シソ科、Lamiaceae、ニガクサ属、地中海沿岸西部原産、常緑低木、
学名:Teucrium fruticans、
和名:ツリー・ジャーマンダー、
英名:Tree Germander、Shurubby Germander、
葡名:Mato-branco、Sargaço-branco、
2011年1月26日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年12月22日、アルガルヴェ地方で撮影、
テウクリウム・フルティカンス Teucrium fruticans の花。花は薄紫で長さは 2cm ほど。
葉は楕円形で灰緑色。常緑小低木で基部からよく分枝し、高さは 1,8メートルほどにもなる。
若い枝は白または黄色の綿毛で覆われる。
若葉は銀白色の綿毛で覆われる。ポルトガルでは花壇などでもよく植えられている。ハーブティやポプリに使用される。テウクリウム・フルティカンス Teucrium fruticans でした。
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(GKZ植物事典より)和名は,英名の音読みから。属名はギリシャ語で、ディオコリデスによってこの属につけられた名前 teucrion を語源としている。種小名は「灌木状の」の意。
ツリー・ジャーマンダーはシソ科の常緑樹である。樹高は1,8m程度となる。葉は長さ1~2㎝程度の楕円形で茎に対生する。茎葉は銀白色の細毛で覆われているが、やがて、それも脱落し、明るい緑色へと変化する。葉には芳香がある。5~6月頃、長さ2~2,5㎝程度で淡紫色の唇形花を枝先の葉腋につける。下唇弁はは大きく3裂し、蕊は長く突き出る。我が国の園芸界では、花姿から「クリオネ」名で流通している。(GKZ植物事典より)
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