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八戸せんべい汁

2014-02-17 23:59:59 | 桃鉄グルメ

桃鉄の物件紹介。

今回は八戸の“せんべい汁屋”。

 

 

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桃鉄では、岩手・宮城のカード駅ループ地帯と、

青森の赤マス地獄の中間に位置する八戸駅。

そのため退避場所として、二戸や田子と共に立ち寄る頻度は高い。

 

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せんべい汁屋は1,000万円で収益率100%の食品物件。

臨時収入も出るので序盤に買っておきたい。

 

青森県八戸市。

県の南東部に位置する漁港の街。

古くから漁業が盛んで、イカの水揚量は日本一を誇る。

そんな八戸市に古くから伝わる郷土料理が、

以前紹介した南部せんべいを使った鍋料理、八戸せんべい汁だ。

 

 

 

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鍋料理を写真に撮ろうとすると、どうしても色目が悪くなる。

  

八戸せんべい汁は大きく分けて二種類の作り方になる。

ひとつは、鶏肉と野菜を使った醤油/味噌スープの鍋。

もうひとつは、魚介類と野菜を使った塩/味噌スープの鍋。

いずれも、八戸市内では家庭でふつうに作られ食される。

飲食店でも店舗によって具材は味付けは様々だが、

やはりこの二種に分けられ、両方を供する店も多いようだ。

 

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せんべいは割って入れるのが本当。

 

この鍋のメイン具材は、南部せんべい。

このせんべい、せんべい汁用に特別にあつらえられたもので、

地元では、南部せんべいと区別して、“おつゆせんべい”と呼ぶ。

通常お菓子として食べる南部せんべいと異なり、

当然ながらゴマやピーナッツなどは含まれていない。 

さらにそのままでは固くて食べることができない。

他の具材とともに、グツグツ煮込んで柔らかくなって、やっと食べられるようになる。

パスタのように、アルデンテの固さになったら食べ頃だとか。

 

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近所のスーパーで売られていた、

せんべい汁用の南部せんべい(おつゆせんべい)。

 

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モチモチした食感がたまらない。

スープをたっぷり吸っててアツアツで美味い! 

  

数年前、岩手のメーカーから南部せんべいを取り寄せた際、

せんべい汁のスープと、おつゆせんべいが入った、

八戸せんべい汁キットも一緒に注文して作って食べてみた。

スープを鍋に入れ火にかけ、沸騰したら具を入れて煮る。

最後におつゆせんべいを無造作に割って入れる。

煮えたら長ネギを散らしてできあがり!

 

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最近は適当に具を決めている。

キノコ好きなのでこういうのもいい。

かしわ(福岡の鶏肉の呼び方)は水炊き用(福岡の郷土鍋)のブツ切り。

大分のブランド鶏肉だ! 

 

これが美味いのなんの!

野菜と鶏肉、そしてモチモチとろとろのせんべい!

せんべいは、けっこう煮込まないと芯が残って噛みきれない。

鍋に最後に投入するよう書かれていたが、

大きめブツ切りの鶏肉に火が通っても、

まだ芯が感じられたので、真っ先に入れてもいいくらい。

いや、ひょっとしたら多少芯が残ってるくらいがいいのかもしれないが、

自分は完全に柔らかくなるまでの方がいいと思った。

 

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即席のせんべい汁を見つけて購入してみた。

東京の味噌メーカー、宮坂醸造と、

岩手のせんべいメーカー、小松製菓・巖手屋(いわてや)のコラボ商品。

 

B-1グランプリで、八戸せんべい汁の知名度も全国区になり、

一昨年くらいから、福岡のスーパーでも、

せんべい汁用のおつゆせんべいを普通に見かけるようになった。

この時期になると、毎年せんべい汁を作って味わうようになった。

具はこだわらず、最近は鶏肉とキノコだけにしたり、

鶏肉を鴨肉やつくねに変えてみたりして楽しんでいる。

ただ、まだ魚介・塩味の方にチャレンジしたことがない。

今度、ホタテやタラ,いわしつみれなんかでチャレンジしてみよう。

 

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即席と侮れない出来の良さ! 

 

おつゆせんべいさえ手に入れば、スープは市販の寄せ鍋用のもので構わない。

具も好きなものをチョイスすればいい。

せんべいの食感がクセになること間違いなし。

冬の寒いこの時期、体の芯まで温まる、八戸せんべい汁。

食べたことのない方、ぜひこの冬にご賞味あれ。

 

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宮坂醸造・神州一味噌ブランドのマスコットキャクター、み子ちゃん。

 

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巖手屋のマスコットキャラクター?のバアちゃん。

創業者のシキばあちゃんかな?

 

 

・・・・・。

そうそう、余談だけど、

この巖手屋さんで、ほぼ全種類の南部せんべいを取り寄せたのだが、

スタンダードな、ゴマ,ピーナッツは言うまでもなく美味しい。

アーモンド,くるみ,エゴマ,チーズ,パンプキンシードなんかも美味しかった。

だが・・・リンゴとかチョコとか、かなり微妙だった。

そして・・・さきいかが乗っかてるだけのイカは最悪だった。

せんべいのパリパリと、さきいかのしんなりが合わないこと合わないこと・・・。

いくら特産だからって、なぜさきいかを乗っけようと思った?

普通に薄焼きしたスルメを、せんべい生地に入れて焼いた方がいいと思うんだ。

  

 

 

 



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