〒299-5295 千葉県勝浦市新官841番地
千葉県南東部、勝浦市内に立地する国際武道大学キャンパス内にあるサッカー専用グラウンド。
2004年9月に竣工した当時、関東で最も早くロングパイル人工芝化した大学グラウンド
だったとのこと。
(グラウンド全景)
(芝の表面はこんな様子)
竣工から数年経ったため、ロングパイルというよりショートパイル人工芝のように
なっている。よってボールは割と走りやすい。
ここのグラウンドで特筆すべき点は夜間照明、放送塔、そして224席ある
背もたれ付き椅子席のスタンドが備わっていることだろう。
(国際武道大学公式サイトより)
なお、スタンド下には清潔な男女トイレも完備されている。
昨今の大学グランドは人工芝化が進んでいる所が多いが、観客のための施設は
2,3段のベンチシートやアルミ製スタンドが数基ある程度で練習場の範疇を
越えない所が殆どであるが、ここまで観戦者のための施設が充実している大学
グラウンドは滅多に無いものと思われる。
特に背もたれ付椅子席で観戦出来る環境は大学レベルではかなり優雅な気分に
浸ることが出来る。欲を言えばこれに屋根が掛かっていれば、もう言うことは
何も無いだろう。
バック側には移動式得点板と時計板もある。
これもローカルフットボールの世界であると無いではグレードが段違いなので
有難い設備の1つ。
余談だが、国際武道大学サッカー部は以前は関東大学リーグ2部に所属していたが
現在は千葉県大学リーグ1部をメインに活動している。
2010年5月9日、同大学監督として元ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)のGK
藤川隆幸氏を迎えれた。他の都県リーグと同じように2軍以下のチームは社会人リーグに
所属して活動している。千葉県リーグ1部の武道大は6月6日現在首位をキープ。2位の
順天堂大と優勝争いをしているが、当該2チームが優勝した場合は千葉県リーグの規定
により、最上位の社会人チームが関東大会に出場することになっている。
(参考)
藤川隆幸公式サイト
平成22年度千葉県社会人サッカーリーグ1部運営要項(PDF)
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余談だが、勝浦市は他の地方都市と同様に過疎化が進んでおり2万1千人余りの人口
(2009年9月末現在)のうち国際武道大の学生が人口の1割にあたる2100人
(2009年5月現在)、15歳以下の人口が総人口の8.9%であるため
1,800人ほどであるという。
(参考資料)
勝浦市((Wikipedia)
国際武道大学公式サイト 教員・学生数
千葉県勝浦市の統計データに関する行政情報【生活ガイド.COM】
これだけ素晴らしい施設があるのだから国際武道大こそ大学が中心となったスポーツクラブ
「ウニベルシダ・ブドー」なんて造ったらどうだろう・・・と頭に浮かんだが・・・
いや、部外者が無責任な妄想を膨らますのはここで止めにしておこう。
このグラウンド紹介を書くにあたり初めて藤川氏のサイトを見たが、毎日朝早くから
精力的に活動されている様子。
今後の氏と国際武道大サッカー部の活躍を祈念して結びとしたい。
このグラウンドは以前から試合を見に行く予定があったのですが、私が行こうとすると台風が来たり急用ができたりバイクが壊れたりで何故か行けないのです。
場所が首都圏在住者には行きづらいところにあるのもネックですね。
ども。コメントありがとうございます。
オイラも県リーグの日程と天候を見ながら
この日しかないと判断して行ってみたのでした。
確かに首都圏在住者にとっても行きづらい所ですね。
勝浦駅からは徒歩で行けて楽ではあるのですが、肝心の
駅に行くのが大変。千葉県リーグで朝9時キックオフ
の試合に参加するチームは付近の旅館に前泊するところもあるようです。
ついでながらgoo地図を貼り付けてみました。
過去に紹介したグラウンドのエントリーも気が向いたら
地図を貼り付けてみたいです。