我が家の主人、ちゃーちゃん。飼い主を見下した態度を平気でとります。
イヌは、飼い主を群れのリーダーと思って、よく言うことを聞きます。
そして、飼い主に忠誠を尽くし、うやまいます。
忠犬ハチ公のように、毎夕、駅にまで主人を迎えに来たりします。
ネコは、母ネコのように、自分をよく世話を焼いてくれる飼い主に愛着を持ちます。そして、そのうち、飼い主を操縦しようとします。イヌのように主人をうやまうどころか、見下して、下僕のように言うことを聞かせようとします。
その横暴な態度は、飼い主を母親と見なし、母親なら、すべてを与えてくれる存在と見なし、飼い主を、永遠に甘えることのできる存在と思っているのです。子猫時代が終わっても、マザコン根性は一生抜けません。
しかし、ネコの飼い主は、それがまた、たまらなく可愛いと、ネコに対して甘やかし続けるのです。そして、どちらが主人か分からなくなるような関係になってしまいます。ちゃーちゃんは、私よりもえらい存在になってしまったのです。