Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

グラナダ 人気の観光はアルハンブラ宮殿

2011年07月02日 | '09 スペイン(14日間)

 2009年 1月25日 現地時間 午後1時

 本日も、雨時々曇り。

 グラナダ到着早々、バスの停留所を間違え下車し、
 宿の場所がわからずに迷子になったけれど、
 老紳士の道案内のおかげで、宿に無事チェックイン。

 『うん、何とか予定通りに旅できてる。』

 そう思いながら、時計の針は午後1時。
 時計を見て、焦る気持ちが湧き、観光をするために急ぎ足。

 一人旅なのだから、急ぐこともないけれど、このグラナダ観光は、
 日本を出発する前に、観光場所のチケットを予約済み。

 『スペイン人が最も行きたい観光地 ナンバー1.その名は、アルハンブラ宮殿

 スペイン人じゃない私だけれど、アルハンブラがかなりの人気だということはメディア等で知っている。
 ハイシーズンには、待ち時間が長時間になることもあるらしい。
 チケットは、観光のメインスポット 王宮 の入場制限が30分間隔で指定されていて、
 指定の時間にその場所に着いていなければ、もちろん見学できないと思われる。


   アルハンブラチケット購入、こちら。
    アルハンブラ見学チケット購入HP
         ネット予約した時のクレジットカードと同じものが、現地でチケット購入する際必要です。 




 グラナダに着いてすでに道に迷っている私は、その場所に予定通りの時間に到着できる自信がない。
 お腹がすいていたので、ゆっくりランチを食べたいけれど、几帳面なA型の性格が、
 『入場時間10分前には到着しといたほうがいいんじゃないかな~。』と言っている。
       
 もちろん本音は、
 『 時間に送れて見学チケット代13ユーロみすみす捨てるなんて、もったいなくてできるわけないっ!』
                         なんだけれど。。。

 宿のスタッフに、その人気の場所アルハンブラ宮殿行きのバスを教えてもらい、

 宿を出て、歩いているうちに、バス停で待つことよりも、空腹に耐え切れずパンを買い、
 『バスの車内で飲食したらダメだよな。』と気をつかって、
 アルハンブラへ続く道(上り坂)を、パンをほおばりながら歩く。

 


 歩いている時は雨もほぼ止んでいて、このままこの天気が続くよう願いつつ、
 

 アルハンブラ宮殿の敷地が見えた頃、やっぱりというべきなのか、小雨が降り始める。
 

 『帰りは、タクシーかバスだな。』なんて、思いながら、
 

 予約していたチケットを、アルハンブラチケット売り場の横にある、ひと気のまったくない(見落としてしまうような)場所で、
 券売機としばし格闘の末、ゲット。
 
     オフシーズン、そして本日のあいにくの天気。
      チケット窓口の人だかりを見て、ふっと思う『わざわざ予約しなくても良かったかも。。。』


 石橋をガンガンたたくほどの偏った心配性で、オフシーズンにもかかわらず、日本でPCの前、
 辞書を持ちつつ『ネット予約』という労力を使って、ついに現地でチケットを手にし、テンションUP↑
 『うふふふふ、ついにアルハンブラ宮殿に来たよ。』
 

 折り畳み傘を出して、広大な宮殿敷地内を見学。

 時折見える、北側の方向にアルバイシン地区(世界遺産)。
 

 アルバイシン地区は、迷路のようになっていて、わかりにくく、ガイドブックには
 『人通りの少ないときには、見学は避けたい。』
 と書かれてあったので、へタレの私は見学する勇気が持てず、遠くからのチラッ見だけにしておく。

 後で見学するアルカサバが遠くに見える。
 
  

 アルハンブラ宮殿にある、『ヘネラリフェ庭園』 は、
 14世紀に整備された夏の離宮を中心とした庭園で、

 いたるところに噴水や、池があって、
 

 水路を流れる水音が、
 

 『夏にここを訪れたら、涼しげで気持ちいいんだろうなぁ~。』という思いにさせてくれる。
         ただ、やっぱり今は思っいきり冬で、小雨も降って、情緒に浸れないけれど。。。
 

 再びチラ見の、アルバイシン地区。
 

 『ヘネラリフェ』は、『すべてを見つくすものの楽園』という意味らしい。
 

 

 なぜなんだろう? アルハンブラでは猫が多い。人懐っこくてかわいいこの子は、観光客に人気。
 

 イスラム文化の、素晴らしい彫刻。
 

 

 そして、今、私がいるこの場所は、紛れもなくアルハンブラなのである。
 
 
      マンホールの蓋にまで、ご丁寧に記されてる。
      グラナダではなく、アルハンブラ。

  スペインの人たちにとって、アルハンブラの存在がとっても誇りなんだなぁ。