あらら、繋がるわい。
どっか差し間違いたかいの。
暗い部屋に居ても所在ないので図書館にでも行ってきます。
明日はまた雨が降りそうなので今日の内に洗濯を済ませてしまいました。
ではまた、隙を見て・・
暗闇に慣れるために電気を消してどんなものか試してみる。
目が慣れてくるとまだ色んな小物が発光していて真っ暗闇という感じにはならない。モデムの小さなライトや空気清浄機のサインランプなどのかすかな光が壁に反射してこれが結構明るい。
買ってきたばかりの蝋燭を燈してみたが、これはこれで充分に実用の役に立ちそうだ。本を読んだり字を書いたりには辛いが、洗面所で顔を洗ったりする時には重宝しそうだ。
ガス湯沸し器の電源周りを調べてみると、湯沸しの下にコンセントがある。当方のベランダと直角に隣のベランダがあって、鉄柵を挟んで2台の湯沸かし器が並んで設置されている。
コンセントが二つ30cm位の間隔で並んでついている。
慌て者が湯沸かし器の掃除などをした際には、差し間違えるということも可能性としては否定できない位の距離だ。
浴槽にお湯を張り終わった頃に間違いに気付いて元通りに直すということも、日常生活では充分起こり得ることだろう。
二三日後にまた同じ間違いをしてしまうかもしれないが、こういう手違いは隣人が出掛けたのを見計らってからするべきだろう。
故意にこういうことをやると窃盗という犯罪が成立してしまうから絶対にやってはいけないのだが、過失から結果としてそうなってしまうこともあるから間違えないようにしなくてはね。
夜は長いが落日とともに床に入り夜明けに起き出すということもできなくはないが、深夜までは外で時間を潰す方がいいのかも知れない。
考え事をして過ごすには恵まれているが、普通のことをするには不便極まりない。
私の母親の出身地である和歌山の山奥に電気が来たのは60年程前の事らしい、それまでは日本中の山村ではランプで明かりを取っていたのだから大したことではないのだろう。
これは一度くらいは体験しておいた方がいいようなことかも知れない。
現代社会は時間の流れと静かに向き合うということがし難くなっているからね。
上げるべきではないね。
日本はお上の下賜金に頼って生きている人間の数が多過ぎるよ。
数の多さも問題だがそいつらが平均的な庶民より贅沢に暮らしているところが大問題だ。
今、色んなところに金詰まり現象の影響が出始めている気がする。
胴元の日本国が金を回せなくなって、元から杜撰な部分の綻びが糾弾の対象に取り上げられている。
相撲協会のゴタゴタも甘い汁を吸ってきた組織のひとつが炙り出されていると見るべきなのだろう。
昨日の治安行政の連中の人数と仕事振りは、電気が停止になるかもという身からは、そこまで完璧にしなくてもと率直に感じさせるものがあったよ。
生活に最低限の安心や安全は必要だが、そこにやたらと金を掛け過ぎてるよ。
その金は我々庶民が負担してることを考えると白々しい気分になってくる。
それと国民生活の楽しさを演出する娯楽にも金を掛け過ぎてるよ。
こちらの方は上手く乗せられて何のカンのと巻き上げられている庶民が馬鹿なのだが。
お笑い芸人やスポーツ選手や娯楽企業の社員の収入は庶民が商品を高く買わされることで賄われている。
大相撲しか楽しみが無かった時代ならわかるが、野球あり、サッカーあり、ゴルフありの時代なんだからな。
一度やり始めたら止められないのが日本人だが、金が廻らないなら捨てる選択をするしかないではないか。
あと数年今の状態の緊縮財政を続ければ、金の流れが変わって大分スッキリしてくる。
なにしろモトがないんだから、放っておけば食い合いが始まって淘汰されていくよ。
それで飯を食ってる連中は騒ぐだろうが、それはこっちの知ったことではない。
あ、そうそう、明日から電気が止まるんだ。
だからブログの更新は暫くお休みになります。
これから百均行って蝋燭を買ってきます。
こっちはもっと大変なんだ。
複数のサイレンの音で目が覚めた。
いつもならパトカーのサイレンは少しずつ遠ざかるのだが、近付いて来ていきなり止まるから少し様子が違う。
一台、また一台とパトが集まって来ているようだ。
無線で何やら話している声も聞こえてくる。
ざわついた外の様子がいつもの雰囲気とは違っている。
「殺す」の張り紙を思い出す。
だがこのマンションが舞台ならドアの前や階段がもっと騒がしいはずだ。
拡声器が「包囲されている、大人しく出てきなさい」とか流し始めるかも知れない。
寝ぼけた顔で降りていったらいきなりフラッシュがたかれて全国中継とかも有り得るな、とか妄想し始めるともう寝てられない。
顔だけ洗って大急ぎで着替えて外に出てみた。
マンションの向かいが木津川取水所とかで横に空き地がある、そこの所に三台の赤い消防車のような車が停まっており、その横に浪速警察のパトが二台、少し離れた大正橋の袂には西警察のパトが二台。
自転車に跨った野次馬数十人ほどが遠巻きにしてそれを眺めている。
手近の野次馬の1人に聞いてみる「火事ですか?」、「さあ、なんやろね」、まるで要領を得ない。
こういうときはガキ連中の方が頼りになる。
二人づれの小学生に同じ事を聞いてみた、「誰か川で死んだんで、船で引き上げてる」とこっちはかなり詳しい。
ちょこまか動き回って情報を集めるから子供の方が全体をよく知っている。
川なら橋の上の方がいいとそっちへ向かうと橋の上は既に黒山の人だかりで大勢が川を見下ろしている。
隙間が無いので横に移動しているとポッカリと人のいない空間がある。なんと臭っさいホームレスのおっさんがいて、その両側には人がいないのだ。おっさんが横に動くと空間も移動する。
それを利用して欄干に取り付いて下を見ると行政の船二隻が赤いライトを点滅させてグルグル周回している。
既に遺体?の収容は終わって遺留物やら漂流物を収容しているようだ。
野次馬も一人減り二人減りと少なくなってきた。
いい場面は見逃したようだ。
何が起きたのか詳しいことは分からんが、大体大よそのことは分かった。
都会のひとコマの風景に過ぎんのだろう、皆それなりに好奇心を満足させて各々の時間に戻っていく。
何処かの誰かが何かの事情で川で死んだのだろう。