The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ラミウム・マクラツム Lamium maculatum

2021-08-05 10:32:56 | ポルトガルの野の花

シソ科、Lamiaceae、オドリコソウ(Lamium)属、ヨーロッパ原産、多年草、

学名:Lamium maculatum、和名:ラミウム・マクラツム、

英名:Spotted Dead-nettle、Spotted Henbit、Purple Dragon、

葡名:Chuchas、Chupa-pitos、Coelhos,、Làmio-maculado、

2009年6月21日、2015年6月13日、2016年6月16日、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、

 

花茎の先に輪状集散花序の唇形の小花を多数付ける耐寒性・匍匐性の多年草。草丈は 15cm ほど。温帯地域に分布しており、日本ではオドリコソウ(踊子草)やホトケノザ(仏の座)が同属の花。

 

欧州、北アフリカ、温帯アジアなどに分布する。

 

 5~6月頃、茎上部の葉腋に赤紫、桃色~白色の唇形花を咲かせる。花形は唇形で、花冠は2cmほど。萼片は5枚。

 

 

 

葉の付き方は対生。葉は心形で、鈍い鋸歯がある。挿し芽茎の節から根を出し、匍匐して広がる。茎の先端は立ち上がる。別名で「デッドネットル」とも呼ばれ、野菜やハーブティーなどに利用される。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の laipos(=喉)を語源とし、花筒が長く、喉状に見えることからと言う。種小名は「斑点のある、しみのある」の意。

ラミウム・マクラツムは、シソ科の多年草である。我が国に自生が見られるオドリコソウの仲間ということになる。葉は卵形で、葉の縁には鋸歯が見られる。本種の大きな特徴は主脈の両側に灰白色の斑模様がみられることである。3~5月頃に、写真に見られるようなピンク~紫紅色の唇形花を開花する。(GKZ植物事典より)

 

ポルトガルの野の花 ブログもくじへ

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿