Traveling Mood

「北京の休日」より改題しました。
2007年9月~08年02月、北京滞在時の散歩の記録と、その後の雑記など。

10月13日 百勝小厨 PRIMA TASTE

2007-10-13 22:05:29 | 北京 食べる 飲む
いっこうに雨が上がらない為、映画でも観ようと王府井の「東方広場」へ。



中華・韓国・日本料理以外が食べたかったので、思い切って散財!
東方広場地下の「百胜小厨 PRIMA TASTE」というシンガポール料理のお店へ。





野菜&フルーツサラダ(18元)は、パイナップル、梨、油条(揚げパン)、キュウリ、をマヨネーズソース(ソースは選択)であえて、ピーナッツをかけてあります。
これがシンプルなんですが、すごくおいしい!!また食べようと心に決めました。

海老の麺(28元)は、まあよくある東南アジア味でした。

10月13日 太陽照常昇起 投名状

2007-10-13 21:07:47 | 映画
同じく東方広場地下の映画館で、姜文監督作の、「太阳照常升起」を観ることに。50元。
役者としての姜文は好きなのですが、実は私は彼の監督作品がわりと苦手なのです。
しかしこの映画館、日本のシネコン同様、席は指定だし、音も良く、英語と普通話、2つの字幕が出るので、勉強のためがんばろう!と思ったのですが・・。

予感はしてましたが、やっぱり寝てしまいました。トホホ。
なので内容についてきちんとしたコメントはできません。申し訳ない。
どこかの映画評で、E・クストリッツア監督を引き合いに出してましたが、似た感触かも。
クストリッツア監督ほどブラックではなく、ストレートだなと思います。

映画館を出ると、雨がすっかりあがっていました。




ジャケ買い(?)した雑誌「看电影」。おなじみと言ってしまえばそれまでの顔ぶれだけど、カッコイイ!!
小ポスターまでついてました。

陳可辛(ピーター・チャン)監督、劉徳華(アンディ・ラウ)、李連杰(ジェット・リー)、金城武出演の「投名状」、約18ページの大特集。
「太平天国の乱」の頃のお話(勉強しなきゃ・・)。12月公開予定らしいです。

投名状 公式サイト(中国)


10月12日 胡同って

2007-10-12 22:26:41 | 胡同とは
このブログに出てくる、「胡同」ってそもそも何?という質問をFさんよりいただいたので、少々長いですが、良かったら読んでいただければと思います。
専門的(?)なことは、Wikipediaなどでご覧くださいってことで、以下は私なりの説明なので、内容についての細かいツッコミはご容赦願います。
興味ない方はとばしてくださいね~

「胡同」(hu2 tong3) 「フートン」と読みます。
北京など中国北方地方に残る、裏道、路地の呼び方で、北京中心部では、大通りから入った道は「○○胡同」「○○巷」などと名前が付いています。
「胡同」は生活の場になっていて、入り口にはたいてい、自転車修理屋さん、麺、串焼き等の食べ物屋、売店等があります。
どんどん入っていくと、すごく静かな胡同もあれば、子供たちが遊んでいたり、食料品店が立ち並ぶにぎやかな胡同もあったりします。

古いところでは元代から続く胡同もある訳で(そのままそっくり残っている訳ではないですが)、インフラも整備が遅れていて、例えばトイレは共同トイレです。
なので北京オリンピックに向けて、老朽化が進む家屋を取り壊し、新しい住宅を建てたり、道幅を拡張したりの、一大都市改造計画が進んでいます。
かなりの数の胡同がなくなったり、胡同とは名前だけの大通りに変わったりしています。

徐勇さんという写真家が胡同の写真集を出版し、輪タクを使っての「胡同巡り」ツアーを作ったことなどをきっかけに、このまま壊すだけでなく、保存していこうという動き(?)も出てきました。
ブログの記事にある「南鑼鼓巷」などはこの極端な例で、保存する→観光地と化した胡同です。
今や「胡同めぐり」ツアーも北京観光の定番となり、飽和状態なのでは?と思うくらい、前・後海あたりにいくと大量の輪タク屋さんの客引きがいます。

徐勇氏の写真集は小型本ですが、日本の出版社からも出ています。
(北京ではポストカードまで売っています)
徐勇 胡同(フートン)北京下町の路地(平凡社ライブラリーoffシリーズ)

私は実際に北京に何回か行ってみて、この胡同独特の空気が大好きになり、(もうかなり遅いのですが)今のうちにまだ残っている胡同をできるだけ歩いておこうと、今回の遊学に至った(笑)訳です。
その行動に果たして何の意味があるのか?と言われてしまうと・・・だし、外国人の単なる感傷で生活の場を邪魔していいのか等、いろいろな思いはありますが、また明日も出かけるつもりでいます。


北京に来てから、はじめて日本食を食べました。
校内にあるレストランにて、親子丼。15元。
しょっぱいですが、日本の味でした。たまには日本食もいいかも。



10月10日 パッケージ 猫 他いろいろ

2007-10-10 21:47:31 | 北京 学生生活
授業が始まったため、教室、食堂、スーパー、寮を行き来する、地味な毎日が続いています。





4コマ漫画(?)付きのヨーグルトがあったので購入。
洗練されたデザインとはかけ離れた、ここまでやらなくても・・なパッケージなのに(私は大好き)、甘さ控えめのさっぱりした味でおいしい。






他にものんびりした牛のバター、レトロっぽいお菓子のパッケージが気になりました。
いずれも学校近くの超市にて。






学校敷地内の猫達。毎日この子達を眺めながら教室へ向かいます。




麻婆茄子。茄子は切ったあと、叩いてある感じ。小麦粉をつけて軽く揚げてあります。
茄子がなんとも濃厚で、高カロリー・・。うまい!!
食堂メニューの中で今一番のお気に入り(笑)。
と、感動していたら、北京大学、清華大学などは、もっともっと充実して安い食堂があるそうです。さすが中国。
食べてばっかりみたいですが、その通りです。


これはアップルパイ風のお菓子。ちょっとしけった、甘さ控えめのガレット(?)という感じ。




北京は早くもコート着用の人々も出現しました。
私は半袖+長袖、計2枚でOKなのに・・。
南からきている留学生達は、マフラーを巻いてます。

皆様も風邪などひかぬよう、お気をつけくださいませ!

10月7日 大柵欄周辺 地鉄5号線開通

2007-10-07 23:21:58 | 北京 宣武区


パッケージが大好きな「雪人」アイス。




地鉄5号線の開通に伴い、なんと北京の地下鉄が値下げとなりました。
学校のある「五道口」から北京中心部に出るには、今まで5元かかっていたのが、オリンピック効果で(?)2元に。めでたい!

が、レトロで大好きだった地鉄の券も、リニューアルされてしまいました。
ちょっとさびしい。
ザラザラの紙に赤、青単色で印刷されているのが今までの券、カラーのが新しい券です。
こんなこと思っているのは私だけだと思いますが、大切にとっておこうと思います。




地下鉄で「前門」駅へ。前門大街沿いは大、大改修中。
中に入ると奇跡的にまだ、胡同が残っています。




「東北園北巷」。昔ながらの四合院。
ここから「延寿街」を南下していきました。食材店、小吃、雑貨屋さんがだんだん増えてきました。すごい人。






昔遊廓などもあった地区の名残なのか、普通の家の壁にこんなタイルが。




「櫻桃斜街」、こういう洗面器(?)探してます。




実際に胡同に暮らす人達はいろいろ不便があると聞きます。
新しいものを建ててしまう方が手っ取り早そうだし、言うのは簡単、外国人の感傷、ないものねだりですが、インフラはきちんと整備して、このままのスローライフ(?)を維持することはできないのかしら、とか思ってしまいます。






今日も夕焼け。




夜、CCTV6で「向日葵」(胡同のひまわり)を放映してました。
胡同のひまわりHP
邦題(?)にもありますが、北京の胡同が舞台の映画です。
手っ取り早く言えば、父と子の葛藤、和解の話ですが、父親に感情移入してしまう私。
北京で観たからか、泣けて仕方ありませんでした。

明日からまた授業です。

そしてこの場を借りて、Nさんご結婚おめでとうございます!!

10月5日 第三極書局

2007-10-05 21:43:47 | 北京 海淀区
本日は雨。
疲れもたまっているので(?)、午前中は一応お勉強。
午後から近くの中関村にある、本屋まで出かけました。



「第三極書局」という、日本で言えばジュンク堂のような本のメガストアです。
地下がフードコート、1~4Fがいろんなテナント、5~8Fが本屋、その上はオフィスビルになっています。




ハリーポッターはやはり目玉の様で、何箇所かコーナーがありました。




北京のガイドブック、研究本だけでも百冊以上ありそうでした。




よくわからないキャラクターがいろんなところで活躍。
私はかなりお気に入りです。



お会計で、「会員になれ」と言われ、電話番号やIDを書かされました(2元要)。
記入事項は適当でOKみたいでしたが、このカードで本日は定価から2割引で購入できました。ナゾ・・。
右側の写真で、本と一緒に写っているのが、そのカードです。

本好きなら一日遊べます。気持ちよいカフェコーナーも何箇所かありました。

DVDやCDもたくさん。中国・韓国語圏以外のものはほとんど置いてありませんが。

第三極書局 DI SAN JI BOOKSTORE  北四環西路66号
DI SAN JI BOOKSTORE




本日はうっすらと夕焼け。うまく写りませんでしたが、雰囲気ってことで。




野菜不足なので、学食で野菜炒めの夕食。
ネギ、ピーマン、ナス、ピーナッツが入っておいしい!
上記の野菜が苦手な人なら卒倒しそうですが。

10月4日 護国寺周辺 后海

2007-10-04 21:50:44 | 北京 西城区
老舎記念館に行ったので、今度は生家へ行ってみることに。
(興味ない方がほとんどと思います。すみません。)

今は建物がかろうじて残っている护(=護 文字化けするので、題名のみ日本の漢字を使いました)国寺のそばの、「小杨家胡同8号」(旧小羊圏胡同5号)とのこと。
前に北京に来たときに、見つけることができなかったのです。




以前気になっていた、护国寺大街にある小吃のお店は、かなりきれいになって健在でした。




护国寺西巷という横道に入り、うろうろしましたが見つからず、座ってるおじちゃんに聞いてみました。
あっちだよ、との方にいってみましたが、さらに分からず。
おばちゃんのたまり場があったので、また聞いてみると、ここだよ、と教えてくれました。
普通の民家で、ドアも閉まっていたので、とりあえず写真だけ。




このあたりもかなり改装中ですが、観光地として整備された胡同とは違った良さが、まだ残っています。
あまり写真を撮っては悪いな・・と思いつつ。



「綿花胡同」「罗儿胡同」を通って、后海へ向かいます。

北京の縦の胡同は、だいたい大通り(?)で、たくさんお店が並んでいることが多いような気がするのですが(この2つも縦に続いた道です)、ちょっとしたお菓子、刃削面をどんどん鍋にほうりこんでいるおじちゃん、串焼き、自転車修理、あらゆるお店が並んで、人通りもかなり多い、本当にしみじみ楽しい胡同でした。




后海はすんごい観光客だらけ。
ボートも人気。



公園で卓球、麻雀、バスケをする人達。
輪タクに乗らないか、という客引きさえもっと少なければいいのに、とか勝手に思いつつ、お昼を食べるのも忘れて歩き廻りました。




お昼代わりにヨーグルト。だいたい1.5元位です。
街中にあるスタンドで売っていて、牛マークの紙にストローを差して飲みます。
プレーンヨーグルトを少し甘くした様な味。




后海周辺。




「北鑼鼓巷」にて。秋ですね。木が黄色になってきました。




コーヒーが飲みたくなったので、「五道口」まで戻って、駅前のパン屋さん「Tous Les Jours」で遅い昼食。お値段が高めの外国人用(?)パン屋さんです
ストロベリージャム入りパンと、「今日珈琲大杯」(本日のコーヒーLサイズ)で計20元。
コーヒーはなかなかのお味でした。

10月3日 白塔寺 Tシャツ

2007-10-03 21:10:26 | 北京 西城区
地下鉄「阜成門」から本日はスタート。
魯迅博物館にいってみることにしましたが、なんだか前日の疲労(トホホ・・)が残っているので、周辺のお散歩だけにしました。

魯迅博物館から、「官門口二条」を抜けて、白塔寺両脇の道を歩いてみました。
この辺りも昔の街並みが結構残っています。お年寄りの方が多い。
ここも何年後かには取り壊されるのでしょうか。



白塔寺西側の道は日用雑貨、食品の市場です。本当の生活の場なので写真ほとんど撮ってません・・。かなり賑わってました。




私は白塔寺がなぜか好きです。今日は入りませんでしたが、中にも入れます。




東側は本当に静か。道に座りこんでのんびりしたくなります。

10月3日 PLASTERED T-SHIRTS

2007-10-03 20:42:58 | お買い物
大通りに出たので、バスでまたもや南鑼鼓巷まで行き、「PLASTERED T-SHIRTS」にて、Tシャツを購入。90元也。
観光客丸出しで、私ったらいったい・・。



タグの「MADE IN BEIJING」が、泣けます。



大好きなホーローのリメイク雑貨(?)も購入。50元!
このお店、本当に欲しいものだらけ。また来てしまいそう。

PLASTERED T-SHIRTS 创可贴T-恤  东城区南锣鼓巷61号 TEL:8884 8855
PLASTERED T-SHIRTS HP
PLASTERED T-SHIRTS 前回の記事へ


10月2日 天安門 故宮

2007-10-02 21:42:00 | 北京 観光地
本日は北京観光の王道コースを廻ってきました。



地下鉄で天安門へ。人多すぎ!!「天安門西」駅にて下車。



出会う顔が皆本当に幸せそうで、なんとなくうれしくなります。
何をするでもなく、道に座りこんでいる人もたくさん。





移動することに人が多すぎて、とにかく時間がかかる!
オリンピックはこんなことで大丈夫なのかしら・・。
中国人は、人が多いことになれているのか、地下鉄が混みすぎでも、行列がほとんど進まなくても、全然気にする様子はなし。さすが大陸。

国慶節ならではの経験ができたと思うことにします。




そのまま天安門をくぐり故宮へ。チケット代がなんと60元!!
故宮の中は木、植物が庭園以外まったくないので、頭が焦げそう。




疲れてきたので、前回来たときにはなかった、故宮の中の食堂にて昼食。
故宮の中には、オリンピック商品の販売コーナーまでありました。

私は豆のカレー(22元)を頼んだのですが、できあがるのに30分かかると言われ、「これでいいか」と言って、鶏肉と豆カレー(25元)を持ってこられました。差額徴収(?)はなし。さすが中国。




そのまま故宮を抜けて、バスに乗るのも面倒なので、王府井までお散歩。
私の他のみんなは20歳位なので、歩くのなんてぜんぜん平気、30分程歩き続けました。

が、かなり疲れてきたのでスタバでお茶。
その後「王府井小吃街」をのぞいて、帰りました。







今日はかなり歩いたのでは?
中国語と英語、もっと話せるように頑張るね。お疲れ様でした。