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2017年3月25日
松尾芭蕉「奥の細道」
古来より有名な紀行文ですが、
僕が最も好きな句が、上記
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」です。
松尾芭蕉の生涯作句数は
本人作と確認できるものだけで、982句ありますが
その中でも、10指に入る秀句だと、思います。
さて、今回もいろは歌に続き
オールひらがなで書いてみました。
なお、後年 鳴き声の主が
「アブラゼミ」か?「ニイニイゼミ」か?
の文学論争が起き、
医師・作家 斎藤茂吉の「アブラゼミ説」と、
文芸評論家 小宮豊隆の「ニイニイゼミ説」が
真っ向から対立しましたが、
斎藤茂吉自身の現場検証の結果、
かの句が作られた7月13日当時
立石寺近辺では、アブラゼミは発生しておらず、
「ニイニイゼミ説」を認め、落ち着いたとの事です。
番長も 「ニイニイゼミ」だと、確信します。
岩に浸み入る(浸み込む)ニイニイゼミの鳴き声が、
深山幽谷の静寂を、さらに引き立てている
と、思えてならないからです。
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