一期一会-いちご-
昨夜のことなり 川戸の市松にてあかひとをたたく会あり 予が尊崇と敬愛の念抱ける四人の御方...
桃の節句-かんばせ-
仰ぎ観れば気高き雛の顔(かんばせ)に哀しき親の心宿れり *画像:野田会館の雛 2007.3. ...
天空街道-茂木町-
天空と名づく街道細ければ道にはまりて立ち往生す けふのことなり 笠間より茂木を越えて黒...
ポッと開けり -枝垂れ梅-
やや重き心ひきずり帰る吾(あ)を白梅「ポッ」と開いて待てり 予が愛用の巾着袋を失ひて...
蠶影 -こかげ-
伏沼の蠶影神社を詣でるに詠める この地拓く人の願ひを伝へ来...
生
絶望の娼婦に生きるべしと説く絵ありき華岳「裸婦図」なりけり 丹人 昨日 十一月十一日...
気
此の月の予が主題「気力復何如也」なり 今朝辰の刻(午前七時) 庵を出でんとして東窓よ...
愛
愛とは何哉 予 幾つかの国語辞典にて「愛」を引くに ある辞典に次のことばあり 「損得ぬ...
イケメンよりイケネン
イケメンといふ言葉あり 「池面」かと問へば さにあらずといふ 「生け麺」かと問へば さに...
日に吉凶なし
この日風清く陽ほほゑみたる日和なり 桜木の並木朝の陽を浴びて その陰 道に墨絵を画きた...