明治安田J2リーグ 第33節
2024年9月28日(土)18:03KO @国立競技場 観衆:55,598人(J2最多入場者数)
清水エスパルス 1-1(0-0) 横浜FC
得点者
0-1 56分:FW78ジョアン・パウロ(横浜FC)
1-1 74分:MF13宮本 航汰 (清水エスパルス)
この日の試合は国立へ行こうかと思った時もあったけど
一身上の都合により参戦は自粛。DAZN桟敷での応援となりました。
試合内容から読みたい方は読み飛ばして構いませんが
四半世紀前の1999年元日の天皇杯決勝戦、私は清水側の応援者として旧国立競技場アウェイ側で
清水の声出し応援をしていました。
あの時はその2年前に存続危機を何とか乗り越えたクラブ故、消滅するクラブの
悲しさは分かっているだけに、あの日は消滅への同情票の空気が強くなった雰囲気のなか、
存続を勝ち取れたが故にあえてヒール役を買って出ざるを得なくなったことを思い起こします。
ご存知の通り、この試合は横浜フリューゲルスが優勝し、
フリューゲルスはこの試合がラストマッチとなりました。
それから程なくしてフリューゲルスの生まれ変わりとして誕生したのが横浜FC。
私も01年のソシオ問題を契機にこのクラブの応援に僅かながらではありますが
携わるようになり、かれこれ23年・・・。
対戦相手はあの時の意趣返しとばかりに新装なった国立競技場をホームのようとし
5万人の観客で埋め尽くしてきました。
今回、その圧倒的アウェイの中で立ち向かうこととなったのが横浜FCであることは
何か不思議な因縁を感じざるを得ませんでした。
その間、自分の中で様々なサッカー観の変遷もあったし
横浜FC側の人たちとの付き合いはもちろんのこと
四半世紀前は夢のまた夢のような話であった
静岡県東部を代表するJリーグクラブ(沼津)もあるわけで
そこまで気にする必要も無いのではということもあるのですが
やはり、どこかで元は清水のライトなファンながらフリューゲルスの
最後の輝きを当時アウェイで見届けた者としては
国立で清水側の総アウェイの状況を横浜FC側で体感するのは
ちょっと自分の中では違うかなと思った訳でして。
なので今回は現地参戦は控え、DAZN桟敷で見ることにしました。
このブログを読まれている方にはご了承いただきたいなと。
そしてこの素晴らしい前口上に響く横浜FCのチャントには痺れました。
99元日のNHK山本アナの素晴らしい前口上に被さったのは清水側の応援。
四半世紀経ちその意趣返しがフリューゲルスの生まれ変わりの横浜FCが
出来たことに当時を知る者として感慨深くなったのでした。
そして、この素晴らしい前口上を読み上げたテレビ静岡の松下アナにも感謝を。
前置きが長くなりました。では試合の感想を…。
前半はXの実況もシャットダウンして観戦。
どちらも譲れない状況のヒリヒリした感覚は久々に感じた前半だった。
西村主審が笛をよく吹くので下手すると荒れるのではと
心配したが、ユーリやジョアンパウロはよくギリギリで
感情をコントロール出来たなと。
実際、清水の乾のドリブルは手を焼き後ろからのタックルは
もっと重いファウルが取られても仕方ない場面が2度あった。
応援もDAZN桟敷では清水の圧勝。
しかし清水は国立で応援が素晴らしすぎると勝てないジンクスみたいな
ものがある。笑
後半はワンチャンあるかも知れないと期待させる前半だった。
後半は清水から動き出して3-4-2-1のミラーゲームの様相に。
先制したのは横浜FC。中野が左から入れたクロスの質と
カルロスこと高橋のゴール前のポジショニングからのヘッドで
ほぼ勝負あったようなジョアンパウロの押し込みだった。
集中していた横浜FCだったが74分に失点。
清水21のターンが決まって、マズイ!と感じた瞬間にやられた
相手の意地のゴールだった。
試合はこの後、清水の決定機を市川が神セーブするなど
ヒヤヒヤする場面もあり、かなり押し込まれたが1ー1の引き分けに。
乾を後半完全シャットアウトしたのは収穫だけど、
こちらも翔さん(伊藤翔)をシャットアウトされたから、
ホント両者痛み分けな試合になることに。
DAZN解説太田宏介の言う通り第三者から見ても
ロースコアであるが故にサッカーの持つ1点の重みが
伝わる面白い試合だったかと。
これを見てつまらないと言う方は酔っ払いながら見てテキトーに
スコアの変動(いわゆる馬鹿試合マニア的な楽しみ方)にだけしか
関心を払わない第三者な方くらいかなと。
結果は双方ともに満足行かないだろうし、どちらかに
決着が付いて欲しかったのだろうけど、個人的には
決着付かずでよかったかなと双方からは受け入れ難いのは
承知なのですが1人安堵感を感じた一戦なのでした。
ここまで長々とした駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
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2024年9月28日(土)18:03KO @国立競技場 観衆:55,598人(J2最多入場者数)
清水エスパルス 1-1(0-0) 横浜FC
得点者
0-1 56分:FW78ジョアン・パウロ(横浜FC)
1-1 74分:MF13宮本 航汰 (清水エスパルス)
この日の試合は国立へ行こうかと思った時もあったけど
一身上の都合により参戦は自粛。DAZN桟敷での応援となりました。
試合内容から読みたい方は読み飛ばして構いませんが
四半世紀前の1999年元日の天皇杯決勝戦、私は清水側の応援者として旧国立競技場アウェイ側で
清水の声出し応援をしていました。
あの時はその2年前に存続危機を何とか乗り越えたクラブ故、消滅するクラブの
悲しさは分かっているだけに、あの日は消滅への同情票の空気が強くなった雰囲気のなか、
存続を勝ち取れたが故にあえてヒール役を買って出ざるを得なくなったことを思い起こします。
ご存知の通り、この試合は横浜フリューゲルスが優勝し、
フリューゲルスはこの試合がラストマッチとなりました。
それから程なくしてフリューゲルスの生まれ変わりとして誕生したのが横浜FC。
私も01年のソシオ問題を契機にこのクラブの応援に僅かながらではありますが
携わるようになり、かれこれ23年・・・。
対戦相手はあの時の意趣返しとばかりに新装なった国立競技場をホームのようとし
5万人の観客で埋め尽くしてきました。
今回、その圧倒的アウェイの中で立ち向かうこととなったのが横浜FCであることは
何か不思議な因縁を感じざるを得ませんでした。
その間、自分の中で様々なサッカー観の変遷もあったし
横浜FC側の人たちとの付き合いはもちろんのこと
四半世紀前は夢のまた夢のような話であった
静岡県東部を代表するJリーグクラブ(沼津)もあるわけで
そこまで気にする必要も無いのではということもあるのですが
やはり、どこかで元は清水のライトなファンながらフリューゲルスの
最後の輝きを当時アウェイで見届けた者としては
国立で清水側の総アウェイの状況を横浜FC側で体感するのは
ちょっと自分の中では違うかなと思った訳でして。
なので今回は現地参戦は控え、DAZN桟敷で見ることにしました。
このブログを読まれている方にはご了承いただきたいなと。
テレビ静岡の松下翔太郎@shotaro_anasauアナウンサー。清水エスパルス、横浜FC双方にとって、素晴らしい前口上ありがとうございました!!【以下、前口上】明治安田J2リーグ第33節 清水対横浜FCのゲームをお伝えしています。さて1999年元日… https://t.co/g7jwAlBdtG
— nori-san (@norisan5911) September 28, 2024
そしてこの素晴らしい前口上に響く横浜FCのチャントには痺れました。
99元日のNHK山本アナの素晴らしい前口上に被さったのは清水側の応援。
四半世紀経ちその意趣返しがフリューゲルスの生まれ変わりの横浜FCが
出来たことに当時を知る者として感慨深くなったのでした。
そして、この素晴らしい前口上を読み上げたテレビ静岡の松下アナにも感謝を。
前置きが長くなりました。では試合の感想を…。
前半はXの実況もシャットダウンして観戦。
どちらも譲れない状況のヒリヒリした感覚は久々に感じた前半だった。
西村主審が笛をよく吹くので下手すると荒れるのではと
心配したが、ユーリやジョアンパウロはよくギリギリで
感情をコントロール出来たなと。
実際、清水の乾のドリブルは手を焼き後ろからのタックルは
もっと重いファウルが取られても仕方ない場面が2度あった。
応援もDAZN桟敷では清水の圧勝。
しかし清水は国立で応援が素晴らしすぎると勝てないジンクスみたいな
ものがある。笑
後半はワンチャンあるかも知れないと期待させる前半だった。
後半は清水から動き出して3-4-2-1のミラーゲームの様相に。
先制したのは横浜FC。中野が左から入れたクロスの質と
カルロスこと高橋のゴール前のポジショニングからのヘッドで
ほぼ勝負あったようなジョアンパウロの押し込みだった。
集中していた横浜FCだったが74分に失点。
清水21のターンが決まって、マズイ!と感じた瞬間にやられた
相手の意地のゴールだった。
試合はこの後、清水の決定機を市川が神セーブするなど
ヒヤヒヤする場面もあり、かなり押し込まれたが1ー1の引き分けに。
乾を後半完全シャットアウトしたのは収穫だけど、
こちらも翔さん(伊藤翔)をシャットアウトされたから、
ホント両者痛み分けな試合になることに。
DAZN解説太田宏介の言う通り第三者から見ても
ロースコアであるが故にサッカーの持つ1点の重みが
伝わる面白い試合だったかと。
これを見てつまらないと言う方は酔っ払いながら見てテキトーに
スコアの変動(いわゆる馬鹿試合マニア的な楽しみ方)にだけしか
関心を払わない第三者な方くらいかなと。
結果は双方ともに満足行かないだろうし、どちらかに
決着が付いて欲しかったのだろうけど、個人的には
決着付かずでよかったかなと双方からは受け入れ難いのは
承知なのですが1人安堵感を感じた一戦なのでした。
ここまで長々とした駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
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