ムラサキ科、Boraginaceae、ウシノシタグサ(アンクーサ)属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産の多年草、
学名:Anchusa undulata、
英名:Undulate Alkanet、
葡名:Buglossa-ondeada、Buglossa-ondulada、Lingua-de-vaca-ondeada、
2010年5月、2011年3月、2016年2月18日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
アンクサ・ウンドゥラタ Anchusa undulata の花。花の直径は5mmほど。草丈は20~30cmほど。
葉や茎は剛毛に覆われ、葉は披針形でざらざらしている。
ワスレナグサの花によく似た花をつけるので、アフリカワスレナグサと呼ばれることもある。ウシノシタグサ属は全般に茎や葉は毛深く、触るとざらざらすることからか、ウシノシタグサ属と呼ばれる。
花は枝分かれしたらせん花序につき徐々に開花させる。ムラサキ科には約100属、約2000種の植物がある。ウシノシタグサ属は南ヨーロッパ、アフリカ、コーカサス原産で約35種。
アンクサ・ウンドゥラタ Anchusa undulata でした。
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(GKZ植物事典より) 属名の Anchusa とはギリシャ語の「化粧品」や「紅」の意で、古代エジプト時代から頬紅や口紅に用いられてきたことによる。種小名は「波打つ、波形の、うねりを見せる」の意。
アンクサ・ウンデゥラーターは、ムラサキ科の多年草である。草丈は30~60㎝となる。全草が白い粗毛で覆われている。根出葉は大形の披針形で、縁部には鋸歯があり、縁部は緩やかに上下に波を打ち、地に広がりロゼットを構成する。茎葉は長さ3~5,5㎝、幅0,5~1,5㎝程度の披針形で、茎に互生する。3~5月頃、茎上部で分枝をし、各枝先に総状花序を出し、径5㎜程度の漏斗形花をつける。花色は、紫色~青色~赤色となる。花冠は5裂する。 (GKZ植物事典より)
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