海苔屋十三日目。

新しい人が入ってきました。

ダンボールを五段詰めない人なんですが、
明日来るかは半分半分。

結構話しましたが真意の見え辛い人でした。

不本意な事があって、
嫌々ながら続けていたら慣れてきた自分が居ます。

仕事も若干ながら余裕が出てきて、
社長さんの叱咤にも上辺で返事をすることが平気になってきた。

今日新人が怒られているのを客観的に見て、あの人はああいう言い方しか出来ないという事と、
あの人の言ったことが効率的でない時があるので自己判断がベストということがわかった、
自己判断で動けるようになってくると、
社長さんに言われた事に対する鬱憤も減るようだ。

今日と昨日は変則的でいつもより楽だと思うので仕事に慣れたのか単に楽なのか判りませんが。

それと、また新たな驚きがあって、
乾燥し終えた海苔を出して入れる作業は、本当は出すだけで入れるのはおばちゃんの作業らしく、
ダンボール箱に海苔を移している僕を見て、息子さんは、親父はどこまでやらせるんだろうかと思っていたらしい。

だろうと思ってました、
面接の時に言っていた仕事からどんどん増えていたし、
一人でするには量多すぎと思っていたので、
しかしこれで、やればやるほど新たな仕事が増えることが立証されたので、
これ以上頑張らず、時々もう少し早くしろと言われる今が丁度良いという事とかな、
しかし向上心の削ぐそのやり方は会社としてどうなんだろうか。

それと、息子さんが内情的なことをぶっちゃけるようになってきたので、
だいぶ信用度が上がってきてるんでしょうが、それは辞めづらくなるのでやめて欲しいなぁ、
多分辞めていく人が多くて相対的に上がってるでしょう、
情にほだされそうでまずい。