ラン科、Orchidaceae、ジェナリア属、地中海西部沿岸地域原産の多年草、
学名:Gennaria diphylla、異名:Coeloglossum diphyllum、habenaria cordata、
英名:Twe-leaved Gennaria、Twin-leaved Scrub Orchid、葡名:Genária、
2014年3月17日、2015年2月5日、2016年1月19日、2月1日、22日、25日、2020年2月22日、27日、2021年2月14日、3月3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ジェナリア・ディフィラ Gennaria diphylla の花。1800年にポルトガルのセトゥーバルで発見されて、世界で最初に記述された。
花の直径は5ミリほど。花の色は黄緑色。草丈は15cmほど。葉は心形で2個。
花期は2~5月。
ポルトガルの道路脇の斜面などに自生。
群生していても目立たない地味な花。松の根元で群生して咲くジェナリア・ディフィラ Gennaria diphylla でした。
©2022 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、イタリアの植物学者 Patrizio Gennari への献名。種小名は、「二個の葉を持つ」の意。
ジェナリアー・ディフィラはラン科の多年草である。草丈は15㎝程度となる。葉は心形で、先端部は尖り、基部では茎を抱き、間隔を置いて茎に2個互生する。2~5月頃、茎上部に総状花序を出し、径5㎜程度で黄緑色の花をつける。本種は、我が国で赤松林の中に普通に見られるシュンラン等と同様に、松林の樹下で半日陰の地に自生が見られる地生ランである。(GKZ植物事典より)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます