カンボジア教育支援のボランティア活動で、お世話になっているシャンティ国際ボランティア会から、残念な連絡が来ました。
「プノンペンのスラムに移動図書館を建設したい」と、かねてから候補地を探してもらい、計画を立てていました。
しかし、「どうしても許可される土地がみつからない」との現地スタッフからの報告です。
まだ時期が無理なのでしょうか?毎日、本を読みたがっている子どもたちの姿を想いだすと、残念でなりません。
内戦が終結したカンボジアは目覚ましい復興を遂げつつあります。
でも一方では、貧富の格差が拡大し、農村の人々はほとんど貧しい生活のままです。
一攫千金を狙って地方から首都に出てきた人の多くは、夢破れ、スラムの貧民街に集団で暮らしています。
学校に通うこともできない子どもたちは、ゴミ山からお金になりそうなものを拾って生活しています。
絵本を楽しむことも、本から学ぶもとも出来ない生活を余儀なくされているのです。
そんな中で、私どもと篤志家の方と共同で出資して購入した、移動図書館車が通ってくるのを待っています。
貪るように本を眺める多くの子どもたちに出逢いました。
彼らに「お菓子と本があったら、どちらが欲しい?」と、質問しました。
すべての子どもたちは、本を選びました。
「だってお菓子は食べてしまえばお終いだけど、本はいつまでも残るでしょう」
食い入るようにすみずみまで、繰り返し本をめくる子どもたちなのです。
「いつかは、この子たちのために一日中居られる図書館を作ってあげたい」と、心から念じます。
「プノンペンのスラムに移動図書館を建設したい」と、かねてから候補地を探してもらい、計画を立てていました。
しかし、「どうしても許可される土地がみつからない」との現地スタッフからの報告です。
まだ時期が無理なのでしょうか?毎日、本を読みたがっている子どもたちの姿を想いだすと、残念でなりません。
内戦が終結したカンボジアは目覚ましい復興を遂げつつあります。
でも一方では、貧富の格差が拡大し、農村の人々はほとんど貧しい生活のままです。
一攫千金を狙って地方から首都に出てきた人の多くは、夢破れ、スラムの貧民街に集団で暮らしています。
学校に通うこともできない子どもたちは、ゴミ山からお金になりそうなものを拾って生活しています。
絵本を楽しむことも、本から学ぶもとも出来ない生活を余儀なくされているのです。
そんな中で、私どもと篤志家の方と共同で出資して購入した、移動図書館車が通ってくるのを待っています。
貪るように本を眺める多くの子どもたちに出逢いました。
彼らに「お菓子と本があったら、どちらが欲しい?」と、質問しました。
すべての子どもたちは、本を選びました。
「だってお菓子は食べてしまえばお終いだけど、本はいつまでも残るでしょう」
食い入るようにすみずみまで、繰り返し本をめくる子どもたちなのです。
「いつかは、この子たちのために一日中居られる図書館を作ってあげたい」と、心から念じます。