「4年に一度じゃない。一生に一度だ」
とはよくできたコピーでした。
こういった雰囲気は、現地にいかないとわからない、本当に新鮮な経験でした。
もう楽しくって楽しくってしょうがありませんでした。
そんな中で、なかなかテレビではわからない、新聞、ネットでもなかなか見聞きできないような事を、感想を交えて書き連ねてみたいと思います。
まず、
外国人は思ったほどはいない。
テレビ中継やら、移動の電車の中でも、外国人(印象としてはスコットランド7、ロシア3)の姿を多く見たのですが、スタジアムに入って席に座ると、周りはみんな日本人(笑)
異文化交流とか、あんまりできませんでした。
これは、チケット購入が、数日前で、2階席(しかも上の方)。
気合の入ったファンとか外国の方は、早めに手に入れていたはずですから、そういう方は一階席に陣取っていたのだと思います。
席の指定はできませんが、早く購入する方が、前の席を確保するのは道理ですからね。
ちなみに、静岡スタジアムの席の区分けは、メインスタンド、バックスタンドの中央部分、前から後ろまでがカテゴリーA。
(陸上トラックの)コーナー部分が、前から後ろまでがカテゴリーB、ゴール裏が同様にカテゴリーCとなります。
なのでカテゴリーAでも2階席の上の方だと、カテゴリーBの前の席より、損した気分になるかもしれません。
さらに、僕の席はそのカテゴリーAのさらに一番端っこ。通路を挟んだむこう側は、すでにカテゴリーBの席。
これはちょっと、堪えたなあ。(笑)
小中高生動員 後半ガラガラ
これは正直「いかがなものか」と思わざるを得ないのですが、近隣の小中高生が多数
動員招待されていました。
新聞によると1万人越だそうです。
両国の旗を振り、大きな歓声を上げる(若いっていいなあ)その光景は「画」になり、テレビでも取り上げられていました。
とても雰囲気が盛り上がり、テレビの解説者の方も「若い学生さんの声援がいいですね」と語っていたほどです。
ところが、この生徒さんたちの一部が、前半が終わると引き上げて行くのです。
メインスタンドのカテゴリーBの2階席に、後半になると、突如、ゴッソリ空席が発生したんです。
つまり前述の僕の席の通路を挟んだすぐ隣から、緑の椅子の光景が広がったのです。
いや、判るんですよ。校外学習とかですから時間制限があるのは理解できます。
ちょっと遠くから来ていれば、あっという間に学校に戻るのが夜遅くなってしまいますから。
でもねえ。
そんな事情を知らないロシア代表選手の目に、がっつり空いた席の光景がどう写るのか?(よりによってロシアベンチ側、これからプレーする前方方向)
「自分たちのパフォーマンスが見限られた」と思われなかったか?と
そんな余裕はなかったかと思いますが、そう思われてもしょうがない光景でした。
これはわざわざテレビでは映しませんが、画面によってはしっかり確認ができます。
確かに、この日の試合は席が余っていたようで、
動員招待がなかったら、もっと寂しいスタンドになってしまったかも知れません。
そう考えると、一長一短はあるのですが…。
次回に生かす、と言う事も出来ませんし、モヤモヤします。
整列してお辞儀
これは、最近ネットでも広まってますが、試合後、選手がお辞儀をしてスタンドに挨拶することが広がっています。
これもテレビでは時間の関係で流れません。
現地でこれを体験すると、それはもう感動です。
ロシア代表は4方向。スコットランド代表はメインスタンド、バックスタンドのみですが、どの位置でも大歓声がそれに答えていました。
なかなか、文化の理解は出来ない、型だけかもしれないですが、それでも嬉しいものです。
あーまだまだ、書き足りないので、続きます。
あと、選手がロッカールームに退場する時も、拍手が起きました。選手がこれにこたえてくれるのも、現地じゃないと味わえません。