先週歩いた北大紅楼周辺が気に入ったので、再度散策することに。
今日は比較的風もなく、良い天気。
が、行きのバスで、ちょっとした事件が。
長くなるので、最近お気に入りのパッケージ達と共に、読んでいただければ・・(苦笑)。
学校から、故宮など北京市街のまん中に行くには、810路というバスに乗るのですが、土日は(平日はほとんど乗らないので、違うかもしれません)なかなか来なくて、バスのサイズも大きくない為、いつもすごく混んでいるのです。
北京のバスはドア2つの場合、たいてい前から乗車、後ろから下車するのですが、すごく混んでいると下車するために後ろの方まで行くのが、結構大変なのです。
ほとんどの人は、「降ります」と言いながら、無理やり後ろまで行って、下車してますが。
個人的にはこの、降りる一つ前から強引に、われ先になにがなんでも下車口まで行く、という行為が大嫌い。
地鉄も、乗り換え駅なんて、降りる人がたくさんいるんだから、ドアの前にいなくても大丈夫なのに、みんなドアまで行くのです。
そしてドアが開いたら、降りる人がたくさんいるのに、われ先に乗り込んでくる人達。これだけはいまだに、慣れることは不可能。
需要に公共サービスが追いついてないという気はすごくするけど、それにしても・・。オリンピックは本当に大丈夫なんでしょうか。
運転手の脇にずっと立っていた大きな荷物を持った夫婦が(日本人の目で見ると、後ろから下車するのは不可能と思われましたが・・)、「降りるから、前のドアを開けてくれ」(たぶん)と言ったところ、「下車は後ろのドアからだ」と運転手。
そこでおばちゃんと運転手のケンカになり、バス停でしばらくとまったまま。
結局前のドアから下車していきました。
おばちゃん、運転手とも(旦那さんはほとんど何も言わない)おそらく捨てゼリフをはき、ののしりあっていた、と思われます(聞き取り不能)。
車掌さん(女性のことが多い。今日も女性)は、「安全の為なんだから、後ろから降りてくれ」の一点張りだし、他の乗客もほぼ、後ろから降りればいいのに、という人多数。
前でも後ろでも、手っ取り早くやりやすいようにすれば、と思ってしまう私は外国人。
ちなみに↓に写真、クリスマス用のチョコレートです。
窓から北海公園、故宮を眺め、気分を入れ替えて下車。
「沙灘北街」。
「嵩祝院巷」。
「納福胡同」。布団に「Beijing 2008」の文字。
「东板桥街」。パンダのタバコ。買って帰りたくなります。
ここまでの路は、ずっと続いているのですが、この先の北側は、すでに大々的に取り壊されていました。
この辺りもいずれはなくなってしまうんでしょうか。
小さな個人商店、食料品店、そして店先には公共電話、練炭、鳥かごを持って散歩するおじちゃん、子供達も結構見かけました。
観光客ののん気なノスタルジーですが、失われてしまうのはあまりに惜しい気がします。
バス停の前の、イスラム料理食堂の店先で焼いている煎餅を、おそすぎの昼ごはんがわりに食べて、帰りました。