4月、5月の野原は花盛り。赤や紫、白、黄色と入り乱れて咲き誇る。アレンテージョ地方の古城に上ると、そこには真っ赤なパパウェル・ロエアスがみごとに咲いていた。赤い色は危険だ。真っ赤なクルマに乗っているドライバーは猛スピードで追い抜いて行くし、赤い服を着るとなんとなく気分が高揚する。でも、春の野原は赤いパパウェルがなかったら、せっかくの花の競演も盛り上がらないだろう。
パパウェル・ロエアス Papaver rhoeas
ケシ科、ケシ属、南ヨーロッパ原産の1年草 、薬用植物、
学名:Papaver rhoeas、
和名:ヒナゲシ(雛芥子)、グビジンソウ(虞美人草)、
英名:Corn Poppy、葡名:Papoila、生薬名:レイシュンカ(麗春花)、
2015年5月7日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
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