では、「新ヤッターマン」が面白いかどうか?というと、これがよく判らない。
「面白い」と言えば面白い。「こんなもの」といえばこんなもの。「今ひとつ」といえば今ひとつ。という、本当にわけの判らない感想しか出てこない。
これが評価が定まってない、大きな原因です。
「ヤッターマン」で確立された展開(フォーマット)をそのまま使っているんですから、そりゃ、面白い。
事に、ヤッターマンを知らない世代にとっては、初めて見る、久しい「どたばたマンガ」でしょう。
でも、ヤッターマンの面白さと言うのは、製作者側、視聴者側の双方が、暗黙のうちに了解していたお遊びだと思うんです。
オリジナルのヤッターマン放送当時、TVアニメは完全に子供の物とみなされてました。所謂、テレビマンガです。
ところが、アニメを見て育ち、それなりの年齢になった年代が、結構いたんですよ。すでに。
そういう世代も、ヤッターマンを見ていた。というか、支えてた?
今で言う「大きなお友達」。少なくとも、現代の「大きなお友達」の人格形成に、多少なりとも影響を与えたと思うのです(大げさ?)。
「大きなお友達」予備軍を作っていた、とも思うのです。
僕などは、ヤッターマンを見て、「子供向けテレビマンガ」に飽き足らなくなった集団が「ガンダム」に飛びついた。と考えるほどです。
ヤッターマンは子供向けのテレビマンガではなかったのです。
表面上はそんな顔をしながら、ちょっと上の世代にも楽しませようという趣向が、次から次へと考え出されていたんです。
そうでなければ「全国の女子高校生のみなさ~ん」なんてセリフ、どこをどうしたって出てくる訳がない。まあ、ドロンジョ様のお色気というのも、ゴニョゴニョ・・・
ですが、現在の新ヤッターマンは、そのままの「テレビマンガ」を展開しています。
そういった点では「面白い」とも言えるし、昔のまんまなので「こんなもの」とも言えるし、本質から見ると「今ひとつ」とも言えるのです。
では、これから新ヤッターマンは「化ける」事が出来るのか?
これは難しいですよ。
こう言ったブレイクスルーを果たすときと言うのは、才能はもちろんのこと、勢いとか、時流とか、様々なものが揃わないと、なかなか出来ません。
それだけの物が、新ヤッターマンに揃っているか? と考えると、どうも…。
それに、オリジナルの当時、予備軍を含めた「大きなお友達」はヤッターマンしか(あえて、しか)見るものがありませんでしたが、現在、アニメに限らず、他の選択肢がたくさんあります。
その中でヤッターマンを選択する、させるというのは、生半可な事ではありません。
「懐かしいなあ」という回顧趣味だけでは、すぐに息切れするでしょう。
逆に、再び、時代をブレイクする作品となった時、オリジナルのヤッターマンのテイストがそのまま表れる事は、可能性としては非常に低い。
なぜなら、オリジナルのヤッターマンは、次々と新しいチャレンジをしていったからで、それが、ヤッターマンの魅力でした。
新ヤッターマンが、次々と新しいチャレンジをし、それによってブレイクするのであれば、それはオリジナルのヤッターマンとは、違うものになります。
だから、ヤッターマンの「リメイク」と言うのは有り得ない。と思うのです。
どちらにしても、評価を定めるのは、もう少し、時間を置いてみるべきでしょうね。
「面白い」と言えば面白い。「こんなもの」といえばこんなもの。「今ひとつ」といえば今ひとつ。という、本当にわけの判らない感想しか出てこない。
これが評価が定まってない、大きな原因です。
「ヤッターマン」で確立された展開(フォーマット)をそのまま使っているんですから、そりゃ、面白い。
事に、ヤッターマンを知らない世代にとっては、初めて見る、久しい「どたばたマンガ」でしょう。
でも、ヤッターマンの面白さと言うのは、製作者側、視聴者側の双方が、暗黙のうちに了解していたお遊びだと思うんです。
オリジナルのヤッターマン放送当時、TVアニメは完全に子供の物とみなされてました。所謂、テレビマンガです。
ところが、アニメを見て育ち、それなりの年齢になった年代が、結構いたんですよ。すでに。
そういう世代も、ヤッターマンを見ていた。というか、支えてた?
今で言う「大きなお友達」。少なくとも、現代の「大きなお友達」の人格形成に、多少なりとも影響を与えたと思うのです(大げさ?)。
「大きなお友達」予備軍を作っていた、とも思うのです。
僕などは、ヤッターマンを見て、「子供向けテレビマンガ」に飽き足らなくなった集団が「ガンダム」に飛びついた。と考えるほどです。
ヤッターマンは子供向けのテレビマンガではなかったのです。
表面上はそんな顔をしながら、ちょっと上の世代にも楽しませようという趣向が、次から次へと考え出されていたんです。
そうでなければ「全国の女子高校生のみなさ~ん」なんてセリフ、どこをどうしたって出てくる訳がない。まあ、ドロンジョ様のお色気というのも、ゴニョゴニョ・・・
ですが、現在の新ヤッターマンは、そのままの「テレビマンガ」を展開しています。
そういった点では「面白い」とも言えるし、昔のまんまなので「こんなもの」とも言えるし、本質から見ると「今ひとつ」とも言えるのです。
では、これから新ヤッターマンは「化ける」事が出来るのか?
これは難しいですよ。
こう言ったブレイクスルーを果たすときと言うのは、才能はもちろんのこと、勢いとか、時流とか、様々なものが揃わないと、なかなか出来ません。
それだけの物が、新ヤッターマンに揃っているか? と考えると、どうも…。
それに、オリジナルの当時、予備軍を含めた「大きなお友達」はヤッターマンしか(あえて、しか)見るものがありませんでしたが、現在、アニメに限らず、他の選択肢がたくさんあります。
その中でヤッターマンを選択する、させるというのは、生半可な事ではありません。
「懐かしいなあ」という回顧趣味だけでは、すぐに息切れするでしょう。
逆に、再び、時代をブレイクする作品となった時、オリジナルのヤッターマンのテイストがそのまま表れる事は、可能性としては非常に低い。
なぜなら、オリジナルのヤッターマンは、次々と新しいチャレンジをしていったからで、それが、ヤッターマンの魅力でした。
新ヤッターマンが、次々と新しいチャレンジをし、それによってブレイクするのであれば、それはオリジナルのヤッターマンとは、違うものになります。
だから、ヤッターマンの「リメイク」と言うのは有り得ない。と思うのです。
どちらにしても、評価を定めるのは、もう少し、時間を置いてみるべきでしょうね。
私には納得。