2009神奈川県社会人サッカーリーグ2部/3部入替戦 2010.02.21(Sun) 13:10KO 会場:稲荷山運動公園サッカー場(綾瀬市) 観衆:7人(選手関係者除く) | ||||
SC HEARTY | 1 | 0-4 | 4 | 初声FC |
1-0 | ||||
得点者 11番 | 時間 9分 23分 37分 39分 65分 | 得点者 20番 21番 16番 20番 |
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神奈川県リーグ2部/3部入替戦第1試合は県2部のSC HEARTYと初声FCの対戦を観戦。
個人的にはこちらとこちらの試合で影ながら応援したことのあるHEARTYの方に頑張ってほしいなと思ってたけど
試合がいざ始まってみると初声の方が雰囲気も勢いもHEARTYを上回る展開となった。
なお、ユニの色はHEARTYが青、初声が白。
SC HEARTYスタメン 4-5-1
11
8 7 15
77 22
16 9 13 20
18
SC HEARTY選手交代(交代は5人まで可)
57分 7→29
81分 11→28
89分 15→24
初声FCスタメン 4-4-2
20 15
21 17
80 5
6 16 24 27
1
初声FC 選手交代
43分 20→32
(*公式記録ではないので間違い等はご容赦を)
試合は立ち上がりから初声ペース。
初声は左サイド21番が盛んに上下動してチャンスを作り
HEARTY陣内へ盛んに攻め込んでゆく。
HEARTYとしては引き分けでも御の字のレギュレーションだからか・・・とは
言わないが、どうもDFラインの押し上げや中盤での顔出しの動作が鈍い。
SC HEARTY vs 初声FC(1)
前半9分、その初声が左サイドからFW20番?が矢のような弾丸ミドルを放ち
初声が先制点を挙げる!!!
とにかく勝利しか昇格の道は無い初声にとってはこの早い時間帯での先制弾は
挑戦者として心理的に優位に立ったのは間違いない。
対するHEARTYは、1トップ11番を残して中盤を厚くして多少守備的であろうが
耐えてロースコアで逃げ切るプランであったかも知れないが、ここでゲームプランが
早くも崩れてしまった格好に。
その後も躍動する初声、動き出しが鈍く効果的な攻守が繋がらないHEARTYといった
様子で試合は進んでゆく。
SC HEARTY vs 初声FC(2)
23分、それまで何度かFKのチャンスを掴んでいた初声。
これで3度目位のゴールを狙える直接FKのチャンスであったが初声21番が
蹴ったボールは相手GKが一歩も動けない見事なコースを突き、初声が追加点をゲット!!
個人的にも直接FKのゴールは好きなゴールのひとつなので見ていて気持ちよかった。
初声で目立った選手はボランチを努めたこの80番の選手。まさにチームのダイナモといえる位の
抜群の運動量と走力でチャンスも危険な場所にも常に顔を出していた。
若い選手だと思うが、県3部にもこのような逸材がいるとは・・・。
SC HEARTY vs 初声FC(3)
37分、初声のCKからゴール前で20番(?)がシュート!!
これは正面の相手GKに阻まれるが、こぼれ球を初声16番が押し込み3点目!!
前半で3点リードの初声。試合の行方はこれでほぼ決してしまった格好に。
SC HEARTY vs 初声FC(4)
さらにその2分後の39分。初声の直接FKはカベに当たってコースが変わり
HEATYゴールに吸い込まれるような形で4点目のダメ押しゴール!!
(こちらは録画スタートが遅れて失敗動画になってしまった。スミマセン)
もう初声は「打てば入る」ようなイケイケムードで折り返し。
前半4失点という決定的ダメージを負ったHEARTYだが、後半からは
県2部所属の意地を見せる。65分、右に流れたHEARTYボランチ77番が
GKとDFラインの間のスペースへ絶妙なクロスを入れると、フリーの体勢から
HEARTY・FW11番が飛び出してきたGKの動きをよく見た落ち着いた
シュートで1点を返す!!
その後、初声は右サイドバック27番が69分頃にイエロー2枚目で退場。
4-4-1(?)にシステム変更し対応を図る。
初声FC、10人になってからはこんな感じ。
15
20 80 5
17
21 16 24 6
1
その後、接触やHEARTYの複数選手に足が攣る選手が続出したため、ロスタイムは
5分と長め。前半飛ばしすぎたのか初声も勢いが衰えHEARTYもボール支配する
時間が増えていったため、初声の監督さんの指示の声にも熱が入る。
「プロの監督がテクニカルエリアから出る気持ちが分かった」と言ってたようななかったような(笑)
結局、前半に4点の大量リードを奪った初声が前半の貯金で逃げ切る形で勝利。
見事県2部昇格が決定した。初声FCの皆さん、おめでとうございます。
初声はこの試合の内容を見る限り、県2部でも中位程度の良い線を行くのかも知れない
チームかもと感じた。
敗れたHEARTYは、2年間の県2部暮らしから再び県3部へ。
若い選手には涙を浮かべる選手もいて、やはり降格の悔しさを噛み締めているようだった。
引き上げの際、HEARTYのある選手の方から「また来年度頑張ります」との声をいただいた。
てか、もうかなりの県リーグ関係の方から顔覚えられちゃってるなオイラ(滝汗)。
HEARTYにとって、この2年間は県2部のレベルの高さに苦しむことの多かったかも
知れませんが県2部での経験を生かし、再びまた県2部の舞台へ復帰して欲しいものです。
両チーム選手スタッフ、関係者の皆さん、お疲れ様でした。
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