大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

条例づくり交流会議IN九州 そしてIN名古屋へ  

2010-05-29 23:53:06 | 未分類
本日は大府小学校の運動会で、来賓案内を戴いておりました。「市民と議員の条例づくり交流会議IN九州」参加のため出席できないことをお詫び申し上げます。


早朝に福岡市・天神に到着。
福岡市東区にお住まいの、政治・地方自治の先達である方が、かつて私が東区に住んでいたことを聞き「東区つながり」で朝のうちご案内してくださることに。

お忙しい中、天神でピックアップしていただき、東区博多湾エリアの埋め立て地・香椎パークポート&アイランドシティ、それから千早総合駅周辺の再開発エリアを拝見。
かつて住んでいた当時との変化に驚き懐かしみ楽しむ一方で、港湾を持つ都市の港と埋立地の関係、大規模開発の陰と陽、博多湾の自然環境と既存住民の景観利益等々、自分が今都市経営に対して関心の高いあれこれを、福岡市に当てはめて考えてしまう一面も。
この時代にここで子育てをしていたらどうかな?都市経営を考えず受益者だけで考えたら、かつて住んでいた千早は交通至便で橋を渡れば大きなあたらしい公園、とかなり恵まれた環境です。

先達は交流会議IN九州の中心人物なので、会議の準備にお別れし、私は千早西小学校へ。今もこの地に住む、子どものソフトボールの指導をしてくださっていた友人パパさんが、11年ぶりだというのに「自転車貸し出し」を快諾くださったので拝借に。
交流会議の時間まで、自転車で千早西小学校区をまわりました。
ここでは子ども会の世話役と、PTA役員、生協の委員、家計の助けにダスキンのお仕事をと、学区をまわり地域に密着して暮らしていましたから、校区全体全てが第二のふるさと。様変わりしたところも多いし変わらないところもあり。今もここに住む友人をアポなし訪問して驚かせてしまいました^^;(脅かしてごめん、でも顔が見れてうれしかった!)

さて、いよいよ本命の市民と議員の条例づくり交流会議IN九州
プログラムはこちら
今回は参加者としてというより、企画進行の視察と、IN名古屋の方向性を考えるために来ています。
たくさんのスタッフが綿密に作られた準備のもとに、過不足なく進行していきます。
全体会を途中で抜け出し、名古屋開催について全国的に期待される(要求される)テーマは何か、これから開催までの課題は何か、など本部運営委員の方々と打ち合わせ。
越えなければいけないハードルと、そのために取り掛からなければならないことがはっきりしてきました。
分科会には第2会場の「ワールドカフェ」に参加。これ、本当に楽しみにしていたんです!
偶然とはすごいもので、「各自お好きなテーブルへどうぞ」とたまたまついたテーブルは大変よいメンバーでした。話をあまり自分よりに引っ張らないように気をつけたつもりでしたが、果たしてうまくバランスが取れていたかな?
テーブルごとに「市民も議員も幸せになるための3か条」をつくるというのが最終的なテーマだったのですが、私たちのテーブルは市民2名、議員1名、行政マン2名という構成だったので、
議員も行政マンも、その立場として居ることもあれば、いち市民でもある。ピラミッド上下関係ではなく流動的なイーブンな関係→「市民も議員も」ではなく「みんなが」のテーマである 
という前提で合意し「All Win All Happy」のためには?
あくまでもイーブンな関係の上にたち、市民、議員、行政がそれぞれの立場と役割を踏まえて、相互信頼・相互理解していくこと(を基本に各自アクションすること)
と結論し、テーブルの誰も異議不満なく満足の顔で別れていったのでした^^

これだけの規模(参加者にスタッフを含めると500人規模ぐらいでしょうか!)の会議をこの密度で作り上げたIN九州のみなさんに敬意&感謝です。多くの出会いもいただきました。

全体会の冒頭で「この後名古屋でも企画されております」とアナウンスいただき、交流会でも「次の名古屋の鷹羽さん、一言どうぞ!」とマイクの前でごあいさつに至り・・・さあ、みなさまのご期待にお応えできるだけのいものが作れるでしょうか…不安と責任感と、やるしかないぞと何となくワクワクの入り混じった状態で、ひとときを過ごしました。
個人の思いが先走り、「名古屋でやりたい!」と手を挙げてみたら、なんと「こちらでもやりたいと思っている、名古屋に先を越された」とおっしゃられる方が続々。そうした方々に応えることも求められます。条例づくり交流会議IN名古屋ではメーリングリストによる参加者を募っています!ぜひどうぞ!名古屋開催までカウントダウンあと半年です。
IN九州が大成功だったので「地方開催は面白い、自分も企画からいっしょにやりたい」と、九州会議の最中にもツイッターですでに飛び交いはじめています。


さて、明日は午前中福岡市東区散策をして、14時のフライトで帰ります。
メールの受信ボックスがどうなっているやら?地元の懸案事項どうにかしないと?月曜から6月議会だし?
頭をクールダウンしていくことをわきまえながら、今は興奮状態を楽しむことにします。



一般質問ヒヤリング/福岡へ  

2010-05-28 21:32:47 | 未分類
名古屋から福岡・天神へ向かう夜行バスの中から更新しています。
名古屋→天神の夜行バスに乗るのは多分約16年半ぶり。転勤が決まり、新学期まで単身赴任することになった夫の、引っ越しの手伝いに行くときに利用して以来です。新居になるマンションに荷物を収めて、1週間ほど滞在し夫を残して大府に戻りました。
その後年度末に子どもたちを連れて福岡に移り住んでからは、名古屋との往復は子連れでしたから専ら飛行機。夜行バスに乗る機会はなかったのでした。
で、福岡で約5年過ごし、大府に戻って10年以上過ぎた、と、本当に早いものです。


さて、条例づくり交流会議in九州に参加するため移動中なのですが
今日午前は、一般質問のための聞き取りをしていました。
新駅構想について、一度きちんと頭を整頓し、態度をはっきりしておかないといけないと思っていて、
ロータリーの姿が見えてきたことから、市民のみなさまからご意見も頂戴していますし、いよいよ一般質問に取り上げることにしました。これまでにも一般質問しようと準備しかけたこともあったのですが、他に緊急性のあるものや適時性やらありまして…

ぶっつけ質問ではなくて、予め担当課の状況やJR側の反応はどうかと聞き取りをしたうえで、新駅問題について私なりのひとつの方向性をはっきりしていくつもりです。
聞き取りには4人もの職員が都合をつけ時間をとってくれました。ムダな時間にならないよう真剣に話し、提案もしました。
これからの大府市に対する思いを少しでも受け止めてくれていると良いのですが。

市民のみなさんが疑問を感じているところを、市役所側に伝え、その疑問が少しでも晴れるような一般質問になるように、これから落とし込み作業にかかります。



HPのブログの異変

2010-05-28 00:00:18 | 未分類
昨日書いたとおり、HPに連動しているブログが表示できなくなっているのですが、うちのITチームによると、15日に1時間で5000件を越えるスパムコメントを受けていたとのこと。
おそらくそれが、今回のトラブルの引き金になったと思われるそうです。

コメント欄はブログ開設当初、荒らしの心配もあり受け付けない設定にしていました。
でも、わずかながら議員として経験を重ね始めてみたら、やはりみなさんからお声をいただく機会は多いほうがいいだろうと考えるようになり、コメントを受け付けるようにしたものです。
あまりコメントはいただけませんでしたが、それでもここしばらく、ちょっとづつ反応が出てきていました。

残念ながら、これまでのブログを完全に復旧するのは大変難しいとのこと。
600件近い日記の、辛うじて記録だけは残せたそうですが、分類づけていたタグは全て飛んでしまいました。
みなさんへの報告でもあり、自分の覚え書きや記録になっていただけに、残念の一言で済ませたくないほどショックを受けています。
スパムコメントへの対応が早くとれるだけの技術を私が持っていなかったのがミスといえばそうですから、落ち込んでいても仕方がないですね。

twitterでこの事態をコメントしたら、悪質な業務妨害だから通報したほうがいい、との返信もいただきました。

少し前に、コメント欄にうまく掲載できなかった、とのメールをいただいていましたから、その時すでにおかしかったのでしょうね。
表示されなくなってからは、「あまりに正直に、危険な内情まで書いているから、嫌がらせを受けているのではないですか」との心配のお声も複数いただいていまして、
まさかそんなことはないでしょう、と思っていたのが、あながちそうでもなかったのかもしれません・・・

応急処置として、HPのトップに、これまでのブログに異常があることと、当面このyahooブログを見ていただくようお知らせを掲載しました。
http://tokuko.takaba-jp.com/

併せて、HPの視察報告のページに、先日5月13日、14日に参加した地方自治経営学会のレポートを掲載しました。
http://tokuko.takaba-jp.com/sisatu/sisatu.html
話そう会のページも、第6回終了 に改めました。
http://tokuko.takaba-jp.com/talk.html

HPの全面リニューアルもそろそろ、と考えていましたが、どうも当分それどころではなさそうです。



九州に行ってきます  

2010-05-25 23:33:21 | 未分類
HPにリンクしている方のブログに不具合が発生して、表示できなくなっています。
数日前から更新・投稿ができなくなっており、市民の方からも「コメントが書けない」と連絡をいただいていたところでした。
うちのITチームが調べています。しばらく公式日記はこちら1本になります。

さて、この土曜日29日は条例づくり交流会議in九州が行われます。
http://ac.moyaikyushu.org/
条例づくり交流会議といえば、議会基本条例や議会改革のあちこちの取り組みが採り上げられているイメージですが、今回のIN九州のプログラムは、より市民視点を重視しているようです。
確かに、議会改革は、気がつけば「改革すること」が目的になってしまっていて、「なんのために議会改革せねばならないのか」がだんだん薄れてきているようにも見えます。
最初に、この IN九州のプログラムを拝見した時に、
議会改革は、より市民に近づき分かり合い伝え合い、ほんとうに市民に根ざした議会になるためにするもの。
という「議会改革はなんのためにするのか」の原点を示されたように感じたのでした。
明確に「この政策を研究する」というより、「自分の議員としての興味、追求」のために行きたい、と思いましたから、政務調査費は使わずに参加してきます。
参加を決めた時に、すでに航空券の早割りの一番安い時期が終わってしまっていましたので、金曜夜発の夜行バスで福岡に行き、会議に参加し1泊。明くる日曜日は昼過ぎの航空便で帰途につきます。
末っ子が修学旅行間際なので、早めに帰って荷作りの確認をしないといけないので。

福岡市は、子ども達が幼い頃、約5年暮らした懐かしいまちです。
土曜早朝に天神に着いてから、午前中いっぱいと、日曜午前は自由時間になりますから、幼い子ども達の手をひいて、ベビーカーを押して、子ども会やPTA、生協の役員で走り回った東区千早界隈を探検してくる予定です。
随分様変わりしているらしい。

ちょっと、思い出に会ってきます。


29日(土)は、大府小学校の運動会で、来賓のご案内をいただいていましたが、条例づくり交流会議に参加を決めたため、申し訳ありませんが出席できません。
私などに案内をくださった学校には大変失礼なこととお詫び申し上げます。
しかし、来賓出席と、議員として政策や研究の対象となる会議・研修が重なったときは、後者を優先すると自分で決めております。
大府小学校さんだけでなく、どちらさまにも一律そのようにしておりますことをご理解いただけましたら。



(仮称)おおぶ文化交流の杜 実施方針が公表されます

2010-05-24 21:35:45 | 未分類
大府市議会21名中、ただひとり疑問を呈し続けてきた図書館と音楽ホールの文化複合施設「(仮称)おおぶ文化交流の杜」。
2年凍結の発表の後、早々に凍結解除し推進に転じています。
本日24時(25日午前零時)に、大府市ホームページに
実施方針
要求水準書(案)
管理運営計画書(案)
が掲載されるそうです。
(仮称)おおぶ文化交流の杜準備室サイト
http://www.city.obu.aichi.jp/soshiki_view.php?so_cd1=3&so_cd2=5&so_cd3=0&so_cd4=0&so_cd5=0&bn_cd=16

HP公開を前に、議員向け説明をするとのことで、本日午前聞いてきました。
会派ごとに説明をするので、私は一人できくことができます。
どうしても建ってしまうなら、税金を使ってしまうなら、少しでも良いものにしてほしい。だから、いろいろ提案したいことも持っています。
しかし、そもそも建てることに対して納得がいかないので、一般質問で「よりよくする提案」を出すことは慎重です。
建てることに納得していないのに、施設への要求をするのは順番がおかしい、との考えが自分自身整頓できないからです。
ですので、こういう個別でヒヤリングをするときは、自分なりによりよくする提案もお話します。
例えば、
喫茶スペースについて、スワンベーカリーさんやさくらベーカリーさんのような、チャレンジドの活躍する場とできないか(その場にいた職員はみんなスワンさんもさくらさんも知らないとのことでしたorz)
サービスの受け手としてのチャレンジドだけでなく、提供者としてのチャレンジドへ参画機会の提供は。
市民交流機能について、既存のコラビアや社協とのバランスや互換性、そのコーディネートを誰がするのか、互いに指定管理の場合は協力関係でなく競う関係になりかねない側面があるのでは
縦割りのお役所の中で、ひとつの施設が複数所管に係るもので、横串展開のサンプルケースとしてできる限りの果実を取るには
ハコの物理的な面やPFIという手法を使ったというだけでは今や何の賞賛にもならない。市民の情報・知識・活動の集積する場として最大限活かし、ソフト面をフル装備するぐらいの細やかさと大胆さを持つことで、誇れる資産にするというぐらいの志を持ってほしい

などなど思うまま伝えました。でも、建設を良く思っていないんですよね、という確認に対しての私の回答。
20年前に頭出しした計画なのに、基金を全く積んでいない。
図書館基本計画がなく、市の図書サービス全体の棚卸とその結果としての需要へ導き出されていない。
交流機能や音楽ホールなどについては、公民館や学校施設など市の施設全体の運用・活用について棚卸がなく、今ある施設利用を少し広げることで補えるものなど精査されていない。それらと比較しての必要性が検討された形跡がない。
全て一般質問で明言してきたことですが、2年以上追求してきてどれも納得できなかったことを再度述べました。

この後議決にかかるのは以下です。
23年3月 債務負担行為の設定
23年6月 設置管理条例制定と、契約締結の議決。

さて。
23年4月には市議会議員選挙があります。
改選時に、このままの計画で建設することを良しとしない議員が多く誕生すれば、着工前に阻止できるということです。

ご覧のみなさま、この建設計画、このまま進めても良いのですか?