、重さで大体は一杯かどうかわかるが、外れたり夜用の大きな受ける袋をホースで繋ぐために、やはり寝返りは難しい。また、これから暑くなると、汗をかき、かゆみが発生して、ストーマも外れやすくなる

もう一つは、右上半身の痺れと言うか麻痺、足の甲が左右ともしびれていて、感覚が麻痺している。常にしびれて麻痺して居る為に痛くは無いが、表現のしようのない感覚である。

取り残した腫瘍の変化が無く、転移や再発が無ければ、この程度の事は辛抱できる範囲であるが、やはり今でも「ガン」と言う事を見聞きすると意識はそちらに向かう。自分では、一度死んだも同然と思っているので、死ぬことが今更怖い訳では無いと思っているが、トラウマになっているのかも知れない。

日常生活では、特に風邪くらいしか気を付けていない。食べ物や飲み物にも規制は無いので、好き気ままだ夜も寝つきよく熟睡する。朝まで起きる事は無い。私の場合は、夜中にトイレに行く必要も無いので、寒い時には幸いだ。

ただ、好きだったゴルフや激しい運動は今後も出来そうにないが、元々スポーツ音痴だから支障はない。

毎日6時に起きて、8時に会社に出勤して19時に退社する。(平時は) 状況により早朝出勤や残業にも対応しているが、妻の肩たたきを終える22時頃には就寝するので、一日8時間くらいは睡眠をとっている事になる。

平凡で小さな幸せであるが、適度に仕事をして、変化のない穏やかな日々が幸せに感じられる。

この一年間で一度だけ風邪を引いてしまったが、さすがに息苦しく辛い日々を半月くらい送ったが、それ以外は健康そのもので、健常者とまではいかないが、何でも人並みに近い事は出来る

次は、6月17日に予定している高校の同窓会である。幹事をしているので打ち合わせをして計画通りに進められればと思っている。高校を卒業して約45年、直近の同窓会から35年と言う時間が経過した。私みたいな経験をした同級生も居るかも知れない。実に楽しみである。

みなさなお元気でお過ごしください。

では又ね

↓ランキング

カニ料理 兵庫城崎温泉おすすめの/Kinosaki Spa&Garden 湯楽