2017信州旅行記（2017.11.11-11.12）

遅くなりましたが、１１日～１２日に掛けて出掛けた旅行記を
写真日記風にパラパラと。

　　　　　

　　　　
今回は初めてほぼ全行程をオイラ運転のクルマで移動。
クルマの運転は得意ではないけど何とか安全運転で上田市内へ。
関越道～上信越道は初めて通ったが、横川辺りの坂は延々続いていたのはちょっとビックリ。
昼は上田城跡公園にほど近い蕎麦屋さんでかき揚げそばを。これがまたビッグサイズなかき揚げ。
上田城跡公園に行くと１歳の娘は大はしゃぎ。上田城は南側が元は千曲川の河岸段丘を利用した
天然の要害なのですが、城内は平坦な場所が多く子連れでも歩きやすい。
城内は真田神社という神社と隅櫓位しか無かったのですが、子連れであまり落ち着いて見れなかったため
サクサクと。城内には大河ドラマとタイアップした上田城の再現VR映像が見れる企画展があり
ドラマで使用した甲冑や第１次第２次上田合戦の様子が分かるパネル展示は良かった。
二の丸橋下のケヤキ並木の遊歩道にはかつて、上田温泉電軌（株）北東線という電車が走っていたとのこと。
お堀の跡に電車が走っていた話はブラタモリで名古屋城のお堀にもかつて電車が走っていたので
それに似たエピソードかなと。


上田城跡公園陸上競技場
ここは上田城二の丸にあった「百間堀」と呼ばれた広大な堀の跡を利用してつくられたとのこと。
詳しくはコチラのリンクを↓
エピソード10　「巨大な堀だった陸上競技場」（上田市公式）
写真を見て分かるように陸上専用の競技場のようでインフィールド部分はサッカーなどの
球技は開催困難であることが分かる。
上田市のサッカーチームといえば北信越リーグ２部に所属し今年は見事２部優勝した
上田ジェンシャンという社会人チームがあるが、北信越リーグ戦で上田市内で試合が
行えるグラウンドが無いのが惜しまれる。

　　　
上田城跡公園を散策しただけで初日は陽が傾いてしまったので信州最古の温泉と言われる別所温泉の宿へ。
夕飯はちょっと奮発して信州の肉づくしコースというものを所望。別口で注文した馬刺しが美味。

　　　　　　
翌朝はチェックアウトまでの時間を利用して別所温泉内を散策。
北向観音で知られる常楽寺、国宝・八角三重塔がある安楽寺などを歩く。
別所温泉は歩いて回れる小さな温泉街。寺の境内等にある紅葉がまた見事だった。

　　　　　
そして宿を出て温泉街の入口にある上田電鉄別所線の終点・別所温泉駅へ。
大正時代に建てられた駅舎は和洋折衷のモダンな造り。
風情ある駅舎も勿論お目当てであったが、もう一つの目当ては丸窓電車と呼ばれる
上田温泉電軌デナ２００形電車（１９２８年製）
野ざらしの形の静態保存だが、塗装など手入れは行き届いているようだった。
妻は鉄道に関しては全くの素人だけど丸窓電車を見て
「こういう風に立派な塗装がしてあると豪華に見える」と
言われてみると「なるほどな」とハッとさせられる一言が鉄道好きには嬉しい。


その後は上信越道を北上し南長野運動公園へＪ３長野対沼津を観戦。
長野Ｕスタジアムは本当に素晴らしいスタジアムでここで試合が観れる
長野パルセイロのファンは本当に幸せだと感じた。
試合は沼津が負けてしまったが、こちらの観戦記はまた後で。

　　　
試合後はクルマで数分で着く川中島古戦場へ。
子供と妻が車内で休むというので写真だけパパっと撮って引き返す。
有名な武田信玄・上杉謙信一騎打ちの像は意外にも大きな作りだった。

　
帰りは上信越道・横川ＳＡ（上り線）で「おぎのや」の峠の釜めしを。
この横川ＳＡには国鉄型気動車キハ５７（タネ車は九州を走っていたキハ５８）のカットモデルが
店内に鎮座し来場者をお出迎え。運転席付近もアクリル板で保護され保存状態もなかなか。
ＪＲ横川駅にある鉄道文化村もいつか行ってみたいけど、上信越道を旅するのであれば
この横川ＳＡ（上り線）に立ち寄って鉄分補給をするのもおススメかなと。
なお、下り線には同様のカットモデルは無いので要注意。

駆け足での紹介だったけど小さな子連れ一泊二日の旅としては良かったですね。
今後しばらくはじっくり見て回れるような旅は少なくなるけど、クルマで行ける信州の旅は
機会があればまた行ってみたいです。