マメ科、Fabaceae、シャジクソウ(トリフォリウム)属、西アジア~地中海沿岸地方~中欧~西欧~北アフリカ原産、
学名:Trifolium scabrum、
英名:Rough Clover、
葡名:Trevo-áspero、
2018 年5 月 9日、10日、 23 日、25日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
トリフォリウム・スカブルム Trifolium scabrum の花。表示名は学名の音読み。花の大きさは3ミリほど。
トリフォリウム・スカブルム Trifolium scabrum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、「三葉の」の意。種小名は「やや粗面の」の意。
トリフォリウム・スカブルムはマメ科の1年草である。本種は、概して石灰岩質の土壌で比較的乾燥した草原の斜面や岩礫質な路傍、堤防の割れ目等に自生する野草である。草丈は18~15㎝程度となる。茎は細毛に覆われ、地を這い、やがて先端部が幾分斜上する。茎は基部で分枝をする。葉は3出複葉で、小葉は長さ1㎝程度の楕円状で、縁部は鋸歯を持ち、剛毛があり、先端部は尖り、基部では葉柄状に葉幅が狭まる。葉裏が褐色の細毛に覆われる。5~7月頃、枝先の葉腋に径3㎜程度で白色~淡赤色の小蝶形花を散形状に数個つける。花を支える萼片は褐色の細毛に覆われる。本種は、今日、北米、オセアニア・アフリカ南部では帰化状態にある。(GKZ植物事典より)