続・タグさんの風雪

あっこんなところに・・
という感じであちこちに生存の痕跡を残そうという儚い試みです。

景気

2010-06-17 19:14:38 | 日記

アンケート、市場調査の件数が半端ではない。



ここのところ毎日数十件、日当の出る座談会やら試供品の頒布会も目白押しだ。



お誘いがあるのは大助かりなのだが、日程が重複してしまうから具合が悪い。



新製品のマーケティングの市場調査の活発化は景気回復の先行指標のひとつなのだ。



産業界が景気回復を前提にした新規開発、投資のスタンスに変化し始めているということだ。



民主政権への安心感が産業界の投資回復意欲に繋がっているような気がする。



財政問題を消費税へ転化してしまえば日本経済は従来路線を大きく外れることはなくなる。既存利権がある程度尊重されるということが、その選択によって明らかになれば、放っておいても投資は活発化する。



民主政権に革命的な何かを期待していた向きにはガッカリだろうが、国民主権という便利な言い訳を標榜している政党なんだから、元よりその程度のものと思っておいたほうがいいのだろう。



官僚達の企画した財政不安キャンペーンが功を奏して国民に浸透したから、政権与党は増税という安直な再建策に手を出せることになったのだが、元々の連携プレーではなく後から乗った形の民主の今後が気になるね。
















悩ましい

2010-06-17 01:07:41 | 日記

郵便局の仕分けセンターの採用通知というのが届いた。悩ましいのは封筒の表に赤い判で転送不要とあることだ、どうやら手違いで転送されてきたようだ。



三時間の事前訓練というのが来週あるそうで、その日時と場所は後日案内するとある。



その連絡文書も手違いで配達されるとは思えないのだ。



おまけに前の会社の雇用保険の被保険者証を持ってこいとかある。被保険者証は30年以上前のものが何故か年金手帳に貼り付いているので、それで押し通すつもりだが、正式の事前訓練通知が転送不要で戻されてしまったら全てアウトだ。



だから他の求職も中断せずに続けて行こうと思っている。



いずれにせよ引っ掛かったのは吉報ではある。



だから今晩は勤務場所のフェリーターミナルまで予行演習で行って来た。



地図を見たら新木津川大橋を渡って港湾の埋立地に入れば約40分で着くというところ。



地図では大橋の手前で道路が大きなループになっている。変な感じはしたが善は急げで行って見た方が早い。



大正駅から大正通りを真っ直ぐどこまでも南下する。突き当たりが旧工業団地の中山製鋼所だ。30年前に何度か仕事で来たことがある。



見たような風景の続く中をひたすら道なりに進む。



眼前に現れたのは巨大な螺旋道路だ。しかも四重の螺旋だ。



立派に威風堂々とそこにそびえている。



新木津川大橋は雲を突く高さにあって、丁度東京湾岸のレインボーブリッジのような造りではないか。



確かに地図にすればループ道路にしか見えない、それが四重とは。まるで騙されたような感じだ。



自転車を止めて気を落ち着かせてどうするかを考えてみる。ループの直径を100mと見て円周は314mその四倍は約1200m、但し橋の真ん中あたりまで傾斜が続いてるようなので2000mの急勾配の坂道と考える。



乗ったまんまで上り切れるかどうかは分からない、途中で押して上がることになったらこれはかなり辛い。



ここで帰るよりはやれるところまでやってみよう、そう思い直してループに入ってみた。



余り使う人がいないのだろう道は表面が風水に荒らされてかなり痛んでいる。



歩道ではなく車道側を走る方が楽そうだが、高い柵で隔てられているからコース変更は出来ない。



やはり勾配がきつい。一周目で息が上がってきた、汗が顔を伝い落ちる。



横を車が珍しそうに見ながら登っていく。



直線で距離を稼げずただ上に登るというのは悲しい、登ったら必ず降りることになるが、降りたからといって費やしたエネルギーが戻るわけではない。三周目で足がパンパンになって効かなくなってきた。ママチャリでは姿勢に無理がある、立ち漕ぎをするが息が上がってしまった。



降りて押して上がることにした。



押して歩くのはこれまた辛い。



しかしどうにかこうにかループのテッペンまで登りつめた。



橋を見るとまだ相当高いところにある、そこからもダラダラと登り坂が続いている。



やっとのことで橋の真ん中の一番高い所に出た。



落ち着いて休める場所ではないが、一休みだ。ペットボトルに水を持ってきてよかった。



しかしここは高い。大阪の市街や港がどこまでも見渡せる高さだ。



真下を見るとそれ程大きな人工運河ではない。こんなに高くする必要はあるのだろうか。



段々腹が立ってきたのは騙されたという感じの後遺症か。



何となく港の景観のために金をかけて設えたような気がする。下をクイーンエリザベスとか巨大豪華客船が行けば絵にはなるだろう。だがここをくぐる用はないだろうし、水深も無理な気がする。



兎に角登り切り渡り切ることはできた。



だがこれを毎日続けられるとは思えない。



もしそういうことになっても人には言えない。



気がおかしいと思われるのがオチだろう。



明日は遠回りでも別のルートを探してみるつもりだ。