人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

案じていたことが現実に

2021年05月02日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

昨日の報道で、以前にブログで書いたことが、現実となってしまった。非常に残念である。

と言うのも、コロナの関係で医療機関が混雑して、通常の医療行為が出来ないようで、最近では既に8600人の肺ガン患者に診断の遅れが生じている。と言う。20年度の肺ガンの診断予想は、13万人であるようだ。

肺ガンの診断予想は、ガン患者の一部に過ぎない。コロナを軽視している訳では無いが、ガン患者の年間の新規罹患者数は、130万人と言われている。年間の死亡者は37万人とも。

コロナは感染症であるが、ガンは感染症では無い。しかし、年間の死者数はコロナ1万人、ガン37万人と比べものにならない数字だ。

私はガンの体験者だが、この4年半の経過の中で、多くの知人や友人をガンで亡くなっている。悲しい事である。

幸い私の住んでいる地域は、人口の少ない田舎町と言う事も有り、感染者も極めて少ないが、コロナで亡くなった友人や知人は未だにいない。それどころか感染者も知人友人にはいない。おそらく皆さんでも、自分の友人や知人でコロナで亡くなった人は、ほとんどいないと思われる。それは、コロナの累計死者数が、1年3カ月経っても1万人強である為だ。

自粛要請が出ても出歩く人が後を絶たないのは、身近にコロナに感染して、重症化した人が居ないからではないかと思われる。

何故に政府や自治体は、コロナを優先してガンを後回しにするか、私は理解に苦しむ。色々な事情はあるだろうが、死亡率の極めて高いガン患者が、後回しにされたことに憤りを感じる。常々言っている「早期発見、早期治療」が空しい。

毎日、毎日、本日の新規コロナ感染者は、東京では、大阪では、全国では、と報道している。過去最高でなければ、先週の同じ曜日と比べると、先月の同日と比べると、どうしても一番多くしたいように聞こえる。煽っている様にも聞こえる。

多くの事業者や国民に自粛要請をして、不平等な支援金を無駄に使って、これを不平等と言わずに、何が不平等か。と思わず言いたくなる。廃業を予定していた知人の飲食店も、毎日6万円の支援金を申請する為に、捨てかけていた「のれん」を再び掲げて、150万円。一生懸命に働いている事が、空しく思える。

私達の武器は、選挙権しかないが、「木を見て、森をを見ず」と言う。コロナの感染予防も大きな価値のある事案ではあるが、経済活動の低下は、法人税収や賃下げ、解雇、求人数に影響し、その先には家庭生活の維持にまで・・・ましてやガン患者まで・・・・

コロナ以上の影響が、国民に広がっている。私は医療関係者では無く、全くの素人だが、1年3カ月で1万人強の死亡者数は、他の病気や事故、自殺、などと比べて、どの位の大変な事なのかが分かりにくい。本当にそこまでする必要があるほどの大病なのだろうか一人の感染者によって、大きな豪華クルーズ船が引き返したと報道していた。

「森を見た」判断をお願いしたい。データーから計算すると、今日のガンの新規罹患者数は3600人、死亡者は1100人である。

コロナ感染者の患者様やご遺族の方には、不適切でご立腹の事と思います。本意は、ガン患者の後回しと休業要請による業績不振。それによる家庭生活の不安などを不安視するものです。どうぞお許しください。

みなさん、お大事に

では又ね

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