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罪悪感。

2011-06-21 21:12:58 | 会社
床下には色々な小さな生き物が居て暮らしている。

そこに僕は押し入り毒を撒きながら去っていく。

後に残るのは、そこで生きていた虫達の悶えながら息絶えていく姿だ。

撒いている薬は白蟻用の薬で他の虫には効きづらいとうたっている、
そのせいか薬をかけられた虫は、
よろよろ動きながらひっくりかえって戻ろうとしてまたひっくりかえったり
息絶えていくのに時間がかかる。

昨日、アシダカグモに薬をかけた、よく見ると卵を持っていて
薬の勢いで壁に張り付いた卵を残して蜘蛛はよろよろと去っていった。

床下で虫を見つけると無意識的に薬をかける、それは仕事なのだから当たり前の事ですが
かけた後の虫の姿をみると居た堪れなくなる。

僕はこの仕事に向いていない、そう思った。

でもお金のために今辞める事はできないという自己嫌悪。