社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

スポーツは「心のケア」で貢献を!

2011-06-28 08:29:03 | Weblog
 プロスポーツの関係者からこんな話を聞いた。

 「災害が起きたとき必要なのは」
 ①人命の救助
 ②支援物資の供給
 ③義援金等による金銭援助
 ④精神的なケアー
このうち、スポーツに出来ることは③と④だという。

 今、義援金による援助は様々な形で行われている。

 チャリティーや選手個人の寄付、インターネットで街頭などでの募金集め。

 震災発生後は現地に入れるような状況にはなかっただけに、スポーツの注目度を使って多くの人から義援金を集めることは有効な手段だった。これは今後も継続していく必要がある。

 だが、時が経つにつれスポーツによる被災地支援は次の段階にはいっていくだろう。

 それは、被災者の心を癒す直接的な支援だ。

 震災発生後のスポーツ界を見てみると、アスリート達がいち早く動き、インターネットでメッセージを発信したり、義援金集めに奔走している。

 スポーツは社会の支えなしにはあり得ず、今回はスポーツが社会のために何かをしなければならないという意思が伝わってくる。

 被災地支援は、長期にわたる。

 競技団体はこうした動きが形となって定着するよう、しっかりと支援して欲しい。

 スポーツと社会が共にあることを再認識し、行動に移す大切な機会だ。

(*以上、指導者のためのスポーツジャーナルより)

 卓球においても、震災後すぐ卓球メーカーや多くの卓球人から物資の支援を受けたし、その後にはトップアスリート達の被災地に対して現地を訪れ、卓球講習会などを開催していただいた。もちろん手弁当である。

 日本卓球協会からは、ミニ卓球台の贈呈が行なわれたり、現在は大会等で使用できる卓球台の準備も関連メーカーの支援を受け進められていると聞いている。

 被災地にいる我々卓球人も支援を受けるだけでなく、出来る限り大会等も開催し地元の子どもたちにゆめと勇気を与えなければならないと思っている。

 「一歩前に!」