カンダタの涙
釈迦牟尼の地獄に垂らす蜘蛛の糸に犍陀多(カンダタ)涙の貝塚伊吹 丹人 薄情な御方にあり釈迦牟尼は 蜘蛛の糸にて人惑はして 丹人 ...
メロン
情熱をかけて作れる常州のメロンきらめく星の輝き 丹人 画像に魔臼乗せれば・・・ < ...
草取り
この庭に咲く野の花の伸びゆけば詫びつつ取れる我にあるかな 丹人 取りゆくは 野芥子...
鯉幟
加護あれと玉に籠もれる親心一杯に吸ひ鯉上りゆく 丹人 皐月雲払ひて泳ぐ鯉幟 奮太 ...
語りて嬉し
ぽつぽつとあかり灯して咲く花に語りて嬉しわが心かな 丹人 画像に魔臼乗せれば・・・ ...
母を想ふ
母の色して咲く花の香をかげばしばしおもひは遠き日にあり 丹人 おもふことたぐ...
まんまる
スダジイの木陰につどふ人形の奏でる音もまんまんまるく 丹人 誰も傷つけず傷つけら...
つもり違ひ 其五 多少
つもり違ひ 其五 多少 多きつもりで少なきもの これ 分別なり 少なきつもりで多きもの...
つもり違ひ 其四 強弱
つもり違ひ 其四 強弱 強きつもりで弱きもの これ 根性なり 弱きつもりで強きもの こ...
つもり違ひ 其三 厚薄
つもり違ひ 其三 厚薄 厚きつもりで薄きもの これ 人の情なり 薄きつもりで厚きもの こ...