第52回関東社会人サッカー大会 決勝戦
2018.11.18(Sun)11:05KO
会場:味の素スタジアム西競技場 観衆:150人(目測)
東邦チタニウム 2-3(1-1、1-1、延長0-0、0-1) Criacao(クリアソン) Shinjuku
得点者
1-0 7分:18和田 直樹(東邦チタニウム)(PK)
1-1 17分: 9原田 亮 (Criacao Shinjuku)
1-2 75分: 9原田 亮 (Criacao Shinjuku)
2-2 84分: 2川崎 晶弘(東邦チタニウム)
2-3 109分:50岡本 達也(Criacao Shinjuku)
東邦チタニウム スタメン 4-4-2( )内は生年月日/出身校/前所属チーム*分かる範囲のみ
10宇都宮 18和田
16久保 2川崎
29鈴木 13工藤
14中村 4佐藤 15下山 11深沢
34内藤C
GK34 内藤 友康(1986/09/11/日大藤沢高校/福島ユナイテッドFC)
DF11 深沢 早 (1989/05/09/韮崎高校)
DF15 下山 隼平(1994/10/23/日本大学高校/DIK SC SW 1924Floesheim)
DF 4 佐藤 貴則(1988/10/29/神奈川大学/九曜FC)
DF14 中村 庄平(1990/11/16/香椎高校/アビスパ福岡ユース)
MF13 工藤 豪 (1990/04/28/産業能率大学/tonan前橋)
MF29 鈴木 将也(1988/05/09/神奈川大学/アスルクラロ沼津)
MF 2 川崎 晶弘(1998/04/02/川崎高校/川崎フロンターレユース)
MF16 久保 拓也(1990/08/05/産業能率大学/鈴鹿アンリミテッドFC)
FW18 和田 直樹(1985/07/17/神奈川大学)
FW10 宇都宮 拓也(1992/11/28/松蔭大学)
東邦チタニウム SUB(分かる範囲のみ)
27 西尾 太生(1996/07/07/九州総合スポーツカレッジ/ヴェルスパ大分)
23 平石 哲也(1994/04/03/東京国際大学)
9 加藤 厚樹(1992/04/27/相洋高校)
4 佐藤 貴則(1988/10/29/神奈川大学/九曜FC)
監督:井上 昌宏(1971/02/19/拓殖大学/東邦チタニウム)
ヘッドコーチ:梅津 一久(1973/04/20/東邦チタニウム)
東邦チタニウム 選手交代(交代は5人まで可)
61分:FW18 和田 直樹 → 27 西尾 太生
80分:MF16 久保 拓也 → 23 平石 哲也
80分:FW18 和田 直樹 → 9 加藤 厚樹
110+1分: 9 加藤 厚樹 → 4 佐藤 貴則
東邦チタニウム 警告・退場
なし
シュート 6(前 3後 3、延前0 延後0)
ゴールキック 13(前 8後 3、延前0 延後2)
直接FK 15(前 8後 3、延前0 延後4)
間接FK 2(前 2後 0、延前0 延後0)
オフサイド 3(前 2後 1、延前0 延後0)
PK 1(前 1後 0、延前0 延後0)
CK 1(前 0後 1、延前0 延後0)
=================================================================
Criacao Shinjuku スタメン 4-4-2( )内は生年月日/出身ユースor出身校/前所属チーム*分かる範囲のみ
9原田 18大野
99伊勢 7川井
14矢吹 8石川
49江幡 48須藤 13山本 5恩田
21村下
GK21 村下 将吾(1993/10/14/関西学院大学/関西学院大学体育会サッカー部)
DF 5 恩田 雄基(1993/12/15/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
DF13 山本 有一(1993/05/18/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
DF48 須藤 岳晟(1995/08/09/中央大学/中央大学学友会サッカー部)
DF49 江幡 駿 (1992/02/28/中央大学/中央大学フースバルクラブ)
MF 8 石川 大貴(1995/10/01/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
MF14 矢吹 龍磨(1993/06/15/筑波大学/筑波大学蹴球部)
MF 7 川井 健吾(1993/04/17/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
MF99 伊勢 太一(1994/06/01/立教大学/立教大学サッカー愛好会)
FW18 大野 裕行(1985/10/23/中央大学/中央大学同好会)
FW 9 原田 亮 (1987/10/14/慶應義塾大学/慶応BRB)
Criacao ShinjukU SUB(分かる範囲のみ)
GK 1 阿部 雄太(1991/07/26/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
DF29 土田 雄弘(1983/08/12/国士舘大学/国士舘大学鶴川サッカー部)
DF 2 金 裕士(1987/11/26/同志社大学/OKFC(関西二部))
DF17 上村 佳祐(1995/04/09/青山学院大学/青山学院大学体育会サッカー部)
MF10 増田 湧介(1992/04/25/慶應義塾大学/慶應義塾大学体育会ソッカー部)
MF11 金島 遼 (1995/09/02/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
FW50 岡本 達也(1986/09/19/順天堂大学/ガイナーレ鳥取)
Criacao Shinjuku 選手交代(交代は5人まで可)
65分:MF99 伊勢 太一 → MF10 増田 湧介
65分:FW18 大野 裕行 → MF11 金島 遼
65分:DF49 江幡 駿 → DF17 上村 佳祐
91分:MF 7 川井 健吾 → FW50 岡本 達也
Criacao Shinjuku 警告・退場
なし
シュート 14(前 4後 4、延前2 延後4)
ゴールキック 6(前 2後 2、延前0 延後2)
直接FK 12(前 3後 7、延前1 延後1)
間接FK 3(前 2後 1、延前0 延後0)
オフサイド 2(前 2後 0、延前0 延後0)
PK 0(前 0後 0、延前0 延後0)
CK 6(前 2後 4、延前0 延後0)
* 記録は管理人独自集計(2018神奈川県社会人サッカーリーグ公式パンフレット1・2部参照及びCriacao Shinjuku公式サイト)による。
間違い等ありましたら、ご指摘お願いします。
=================================================================
18日は関東社会人サッカー大会決勝戦を観戦に味スタ西競技場へ。
味スタ方面へ出かけるのは久しぶりだなと振り返ってみたら2012年4月の
FC東京対鹿島戦以来6年ぶりのことだった。勿論味スタ西が出来てからは初めてとなる。
味スタ西競技場は小ぢんまりとしていながら、地域以下の公式戦を行うには程よい陸スタだ。
メインの座席はほんの少し背ずりの付いたセパレートタイプ。これに夢の島のような屋根が付いていれば尚良いのだが・・・。
しかしJFLやJ以上の有料開催を行うにはちょっと手狭。
これで2013年にJFL時代の町田対相模原を行ったというのだからちょっと信じられない位だ。
決勝戦のカードは神奈川2位の東邦チタニウム(東チタ)と都2位のCriacao Shinjuku(クリアソン)の
2位同士の対決となった。出来れば品川CC横浜との神奈川対決のカードが見たかったが相手も強いと
評判なのでそこは致し方なし。クリアソンは総合商社勤めの代表氏が学生時代に手掛けた社会人チームを
世界一のチームにしようと一念発起し商社勤めを辞めてまで会社組織化し運営を行っているクラブチーム。
詳しくはコチラの代表氏インタビューを参考にされたい。
http://alternas.jp/work/challengers/66580
クラブ住所をGoogleアースなどで検索すると新宿区の繁華街から離れた新宿御苑に近い場所に位置する
小さな事務所であることが分かる。たまにこのクラブを巨大企業がバックに付いているのではと勘違いし
不気味さを警戒する向きを目にするがそうではないこともまた知って欲しい。
なお、今季8月よりJ3鳥取監督を解任された森岡隆三氏がアドバイザーに就任している。
さらに付け加えると筆者はこのチーム、クラブに対して今回観戦するまで前知識は
全く持っていなかったため見当違いの点もままあるかも知れないが、そこはご了承願いたい。
東チタを見るのは今年5月の横須賀マリンFC戦以来半年ぶりになる。
神奈川を2位通過し、この厳しい大会を潜り抜け関東2部から降格後1年でこの舞台にまで辿りついた。
決勝戦進出で既に関東2部昇格基準に達したかに見えているが上位リーグ(JFL)の動向次第によっては
JFL入替戦に回る可能性もあるため、まだ確実な関東2部復帰の資格を得たという訳では無い。
よって、この決勝戦のタイトルこそ自動昇格の資格を得るための試合であり彼等にとっては面倒を見て
貰っている企業の上層部および上司同僚らへの今年最大の恩返しになる1戦であることに変わりは無かった。
スタメンを見ると元相模原や熊本のGK内藤、前沼津の鈴木らが名を連ねるリーグ戦とほぼ同じメンバー。
クリアソンと東チタは紫が共にチームカラーということもあり、珍しい紫色対決ということにもなった。
ホーム寄りの東チタが何故かアウェイ白ユニという珍しい組合せに。
2018/11/18 7分:18和田直樹(PK)(東邦チタニウム)
試合の方は簡単に。
相手のクリアソンは前日の準決勝からスタメンから7人も入替て臨んできたというが
試合の主導権を握ったのはクリアソンの方だった。スタメンの名を見ると関東の有名大学の
サッカー部出身選手が多くかなりの実力派ということが分かる。
そんななか東チタは開始7分にPKを獲得。これを18和田が落ち着いて決め東チタが
少ないチャンスをものにする形で先制点を挙げることに成功する。
2018/11/18 17分:9原田亮(Criacao Shinjuku)
先制されたクリアソンだが、慌てる様子もなく堅い守備から東チタにチャンスを作らせず
逆に右サイドからの崩しで東チタゴールを襲う形を作っていく。
17分、クリアソンはセットプレーから9原田が頭で合わせて1-1の同点に追い付くことに。
勢いに乗るクリアソンはこれでスタメン7人を入れ替えたとは思えないほど東チタと互角以上の
内容の試合を展開し前半は1-1で折り返すことになる。
前半終了直後の様子
ハーフタイムには地元の子供たちによるダンスパフォーマンスが。
しかしどうも彼等の応援はクリアソン側の様子。今年は大会開催地が都内なので
決勝戦に都内のチームが勝ち上がってきて東京寄りになってしまうのもまた致し方ないかも。
2018/11/18 75分:9原田亮(Criacao Shinjuku)
後半は前半圧倒されてしまった東チタがやや勢いを盛り返してくる流れ。
そんななかクリアソンは65分に交代カードを同時に3枚も切るという荒療治を敢行する。
もっともこの交代で出て来た選手達が本来の中心メンバーなのだろう。
そして75分、裏を抜けたクリアソン9原田が東チタGK内藤のカバー直前でループシュートを決め
逆転に成功する。東チタGK内藤は至近距離弾へのセービングは素晴らしいものの前に出た後の
修正等ポジショニングの状況判断にやや難がある選手であり、その弱点を見事突かれてしまった形となった。
2018/11/18 84分:2川崎晶弘(東邦チタニウム)
このまま終わってしまうかと思われた84分、東チタも神奈川の意地を見せる。
左からのクロスをクリアソンGKが弾いたこぼれ球を拾った東チタは右サイドを
突破しクロス、このボールを2川崎が頭で決め2-2の同点に追い付く!
ここまでお膳立てのチャンスがありながら決めきれなかった川崎だったが
最後に決めて試合を振り出しにすることに成功した。
試合はこのまま2-2で終了し延長戦に。
延長戦に向けて両者の円陣
2018/11/18 109分:岡本達也(Criacao Shinjuku)
クリアソンは延長戦に入る時に最後の交代カード、エース岡本を投入した。
延長前半はスコアレスで折り返すも延長終了間際の109分、クリアソンGKの
ロングキックに9原田が競い合いで勝ち、2列目から追い越して上がった8石川が
飛び出してきた東チタGK内藤を交して折り返した所を岡本がワンバウンドのボレーで
突き刺し土壇場で勝ち越しに成功。
試合終了の瞬間
試合はこのまま2-3でクリアソンが勝利。
前日の準決勝からの連戦で終盤は動きの重い場面もあったが
決勝戦らしい緊張感ある好試合を演じたクリアソンが見事、関東社会人サッカー大会初優勝という
結果で幕を閉じることとなった。
表彰式
Criacao Shinjuku歓喜の関係者胴上げ
森岡隆三アドバイザー(左端)も嬉しそうな様子。
Criacao Shinjuku記念撮影
勝ったクリアソンは初めて見たチームだったがメンバーを落としていたとは
思えないほどスタメンは東チタと互角以上の戦いを見せ、選手層も厚くクオリティの
高いチームであった。この試合を観て感じたのは堅い守備で後半終盤は東チタに
一矢報われてしまったものの、試合全体を通した印象ではこの守備力は関東2部においても
かなり強みを発揮するだろうと伺えるものだった。
東チタ挨拶
敗れた東チタであったが、試合終了時点ではまだ未確定であったものの
JFLで流経大ドラゴンズの残留が決まった瞬間、彼等の関東2部復帰も決定することとなった。
近年で都県降格後1年で関東2部復帰したチームはあまりないのではと。
大変遅くなりましたが、改めて東邦チタニウムの皆さん関東2部復帰おめでとうございます。
来季は茅ヶ崎の柳島スポーツ公園もホームスタジアムとして「もし」使用されるとなれば
観戦する側としては嬉しいし楽しみがまた増えてきますね。
東チタさんの来季の活躍を祈念し、この観戦記を締めさせていただきたいと思います。
2018/11/18 関東社会人サッカー大会決勝戦 東邦チタニウム vs Criacao Shinjukuハイライト
得点経過
1-0 7分:18和田 直樹(東邦チタニウム)(PK)
1-1 17分: 9原田 亮 (Criacao Shinjuku)
1-2 75分: 9原田 亮 (Criacao Shinjuku)
2-2 84分: 2川崎 晶弘(東邦チタニウム)
2-3 109分:50岡本 達也(Criacao Shinjuku)
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2018.11.18(Sun)11:05KO
会場:味の素スタジアム西競技場 観衆:150人(目測)
東邦チタニウム 2-3(1-1、1-1、延長0-0、0-1) Criacao(クリアソン) Shinjuku
得点者
1-0 7分:18和田 直樹(東邦チタニウム)(PK)
1-1 17分: 9原田 亮 (Criacao Shinjuku)
1-2 75分: 9原田 亮 (Criacao Shinjuku)
2-2 84分: 2川崎 晶弘(東邦チタニウム)
2-3 109分:50岡本 達也(Criacao Shinjuku)
東邦チタニウム スタメン 4-4-2( )内は生年月日/出身校/前所属チーム*分かる範囲のみ
10宇都宮 18和田
16久保 2川崎
29鈴木 13工藤
14中村 4佐藤 15下山 11深沢
34内藤C
GK34 内藤 友康(1986/09/11/日大藤沢高校/福島ユナイテッドFC)
DF11 深沢 早 (1989/05/09/韮崎高校)
DF15 下山 隼平(1994/10/23/日本大学高校/DIK SC SW 1924Floesheim)
DF 4 佐藤 貴則(1988/10/29/神奈川大学/九曜FC)
DF14 中村 庄平(1990/11/16/香椎高校/アビスパ福岡ユース)
MF13 工藤 豪 (1990/04/28/産業能率大学/tonan前橋)
MF29 鈴木 将也(1988/05/09/神奈川大学/アスルクラロ沼津)
MF 2 川崎 晶弘(1998/04/02/川崎高校/川崎フロンターレユース)
MF16 久保 拓也(1990/08/05/産業能率大学/鈴鹿アンリミテッドFC)
FW18 和田 直樹(1985/07/17/神奈川大学)
FW10 宇都宮 拓也(1992/11/28/松蔭大学)
東邦チタニウム SUB(分かる範囲のみ)
27 西尾 太生(1996/07/07/九州総合スポーツカレッジ/ヴェルスパ大分)
23 平石 哲也(1994/04/03/東京国際大学)
9 加藤 厚樹(1992/04/27/相洋高校)
4 佐藤 貴則(1988/10/29/神奈川大学/九曜FC)
監督:井上 昌宏(1971/02/19/拓殖大学/東邦チタニウム)
ヘッドコーチ:梅津 一久(1973/04/20/東邦チタニウム)
東邦チタニウム 選手交代(交代は5人まで可)
61分:FW18 和田 直樹 → 27 西尾 太生
80分:MF16 久保 拓也 → 23 平石 哲也
80分:FW18 和田 直樹 → 9 加藤 厚樹
110+1分: 9 加藤 厚樹 → 4 佐藤 貴則
東邦チタニウム 警告・退場
なし
シュート 6(前 3後 3、延前0 延後0)
ゴールキック 13(前 8後 3、延前0 延後2)
直接FK 15(前 8後 3、延前0 延後4)
間接FK 2(前 2後 0、延前0 延後0)
オフサイド 3(前 2後 1、延前0 延後0)
PK 1(前 1後 0、延前0 延後0)
CK 1(前 0後 1、延前0 延後0)
=================================================================
Criacao Shinjuku スタメン 4-4-2( )内は生年月日/出身ユースor出身校/前所属チーム*分かる範囲のみ
9原田 18大野
99伊勢 7川井
14矢吹 8石川
49江幡 48須藤 13山本 5恩田
21村下
GK21 村下 将吾(1993/10/14/関西学院大学/関西学院大学体育会サッカー部)
DF 5 恩田 雄基(1993/12/15/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
DF13 山本 有一(1993/05/18/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
DF48 須藤 岳晟(1995/08/09/中央大学/中央大学学友会サッカー部)
DF49 江幡 駿 (1992/02/28/中央大学/中央大学フースバルクラブ)
MF 8 石川 大貴(1995/10/01/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
MF14 矢吹 龍磨(1993/06/15/筑波大学/筑波大学蹴球部)
MF 7 川井 健吾(1993/04/17/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
MF99 伊勢 太一(1994/06/01/立教大学/立教大学サッカー愛好会)
FW18 大野 裕行(1985/10/23/中央大学/中央大学同好会)
FW 9 原田 亮 (1987/10/14/慶應義塾大学/慶応BRB)
Criacao ShinjukU SUB(分かる範囲のみ)
GK 1 阿部 雄太(1991/07/26/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
DF29 土田 雄弘(1983/08/12/国士舘大学/国士舘大学鶴川サッカー部)
DF 2 金 裕士(1987/11/26/同志社大学/OKFC(関西二部))
DF17 上村 佳祐(1995/04/09/青山学院大学/青山学院大学体育会サッカー部)
MF10 増田 湧介(1992/04/25/慶應義塾大学/慶應義塾大学体育会ソッカー部)
MF11 金島 遼 (1995/09/02/早稲田大学/早稲田大学ア式蹴球部)
FW50 岡本 達也(1986/09/19/順天堂大学/ガイナーレ鳥取)
Criacao Shinjuku 選手交代(交代は5人まで可)
65分:MF99 伊勢 太一 → MF10 増田 湧介
65分:FW18 大野 裕行 → MF11 金島 遼
65分:DF49 江幡 駿 → DF17 上村 佳祐
91分:MF 7 川井 健吾 → FW50 岡本 達也
Criacao Shinjuku 警告・退場
なし
シュート 14(前 4後 4、延前2 延後4)
ゴールキック 6(前 2後 2、延前0 延後2)
直接FK 12(前 3後 7、延前1 延後1)
間接FK 3(前 2後 1、延前0 延後0)
オフサイド 2(前 2後 0、延前0 延後0)
PK 0(前 0後 0、延前0 延後0)
CK 6(前 2後 4、延前0 延後0)
* 記録は管理人独自集計(2018神奈川県社会人サッカーリーグ公式パンフレット1・2部参照及びCriacao Shinjuku公式サイト)による。
間違い等ありましたら、ご指摘お願いします。
=================================================================
18日は関東社会人サッカー大会決勝戦を観戦に味スタ西競技場へ。
味スタ方面へ出かけるのは久しぶりだなと振り返ってみたら2012年4月の
FC東京対鹿島戦以来6年ぶりのことだった。勿論味スタ西が出来てからは初めてとなる。
味スタ西競技場は小ぢんまりとしていながら、地域以下の公式戦を行うには程よい陸スタだ。
メインの座席はほんの少し背ずりの付いたセパレートタイプ。これに夢の島のような屋根が付いていれば尚良いのだが・・・。
しかしJFLやJ以上の有料開催を行うにはちょっと手狭。
これで2013年にJFL時代の町田対相模原を行ったというのだからちょっと信じられない位だ。
決勝戦のカードは神奈川2位の東邦チタニウム(東チタ)と都2位のCriacao Shinjuku(クリアソン)の
2位同士の対決となった。出来れば品川CC横浜との神奈川対決のカードが見たかったが相手も強いと
評判なのでそこは致し方なし。クリアソンは総合商社勤めの代表氏が学生時代に手掛けた社会人チームを
世界一のチームにしようと一念発起し商社勤めを辞めてまで会社組織化し運営を行っているクラブチーム。
詳しくはコチラの代表氏インタビューを参考にされたい。
http://alternas.jp/work/challengers/66580
クラブ住所をGoogleアースなどで検索すると新宿区の繁華街から離れた新宿御苑に近い場所に位置する
小さな事務所であることが分かる。たまにこのクラブを巨大企業がバックに付いているのではと勘違いし
不気味さを警戒する向きを目にするがそうではないこともまた知って欲しい。
なお、今季8月よりJ3鳥取監督を解任された森岡隆三氏がアドバイザーに就任している。
さらに付け加えると筆者はこのチーム、クラブに対して今回観戦するまで前知識は
全く持っていなかったため見当違いの点もままあるかも知れないが、そこはご了承願いたい。
東チタを見るのは今年5月の横須賀マリンFC戦以来半年ぶりになる。
神奈川を2位通過し、この厳しい大会を潜り抜け関東2部から降格後1年でこの舞台にまで辿りついた。
決勝戦進出で既に関東2部昇格基準に達したかに見えているが上位リーグ(JFL)の動向次第によっては
JFL入替戦に回る可能性もあるため、まだ確実な関東2部復帰の資格を得たという訳では無い。
よって、この決勝戦のタイトルこそ自動昇格の資格を得るための試合であり彼等にとっては面倒を見て
貰っている企業の上層部および上司同僚らへの今年最大の恩返しになる1戦であることに変わりは無かった。
スタメンを見ると元相模原や熊本のGK内藤、前沼津の鈴木らが名を連ねるリーグ戦とほぼ同じメンバー。
クリアソンと東チタは紫が共にチームカラーということもあり、珍しい紫色対決ということにもなった。
ホーム寄りの東チタが何故かアウェイ白ユニという珍しい組合せに。
2018/11/18 7分:18和田直樹(PK)(東邦チタニウム)
試合の方は簡単に。
相手のクリアソンは前日の準決勝からスタメンから7人も入替て臨んできたというが
試合の主導権を握ったのはクリアソンの方だった。スタメンの名を見ると関東の有名大学の
サッカー部出身選手が多くかなりの実力派ということが分かる。
そんななか東チタは開始7分にPKを獲得。これを18和田が落ち着いて決め東チタが
少ないチャンスをものにする形で先制点を挙げることに成功する。
2018/11/18 17分:9原田亮(Criacao Shinjuku)
先制されたクリアソンだが、慌てる様子もなく堅い守備から東チタにチャンスを作らせず
逆に右サイドからの崩しで東チタゴールを襲う形を作っていく。
17分、クリアソンはセットプレーから9原田が頭で合わせて1-1の同点に追い付くことに。
勢いに乗るクリアソンはこれでスタメン7人を入れ替えたとは思えないほど東チタと互角以上の
内容の試合を展開し前半は1-1で折り返すことになる。
前半終了直後の様子
ハーフタイムには地元の子供たちによるダンスパフォーマンスが。
しかしどうも彼等の応援はクリアソン側の様子。今年は大会開催地が都内なので
決勝戦に都内のチームが勝ち上がってきて東京寄りになってしまうのもまた致し方ないかも。
2018/11/18 75分:9原田亮(Criacao Shinjuku)
後半は前半圧倒されてしまった東チタがやや勢いを盛り返してくる流れ。
そんななかクリアソンは65分に交代カードを同時に3枚も切るという荒療治を敢行する。
もっともこの交代で出て来た選手達が本来の中心メンバーなのだろう。
そして75分、裏を抜けたクリアソン9原田が東チタGK内藤のカバー直前でループシュートを決め
逆転に成功する。東チタGK内藤は至近距離弾へのセービングは素晴らしいものの前に出た後の
修正等ポジショニングの状況判断にやや難がある選手であり、その弱点を見事突かれてしまった形となった。
2018/11/18 84分:2川崎晶弘(東邦チタニウム)
このまま終わってしまうかと思われた84分、東チタも神奈川の意地を見せる。
左からのクロスをクリアソンGKが弾いたこぼれ球を拾った東チタは右サイドを
突破しクロス、このボールを2川崎が頭で決め2-2の同点に追い付く!
ここまでお膳立てのチャンスがありながら決めきれなかった川崎だったが
最後に決めて試合を振り出しにすることに成功した。
試合はこのまま2-2で終了し延長戦に。
延長戦に向けて両者の円陣
2018/11/18 109分:岡本達也(Criacao Shinjuku)
クリアソンは延長戦に入る時に最後の交代カード、エース岡本を投入した。
延長前半はスコアレスで折り返すも延長終了間際の109分、クリアソンGKの
ロングキックに9原田が競い合いで勝ち、2列目から追い越して上がった8石川が
飛び出してきた東チタGK内藤を交して折り返した所を岡本がワンバウンドのボレーで
突き刺し土壇場で勝ち越しに成功。
試合終了の瞬間
試合はこのまま2-3でクリアソンが勝利。
前日の準決勝からの連戦で終盤は動きの重い場面もあったが
決勝戦らしい緊張感ある好試合を演じたクリアソンが見事、関東社会人サッカー大会初優勝という
結果で幕を閉じることとなった。
表彰式
Criacao Shinjuku歓喜の関係者胴上げ
森岡隆三アドバイザー(左端)も嬉しそうな様子。
Criacao Shinjuku記念撮影
勝ったクリアソンは初めて見たチームだったがメンバーを落としていたとは
思えないほどスタメンは東チタと互角以上の戦いを見せ、選手層も厚くクオリティの
高いチームであった。この試合を観て感じたのは堅い守備で後半終盤は東チタに
一矢報われてしまったものの、試合全体を通した印象ではこの守備力は関東2部においても
かなり強みを発揮するだろうと伺えるものだった。
東チタ挨拶
敗れた東チタであったが、試合終了時点ではまだ未確定であったものの
JFLで流経大ドラゴンズの残留が決まった瞬間、彼等の関東2部復帰も決定することとなった。
近年で都県降格後1年で関東2部復帰したチームはあまりないのではと。
大変遅くなりましたが、改めて東邦チタニウムの皆さん関東2部復帰おめでとうございます。
来季は茅ヶ崎の柳島スポーツ公園もホームスタジアムとして「もし」使用されるとなれば
観戦する側としては嬉しいし楽しみがまた増えてきますね。
東チタさんの来季の活躍を祈念し、この観戦記を締めさせていただきたいと思います。
2018/11/18 関東社会人サッカー大会決勝戦 東邦チタニウム vs Criacao Shinjukuハイライト
得点経過
1-0 7分:18和田 直樹(東邦チタニウム)(PK)
1-1 17分: 9原田 亮 (Criacao Shinjuku)
1-2 75分: 9原田 亮 (Criacao Shinjuku)
2-2 84分: 2川崎 晶弘(東邦チタニウム)
2-3 109分:50岡本 達也(Criacao Shinjuku)
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