2017年3月18日
ついにやってきた静岡県東部サッカー界にとって記念すべき日。
J3第1節が休みだったアスルクラロ沼津はこの第2節が開幕戦となる。
いつも降り立つ沼津駅の変わらぬ風景も何となく違って見えた。
バスに揺られて愛鷹に降り立つ。
熱心なサポーターの方に今年のチャント集をいただく。
J3になってもアスルドダック氏はこの日も健在。とりあえず元気そうで何より。
J3参入記念に今シーズンのアスルクラロ沼津タオルマフラーとマグネットステッカーを購入。
クルマに貼れるマグネットステッカー、これが前から欲しかったので新たに発売してくれたのは嬉しい。
新しく手に入れたアスルクラロ沼津の2017マフラーと
ジヤトコFCサポ有志が15年前に作成したニットマフラーと重ねてみる。
なお、ニットの方に書かれたサインは元ジヤトコFC・GK大石尚哉氏のもの。
02年JFL入替戦第2戦の対アイン食品戦、最後のPK戦での氏の活躍ぶりが懐かしい。
忘れもしない03.10.05のジヤトコFC解散宣言試合からの存続運動署名、FCイースタン04創設と消滅・・・
空白の時を埋めるかのように高校年代を中心に静岡県東部のサッカーシーンを追い続けた日々、
そしてアスルクラロ沼津の躍進の歴史・・・
これまでの観戦の記憶が走馬灯の如く甦る
広場を歩いていると沼津コールリーダー氏と出会う。
自分の持っていたジヤトコマフラーを指さし「あれ以来ですね」と声を掛けてくれる。
「感無量です」と答えると「今日は楽しみましょう」と返してくれた。
彼も03年当時のジヤトコFC存続署名活動の資料等を持ち込んできたそうだ。
姿形を変えても静岡県東部にJリーグクラブが出来た。
静岡県東部のサッカーファンの大願は今まさに叶ったんだと胸が熱くなる。
地元紙もコレオグラフィーに使える特集号を作成してくれた。
昼飯は富士市名物のつけナポリタンとタンドリーチキンをいただく。
つけナポリタンは久々に食べた。また吉原商店街のアドニスのものも戴きたい。
福島ユナイテッドFCサポも物珍しさから頼む人が結構いた。
スタンド内には沼津地ビールが1杯500円で販売されていて、それも戴く。
ホントは試合が終わるまでアルコールは控えていようかと思っていたけど、この地ビールは旨い。
福島ユナイテッドFCサポーターの方々はアスルクラロ沼津の色を用いて
「ようこそJ3へ」と特製幕を用意してくれた。
このような暖かい配慮をしてくれるのがJ3の良いところ。
対する沼津も福島ユナイテッドコールで応える。
J3のフラッグに続き、選手入場。
14年の時を経て待ち焦がれていたこの瞬間。
ここに静岡県東部サッカー史における新たな歴史の扉が開かれた。
(続く)
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