ようこそ
兵庫医科大学病院での藩札結果は、前回に引き続き異常なし「大丈夫です」との診断結果をいただいた。この一言が、私にとっては命綱だ。嬉しいのなんの
「血液検査も問題ありません」「骨やリンパ節への転移も今の所確認できません」との言葉をいただいた。術後の抗がん剤治療から、早1年と少し経過して、定期健診も4回目となる。何時もは、血液検査とCT検査を行うのだが、その内1回はペットCTと言うガン専門のCT検査も受けた。
回復も順調であるが、右上半身のしびれについても尋ねてみたが、「大きな手術で肋間神経を切断していますので、今後も治る可能性は低いです」との事であった。肋間神経痛と言う言葉は聞いたことはあるが、これは病名ではなく症状の事を指すらしい。肋間神経は、肋骨に沿うようにして背中から胸側に複数伸びている神経で、手術の後遺症の一つだと聞いた。今後も薬による治療を続けるか、手術により脳の神経に麻酔薬を注入して神経を麻痺させるか無いと言う。
日常生活で大きな支障はないので、これからも薬による治療の継続を選択した。上半身は左右に曲がらないが、辛抱できる範囲のことである。ゴルフなどのスポーツは今後も無理だが、一番困るのは車の運転である。右腕を少し上げてハンドルを持ち続けると、とたんに右肩、右腕がだるくなる。しかし、うも辛抱するしかない。諦めた。これで十分である。
子供達にも連絡を入れた。すると夕方、二男家族から連絡が有り、「父の日」のプレゼントに「今晩一緒に我家で食事をしないかと」と私と妻、義母の三人が誘われ、楽しい一時を過ごした。孫娘も3歳になり保育園にかよっている。また、9月には二人目の孫も誕生する予定だ。最初は、はにかんでいた孫娘もすっかり打ち解け、あどけないしぐさを見せる。
元気な孫の誕生を願いながら、二男宅を後に家路についた。一緒に行きたいとせがむ孫娘を残して、後ろ髪を引かれる思いで別れた。
また、昨日は友人の母親が亡くなり、告別式に参列した。旅館業を営む彼もまた、10数年前より難病に苦しみ、今では車いすの生活を余儀なくされていて、本当に気の毒で自分の事の様に思え、泣けてきた。
誕生する人、亡くなる人、「人生晴れたり曇ったり」である。
では又ね
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