武川製124ccボアアップキットを組み込んでの感想。
確かにトルクアップによる乗りやすさはありますが、私の使い方においてはノーマルの良さを犠牲にしてまでするほどの事ではなかったような気がします。
セッティングみながらエンジン回して走ってたらリッター37キロまで落ちましたよ(笑)
ライダーの体重、走るエンジンなら回して楽しみながら走りたい、飛ばすほう、このような私にはボアアップは向かなかったようです。
ノーマルで割り切って乗るのがやはり私の求めるカブスタイルだということに気づきました。
主に市街地が多く車の流れは比較的速い地域ですがノーマルでもなんら問題なく、むしろ低回転域の扱いやすさは、段階的にチューニングしていった中でノーマルを超えることは出来ませんでした。
燃費の低下、騒音などの要件を考えるとノーマルにエアクリ加工がベストだったと思います。
ボアアップしてからアイドリングでのエンジンストール、燃費の低下、いちいちセッティングしないといけない煩わしさ、今まで起きなかったギア抜け、走行中に一瞬だけエンジンストールするなどそのあたりのストレスを考えるとノーマルですね。
武川製のFIコントローラーがすべての回転域でベストな燃調が出来ているわけではなく、どこかを犠牲にしないと成り立たない設定なのではないかと思います。
実際、現在の気温から設定Cで走行すると7500回転あたりまでは良い感じに使えますがそれ以上になるとエンジン回転の上昇が鈍くパワーフィールもいまいちです(気温が低いので高回転での燃調が薄いんですね)、設定Eで走ると若干トルク感が上がりエンジン回転も9000回転オーバーまで一気に上がってきます。
しかしアイドリングでストールしたりバルブのカーボン噛みが頻繁に発生します。(もしかしたらデコンプの作動不良かもしれませんが・・)
峠を走ったりシグナルGPでバビューンと加速したい方には楽しいバイクかもしれませんがカブに多くを求める私はノーマルが最適だったんだと思います。
メーカーはやはりよく考えて作っているって事でしょうか。
あと最後に試しておかないといけない希望の光パターンがあります。 マフラーのノーマル化です。
いずれ報告いたします、本日はこれにて。
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