子どもの頃は病気など考えもしなかったです。
老ネコがかかりやすい病気は腎臓の病気だそうです。
ネコの先祖であるリビアヤマネコは砂漠に住んでいました。このため、水は貴重な飲み物です。ですから、尿としてどんどん水分を出すことをせず、濃縮して出すような体の仕組みを進化させました。
しかし、高濃度の尿を作り出すためには、腎臓におおきな負担を掛けます。自然状態のリビアヤマネコは、それほど長生きはしません。ですから腎臓病が悪化して死ぬ前に死んでしまったのです。
ところが、ネコはリビアヤマネコに比べて、すごく長命です。このため、腎臓の機能がおかしくなってきても生き続けます。老齢ネコに腎臓病が多いのもこの傾向が歳を取ると出てくるからなのです。
このため、慢性腎不全には治療法はないので、食欲不振や多飲多尿の兆候が出たら、すぐ医者に行き。病気の進行を遅らせるための食事療法、対症療法をする必要があるのです。
ちゃーちゃんは、おかしくなったのを見極め、すぐ医者に行ったのは正解でした。みなさまもお気を付け下さい。