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映画館

2011年04月06日 | 日記
この前、『ツーリスト』を観てきた映画館は横浜ムービルという、古い映画館です。古いっていっても、最近のシネコンと比べると古いっていうだけで、スクリーンは4つもあるしけっこう大きいキレイな映画館なのです。ただ…最近の映画館の流れからは取り残されていて、ポップコーンもホットドックも売ってないし、席だって前の人が邪魔で字幕が見えない設備の古い映画館です。15年くらい前に横浜みなとみらいにワーナーマイカルシネマズというシネコンが出来るまでは、横浜で映画見るっていったらムービルだったんです。(あと関内の東宝会館)

そんな中途半端に古びて寂しい映画館で気に入っていたのはチケットを一枚買えば、同じ映画を2度、3度みても怒られないクラシカルなシステムだったのですが、この前久しぶりに行ったら、完全入れ替え指定席制に変わってしまってました。

これじゃあ、一回しかみれないし、良い席を取るために、開演まで並ぶ醍醐味とか、見やすい席を求めてさまようイライラとかが味わえない。

軽くショックを受けながら、指定席をとるためにチケット販売窓口にいって、チケットを買いました。

窓口のお姉さんが、粗末な座席表を出して言いました

「座席はほとんどあいてますが、どこがいいですか?」

…っていうか、開演10分前です。

「じゃあ真ん中のココで」

チケットを発券してもらって劇場に入ると、そこには


…誰もいませんでした。
ほとんどじゃなくて全部じゃん。



危うく、私一人のために映画上映してもらうところでしたが、3分くらい前になってやっと人がちらほら、最終的に8人で『ツーリスト』観ました。ちなみに、座席数は300席です。いくら上映開始から日にちがたってるからってこれは、楽しい…じゃなくて寂しい。


みんな、チケットの指定席とかお構いなしで、好きなとこにすわって観ました。これじゃ、入れ替えになったこと以外、前となんの代わりもないですネ。


つぶれないのが不思議でたまらない。でもつぶれてもらっちゃこまる。