私の住んでいる町から80キロほど東に行くと、この古城のある町に着く。町に近づくと、小高い丘の上に古城が見える。
丘の麓に広がる町並みを抜けて古城の門にたどり着くと、高くそびえる石垣に張り付くようにケントランツス・ルベルが固まって咲いていた。城の奥深くにはかって800年間もポルトガルを支配したムーア人の城跡が今は廃墟となって、壁だけが残っている。
ケントランツス・ルベル Centranthus ruber
オミナエシ科、ケントランツス属 、地中海沿岸地域原産の常緑多年草、
学名:Centranthus ruber、和名:ベニカノコソウ(紅鹿の子草)、
英名:Red Valerian、Fox’s Brush、仏名:Centranthe rouge、Valeriane rouge、葡名:Alfinetes、
2014年4月25日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
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