【すみません、議案の内容でなく、日記です】
朝9時から開始、全ての議案の審査が終わったのは18時過ぎ。
それからさらに、副委員長として委員長と事務局担当者とで、本会議に委員長報告をするための、それぞれの議案の論点整理。どの委員のどの質疑と答弁が、その議案の姿をわかるものにしているか、ひっかかりがあるとして問いただしているのはどういった点か、をおさらいします。
全部終わって庁舎を出たのは19時をまわっていました。
私は副委員長ですから、進行係ではないので、質疑もしています。しかし、自分の質疑で手一杯になって他の委員のやりとりがさっぱり頭に入ってこない、ということがあってはいかんのですよ。
委員長は、基本的な台本は事前に作ってありますが、その委員の質疑の意図は何か、かみあった答弁がされているか、議題から離れたやりとりになっていないか、など、委員会の開催中、ずっと集中していないといけないので、大変です。かつては名誉職として、台本を読むだけ(それにフリガナまでつけてもらってあったりして!)で、審議の内容を聞き取ることができなくてもいい、という時代もあったようですが、今の大府市議会では、そういうわけにはいきません。
特にこの2年、私が副委員長で、委員長は早川議員、という組み合わせだったので、早川議員は自分が質疑できない進行に徹する役割でも、事前に委員会で扱う全ての議案を調べてあり、質疑応答が何を指してやりとりしているのか、ちゃんとわかるように準備をして臨んでいて、
委員長になったら質疑できないじゃん、と単に議案を掘り下げられないことをイメージしていた私は、委員長の大変さを横で見せてもらいました。
この看板も、委員会の開催日は市役所正面玄関に置くのですが、朝委員長が玄関まで運び、私は委員会が終わったら片付けるお役目、とそんな単純作業も、委員長は厭わずにやっておられました。
早川議員と私が正副委員長を仰せつかった厚生文教委員会(昨年度)と今年の建設消防委員会に限らず、2期目のこの4年間で、委員会の審議の様子も随分変わりました。本会議で採決前になされる委員長報告も随分変わりました。
誰が言ったから採り上げなくて良い、ではなく、論点として、議案の姿を掘り下げるものとして、その質疑応答は本会議に報告すべきことかどうか。
不明瞭な質疑は、委員長がその場で、質疑の内容を確認したり、整理して改めて問うよう促したり。
委員会で賛否の討論があれば、それも報告されるようになり、委員会での討論が増えました。1期目当時は、討論は、本会議ではあっても、委員会ではあまりなかった記憶なのですが。。。
こうして変わってきた大府市議会が、後戻りしないように、自分ももちろんですが、前向きな議会の姿を作っている同僚の方々とともに、また戻ってきて、さらに中身のある議会にしていきたい、との思いを改めて。