アブラナ科、Brassicaceae、コショウソウ(Lepidium)属、マメグンバイナズナ属、地中海沿岸地域原産、多年草、
学名:Lepidium heterophyllum、
英名:Smith’s Pepperwort、葡名:Lepídio、
2016年6月13日、2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
レピディウム・ヘテロフィルム Lepidium heterophyllum の花。
花の穂は5cmほど。白く小さな4弁花が穂状に固まって咲く。草丈は20cmほど。葉は長卵型で互性。
高地の湧き水のほとりでも生育。
原産地は地中海沿岸地域となっているが、イラン地方とも言われているが不明。
辛く香辛野菜として使われる。種小名は heterophylla=heterophyllum=heterophyllus ギリシャ語で、異なった+葉 different leaf hetero+phylla ポルトガルの標高1000mほどの草地などで初見。レピディウム・ヘテロフィルム Lepidium heterophyllum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の lepis(=小鱗)を語源としている。果実の形から。種小名は「多形葉の、異葉性の」の意。
レピディウム・ヘテロフィルムはアブラナ科の多年草である。本種は原産地の項に記した地で、標高0~2200mまでの高地までの山岳地帯や牧草地の水路や 岩場に自生の見られる野草である。根茎は木質化し、茎は直立または斜上する。草丈は15~45㎝程度となる。根出葉は、卵形で株基にロゼットを構成する。 茎葉は長さ5~20㎜程度の楕円状三角形で、縁部には鋸歯があり、先端部は幾分尖り、基部は茎を抱き、茎に互生する。4~6月頃、茎上部に集散花序を出 し、白色4弁の小花(径3~4㎜)を多数つける。花後の果実は、長さ4~6㎜、径3㎜程度で、翼を持った楕円状である。北米北部の太平洋岸・大西洋岸双方の沿岸地域では帰化状態にある。(GKZ植物事典より)
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