田町不動産おしごと日記

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記事:親が住む家の隣が空き家だと面倒なワケ

2019-04-04 15:40:35 | 本と雑誌とWeb記事
東京近郊では借家だけれど、
地方で親が土地付き一戸建てに住んでいる…、
そういう方はいらっしゃるでしょう。


ちょっと気になる記事があったのでご紹介します。


親が住む家の隣が空き家だと面倒なワケ(PRESIDENT Online)



いずれ親が持っている土地(または土地付き一戸建て)を売ろうと考えている方、
もしくは相続時に売却を検討するだろう、という方はおられるでしょうが、


売買の際には実測売買が主流

実測時の隣地との境界線は隣地所有者の立会が必要

所有者が住んでいないと役所に(調査の)請求を行なうが、5年より前に引っ越した隣人の住所は追えない


それでも見つからない場合は

「筆界特定」の申請をする(専門家の意見を参考に筆界を特定)

制度の利用件数が増え、申請から特定まで1年近くかかるようになった
(売却に時間がかかる)


という困った状況です。


「登記簿があるじゃないか」とおっしゃる方は多いでしょうが、
転居時に登記簿の住所変更手続きまではしない人が多いため、
登記簿だけが新住所の確たる追跡資料とはなり得ません。


また、お隣さんの引越し先が分かったとして、
それが近所ならいいですが、
遠くに引っ越してしまった場合、
・近くに来るついでに立ち寄ってもらう
・(例えば交通費を負担してあげて)来てもらう
と、時間やお金がかかることになります



そのため、特に制度が変更された平成6年以前の古い地積測量図しかない土地では、
「隣地に所有者が住んでいるうちに境界確認をすべき」
というのが
記事の結論のようです。


参考になれば幸いです。

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当店は朝9時から19時までの営業です。
土日祝日は休まず営業します。(4~12月は水曜休です。)
どうぞお気軽にご相談ください。

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