歴史民俗資料館側から大倉公園を見るとこんな感じ。
歴史民俗資料館ではリニューアル工事が着々と進んでいます。
中央図書館が、おおぶ文化交流の杜allobu(アローブ)に移転し、空いた跡地を、歴史民俗資料館を拡充して、公文書保存館を新設、展示スペースや市民スペースにリフォームする工事です。
おおぶ文化交流の杜新設整備では、計画性や過剰整備で批判を重ね、慎重派を貫いた私でしたが、その中のひとつの論点がこれでした。
中央図書館が手狭で、拡充を求める市民の声は理解する。拡充に異論はないが、多額の税金を投じて別に場所を求めて新設するなら、市の用地や施設の総量や配置を見直し、少しでも合理的に、将来的に有効なことができないか。示されている案は地方都市として過剰整備ではないか。これらの点を再検証してから、図書館拡充のニーズに応えるべきである。これが批判の主な論点でした。
私が公共施設マネジメントという言葉を知る随分前に示した論点です。公共施設マネジメントがブームになる昨今よりほぼ7年前に、自分で見出だしたものでした。
「図書館は新設移転する。跡地の利用はまた考える」市の答弁は終始これでした。
その後、移転・新設が議決されてからは、公文書保存館とは何ぞや、大倉公園隣接や市役所至近などの立地を生かした活用を、との発言も致しまして、今に至ります。
リニューアル検討会議の会議録が市教育委員会のHPに公開されています。会議最終回のものですが、案の図面や、問答でわかる見方考え方もあるので、良かったらご覧ください。→こちら(PDF)
児童書については、隣接の大府児童老人福祉センターの図書を拡充する、歴史民俗資料館の拡充、兼、貸館としても利用できる展示スペースや視聴覚室、会議室などを整備、公文書については閲覧に適したものを市民の閲覧に提供する、というものが主な内容です。
この工事何やってるの、図書館跡はどうなっちゃうの、という地域からのお声も時折いただきますし、この12月議会では、歴史民俗資料館の設置管理条例の改正が提案されているところで、ちょっと書き留めておきます。
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公式ホームページ、コンテンツや記事を追加しています。
良かったらご覧ください。こちら→大府市議会議員 たかばとくこ
私が1期目のうち丸3年間を費やし、
膨大な資料を開示請求したり、弁護士さんやコンサルタント会社の友人から情報を得たり、
開示請求の不開示に対し異議申し立てをしたりと、(これは思いがけない結果に、不開示情報が開示になったりという果実もありましたが)
ずっと追求してきたおおぶ文化交流の杜事業について、
残念ながら力及ばず、設置条例が賛成多数で本日可決されました。
それでも、当初は私一人が「このまま進めてはいけない」と言っていたものが、
過半数を反対に考え直してもらうということはできなかったものの、
本日は21名の議員のうちの5名が反対するという結果ではありました。
途中、リーマンショックで計画を延期し見直すという経過を辿り、
私が指摘してきたことの一定は、コスト約2割縮減の規模縮小に反映されました。
私の指摘を受けてのことではない、と言われるかもしれませんが、
実際に指摘したことが縮小部分になったということは、
「ここまでは必要ない」と述べた私の見解と、
推進側も一致したということでもあったと思います。
選挙の際にあちこちで街頭演説を繰り返しましたが、
「こんな建設事業は要らない」「こういう計画があるということを知らせてくれてありがとう」といった反応をあちこちでいただきました。
そうした皆様のお声に力をいただきましたが、結果として止められなかったのは、残念でなりません。
しかし、過半数の、建設に賛成の表決をされた議員さんたちも、
選挙で信託をうけておられます。
選挙の結果、こういう結果になりました。
新図書館と音楽ホールの複合施設の建設が、
将来世代へ、心の健康・文化や生涯学習の充実 といった果実となるのか、
それとも、大きな財政負担となってのしかかっていくのか、
決定してしまったからには、みんなで見届けていくしかありません。
膨大な資料を開示請求したり、弁護士さんやコンサルタント会社の友人から情報を得たり、
開示請求の不開示に対し異議申し立てをしたりと、(これは思いがけない結果に、不開示情報が開示になったりという果実もありましたが)
ずっと追求してきたおおぶ文化交流の杜事業について、
残念ながら力及ばず、設置条例が賛成多数で本日可決されました。
それでも、当初は私一人が「このまま進めてはいけない」と言っていたものが、
過半数を反対に考え直してもらうということはできなかったものの、
本日は21名の議員のうちの5名が反対するという結果ではありました。
途中、リーマンショックで計画を延期し見直すという経過を辿り、
私が指摘してきたことの一定は、コスト約2割縮減の規模縮小に反映されました。
私の指摘を受けてのことではない、と言われるかもしれませんが、
実際に指摘したことが縮小部分になったということは、
「ここまでは必要ない」と述べた私の見解と、
推進側も一致したということでもあったと思います。
選挙の際にあちこちで街頭演説を繰り返しましたが、
「こんな建設事業は要らない」「こういう計画があるということを知らせてくれてありがとう」といった反応をあちこちでいただきました。
そうした皆様のお声に力をいただきましたが、結果として止められなかったのは、残念でなりません。
しかし、過半数の、建設に賛成の表決をされた議員さんたちも、
選挙で信託をうけておられます。
選挙の結果、こういう結果になりました。
新図書館と音楽ホールの複合施設の建設が、
将来世代へ、心の健康・文化や生涯学習の充実 といった果実となるのか、
それとも、大きな財政負担となってのしかかっていくのか、
決定してしまったからには、みんなで見届けていくしかありません。