友達のお母さんが三重テレビに出演するのと、
お母さんが気に入っている曾我蕭白という墨絵画家の展覧会が三重県立美術館でやっているので三人で見に行かせて貰いました。
曾我蕭白という人は、今回まで知る機会は無く初めて作品を見ましたが、
友達のお母さんが言うように墨絵にしてはデフォルメ調の現代に通ずる画風という感じでした。
墨絵なので題材が中華をイメージしたものが多く、そういえば何故墨絵はこのイメージばかりなんだろうと、
切りたった岩山、流れる水、松、梅、鶴、鷲、獅子、仙人、童子、およそ大体がこの記号でなりたっている。
その中で自己流を用いて自己を表現している、
一階が曾我蕭白本人、二階が同時期の墨絵画家となっていてその個性が良く読み取れる。
正直そこから僕の絵に対する何かがあったわけではないですが、これもひとつの芸術だろう思います。
それから、美術館に入る時は三人一緒だったのですが、見る時間が違うので見始めてすぐばらばらになって、
殆ど一人で見に来ているような感覚でした。
一階が終わり二階に上がっていくとお母さんが出口から出てきて、友達はもう見終わって座ってました。
少し早めに残りを見て回って見終わった後、友達に電話すると、各自解散ってことになってもう帰ってるよと言う事。
こういう見て回る系統は、僕はじっくり見すぎてしまうのですがここでもそれが発病していて、
うーんと思いながら一人原付に跨り家に帰りました。