Traveling Mood

「北京の休日」より改題しました。
2007年9月~08年02月、北京滞在時の散歩の記録と、その後の雑記など。

12月22日 ウインター・ソング 冬至

2007-12-22 23:32:01 | 映画




今日は冬至。学食のボードに、「冬至には餃子」のメッセージ。
昼食は当然、餃子です。








北京でも、街は結構クリスマスムード。
BIMBOのクマちゃんもメリークリスマス。配達の車も発見。
(そういえばBIMBOって、メキシコのパンメーカーなんですね。最近知りました・・。)
バターもお気に入りのパッケージで一緒に、なんだかファンシーな夕飯が最近多いです。
BIMBO HP




これは私の寮。サンタさんもなんとなく中華風。




「投名状」を観たら監督つながりで、なんだかすごく、「如果・愛」(日本題:ウインター・ソング)が観たくなったので、DVD購入。12元。
実は北京で、2年前に「如果・愛」、去年「傷城」を観ているのです(2回とも短期の旅行で冬)。
そして今回「投名状」、金城武と縁がある、と勝手に思ってみたりして(ファンの方、すみません)。
ウインター・ソング 公式HP


今さらですが、ちょっと感想を。
冬の北京で出会った、林见东(金城武)と孙纳(周迅)。
映画監督を目指していた林见东が、志半ばにして故郷の香港に帰ろうとするのを孙纳がひきとめ、一緒に暮らし始めるのです。
二人で鍋をつつくシーンで流れる曲の歌詞がこれ。泣けます。

在很久很久以前 你拥有我,我拥有你
在很久很久以前 你离开我,去远空翱翔
外面的世界很精彩 外面的世界很无奈
当你觉得外面的世界很精彩
我会在这里衷心的祝福你

ずっと昔 あなたには私がいて 私にはあなたがいた
ずっと昔 あなたは私から遠い所へいってしまった
外の世界は素晴らしい
外の世界はどうしようもない
あなたにとって外の世界が素晴らしいものなら
私はここから(残ったところから) 心から祝福することができる
(日本語として?な、テキトーな訳ですみません)

若くて希望もある時期の、ヘンな打算も駆け引きもない(?)恋愛は、一番楽しい。
その時期に出会った人と、ずっと一緒に人生を重ねていければ、すごく幸運なことだなあと。
そしてもちろん、大人になってしまった後、良い・悪い・醜い("the Good, Bad, and Ugly")こと全て、受け入れることができる恋愛はもっといいなと思いますが。
クリスマス時期なので、ちょっとクサイですね。
私は若いときは失敗だらけ、大人になっても大人な恋愛はできず、中年になってしまいました・・。

もちろんこの映画、青春賛歌ではなく、主人公3人とも自分勝手な、ズルい大人。
そんなショーもない大人でも、どこかに純粋なもの、思いやる気持ちも残っているんだと、感じることができます(もっと深いと思うのですが)。
冬の北京の風景も、本当にグッときます。
もし北京に来ることがあれば、その前に是非。


鍋つながりで、北京ではじめて、シャブシャブを食べました。
日本のシャブシャブと似てると思いました。
ゴマダレがおいしかったです。

民宝火鍋城 海淀区花园东路8号 010-82033355





これは「超市发」の手作りポップ。
火に見える部分、ビニールテープがヒラヒラしてるんです。見えづらいですが。