The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ジェナリア・ディフィラ Gennaria diphylla

2022-11-23 10:32:06 | ポルトガルの野の花

 

ラン科、Orchidaceae、ジェナリア属、地中海西部沿岸地域原産の多年草、

学名:Gennaria diphylla、異名:Coeloglossum diphyllum、habenaria cordata、

英名:Twe-leaved Gennaria、Twin-leaved Scrub Orchid、葡名:Genária、

2014年3月17日、2015年2月5日、2016年1月19日、2月1日、22日、25日、2020年2月22日、27日、2021年2月14日、3月3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、

 

ジェナリア・ディフィラ  Gennaria diphylla の花。1800年にポルトガルのセトゥーバルで発見されて、世界で最初に記述された。

 

花の直径は5ミリほど。花の色は黄緑色。草丈は15cmほど。葉は心形で2個。

 

花期は2~5月。

 

ポルトガルの道路脇の斜面などに自生。

 

群生していても目立たない地味な花。松の根元で群生して咲くジェナリア・ディフィラ  Gennaria diphylla でした。 

©2022  MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、イタリアの植物学者 Patrizio Gennari への献名。種小名は、「二個の葉を持つ」の意。

ジェナリアー・ディフィラはラン科の多年草である。草丈は15㎝程度となる。葉は心形で、先端部は尖り、基部では茎を抱き、間隔を置いて茎に2個互生する。2~5月頃、茎上部に総状花序を出し、径5㎜程度で黄緑色の花をつける。本種は、我が国で赤松林の中に普通に見られるシュンラン等と同様に、松林の樹下で半日陰の地に自生が見られる地生ランである。(GKZ植物事典より)

 

 

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