
2016/08/17 第21回 神奈川県サッカー選手権大会 (天皇杯・神奈川県代表決定戦) 準決勝 16:08KO 会場:Shonan BMW スタジアム平塚 観衆:300人(目測) | ||||
SC相模原 | 0 | 0-1 | 1 | 横浜猛蹴 |
0-0 | ||||
得点者 | 時間 42分 | 得点者 37西田子龍 |
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SC相模原
(第21回神奈川県サッカー選手権準決勝 vs横浜猛蹴)
29石田 雅俊 | 17シンバ |
25普光院 誠 | 20牧内 慶太 |
8曽我部 慶太 | 13坂井 洋平 |
22寺田 洋介 | 24石川 大徳 |
4ルーカス | 18服部 康平 |
16藤吉 皆二朗 |
SC相模原 SUB
GK 1佐藤 健
DF 2天野 恒太
DF19成田 恭輔
MF14岩淵 良太
MF21北原 毅之
MF28菊岡 拓朗
FW32近藤 祐介
SC相模原 選手交代
46分 MF20牧内 慶太 → DF19成田 恭輔
59分 MF29石田 雅俊 → FW32近藤 祐介
67分 FW17シンバ → MF28菊岡 拓朗
SC相模原 警告・退場
なし
シュート 10(前7後3)
ゴールキック 6(前3後3)
直接FK 8(前2後6)
間接FK 1(前0後1)
オフサイド 0(前0後0)
PK 0(前0後0)
CK 1(前0後1)
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横浜猛蹴
(第21回神奈川県サッカー選手権準決勝 vsSC相模原)
28鳥毛 雄一 | 38齊藤 翔太 |
37西田 子龍 | 8齊藤 憂希 |
5高原 伸介 | 19平間 駿 |
3仲宗根 良太 | 6赤平 靖晃 |
27片根 健児 | 13永埜 和喜 |
9若田 和樹 |
横浜猛蹴 SUB
GK35森嶋 勇斗
DF36飯尾 信太郎
MF80内田 大貴
MF23米山 雄斗
MF11斎藤 直之
DF47鏑木 亮吾
FW39池田 圭太
横浜猛蹴 選手交代
69分 MF28鳥毛 雄一 → MF80内田 大貴
90+1分 MF19平間 駿 → MF23米山 雄斗
90+3分 MF37西田 子龍 → DF47鏑木 亮吾
横浜猛蹴 警告・退場
16分 MF3仲宗根 良太(警告)
シュート 5(前3後2)
ゴールキック 19(前6後13)
直接FK 13(前4後9)
間接FK 0(前0後0)
オフサイド 1(前0後1)
PK 0(前0後0)
CK 1(前0後1)
*記録は管理人独自集計による。(間違い等ありましたら、ご指摘お願いします)
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17日は有給取って天皇杯神奈川県予選となる第21回神奈川県サッカー選手権準決勝
SC相模原vs横浜猛蹴を観戦へ。平日16時開催というのにスタンドは300人前後の客入り。
相模原とは4年前の天皇杯予選以来の対戦。
あの頃は相模原が関東1部、猛蹴が関東2部だったけど、今は相手はJ3のセミプロ軍団。
GK川口能活選手やFW深井正樹選手と手合せ出来るのかと期待してたけど、スタメンを見ると
2人を始め主力選手がいないメンバーであるとのこと。残念。
あちらのスタメンで名前を知っているのはボランチの曽我部と相模原に復帰した坂井洋平くらいかも。
4年も経つと双方大分メンバーが変わってしまっていることを実感しましたね。

では試合。
試合開始から予想通り相模原がボールを持つ時間が長い展開になるけど
猛蹴はトーナメント用のリトリートした落ち着いた守備から冷静に相模原の攻撃を跳ね返す展開。
両サイドの赤平、仲宗根がしっかり食い付き、片根がセーフティにカバーリングする守備は見事の一言。
勿論CB永埜や平間、高原の両ボランチも高い集中を見せる。
相模原もクロスやスルーパス狙い、遠目からのシュートを狙ってくるが何れも精度は高くない。
2016/8/17 SC相模原vs横浜猛蹴 #37西田先制&決勝点
猛蹴の攻撃は鳥毛のポストを狙うものが多かったが西田の動き出しの良さから、
時間が経てば1点位は狙えるかも知れないという期待と我慢の時が流れていった42分。
猛蹴は中盤でボールを奪うと、高原~齋藤憂~鳥毛へと素早く繋ぎ、鳥毛がここぞという
タイミングで相手DF裏を狙ったラストパスを送る。このボールに反応した西田が
追いすがる相手DFを交してシュート!ゴール右に決まり横浜猛蹴が先制点をゲットする!
前半、2、3度しか自分達のペースでボールを持てなかった猛蹴だったが
やるならこれしかないというワンチャンスをものにした素晴らしいゴールとなった。
前半はこのまま猛蹴が1点リードで折り返し。
後半は相模原もギアを上げてくるだろうと警戒した上で高い集中の守備を見せる猛蹴と押し込む相模原な流れ。
相模原は後半22分までに主力選手を3人投入。中でもFW近藤は個人的にはJ2栃木時代の印象が強い。
ちょっと厄介な相手かなと思ったが、猛蹴守備陣がしっかりと近藤をシャットアウト。
近藤自身も昔に見た印象とは違い、コンディションを落としている様子だった。
1点リードのまま後半24分にはエース鳥毛を90分フルに使うことを回避させる中2日後の決勝戦を見据えた温存策を発動。
しかし試合終盤になると先制点を挙げた西田の脚が限界に近付き、早く交代させた方が良いのではと感じたが
氏家監督は戦況を見つめ続け我慢の時間帯。もしかするとこの試合は監督が一番緊張していたのかも知れない。

相模原は猛蹴陣内で攻め続けるが猛蹴の守備の頑張りと、あちらの拙攻によりゴールが生まれる気配は感じず。
最後は猛蹴が残りの交代カード2枚を切って逃げ切り。
酷暑の中のトーナメントと割り切った横浜猛蹴が高い集中の守備から虎の子1点を守り切り
見事、J3相模原相手にプラン通りの完封勝利を達成した。
終わってみると試合内容は第三者から見たら面白くない流れだったかも知れないが
猛蹴は格上相手に勝つプランをしっかりと遂行出来たことは大きな自信になったかと。
以前の相模原戦は様々な奇跡やハプニングも期待するようなハラハラドキドキする展開が多かったけど
今回の対戦は一人一人の守備力が格段に増し、また1つ逞しくなったなという印象を持てましたね。
これで猛蹴は20日の決勝戦に進出。4年ぶりのニッパツ三ツ沢で躍動する彼らの姿が楽しみです。
選手、スタッフ、応援者の皆さん暑い中お疲れ様でした。
対する相模原はこの試合の翌日に薩川監督が辞任~強化部へ異動というクラブ人事を発表。
リーグ戦成績(8月18日現在7位)の伏線もあったかも知れませんが、今回の敗戦が
きっかけになったのかもと思うと、やはりプロの世界は厳しいのだなと感じるニュースでありました。
2016天皇杯神奈川県大会準決勝 SC相模原vs横浜猛蹴ハイライト
試合ハイライト動画は14分もの長尺になってしまいました。
殆ど猛蹴が守ってばかりの流れが続きますが、どうかお付き合いいただければと(^^;


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