Traveling Mood

「北京の休日」より改題しました。
2007年9月~08年02月、北京滞在時の散歩の記録と、その後の雑記など。

12月9日 旧北大紅楼周辺

2007-12-09 14:06:07 | 北京 東城区


部屋を出たのは11時。いつもの(?)猫達は、おでかけ中。

若き日の毛沢東が図書館の係員として勤めていたという、「旧北大紅楼」の周りを、本日は散歩することに。



「旧北大紅楼」と、向かいにあったバス停の(しつこい?)「投名状」広告。
「旧北大紅楼」は中も見学できますが(もちろん有料)、外観撮影のみ。







「沙滩后街」。お昼にちょっと間に合わなかったので、にぎやかさ半減ですが、ちょっとした市場のような道。
なぜか肉屋さんが多いような気がしました。





かわいいダンボール箱。



脇をちょっと入った、「That's 胡同」って感じの胡同。
名前は確認忘れました。



この辺の、「三眼井胡同」、「吉安所巷」あたりに毛沢東の故居もあるはずなんですが、わからず。





「嵩祝寺西巷」、「沙滩北街」と続く路沿いに、なんとも私好みの店構えのお店が何軒か。





この辺、まだ保存の為のリノベーション(というかペンキ塗り替えなど)の手が入っていないので、かなり昔の面影が残っている気がします。

今日は曇りでかなり寒い。風邪気味なのに軽装で出てきた(トホホ・・)私は、もっと歩きたいと思いながら断念。帽子をかぶって、来週にでもまた来ようかと決意しました。

12月9日 パンダの絵本 喜多方ラーメン

2007-12-09 02:18:25 | 北京 食べる 飲む


その後、王府井へ移動し、「王府井書店」へ。
以前子供用CCTVで放映されていて、いいなあと思っていたアニメの本を偶然見つけ(私が知らないだけで、誰でも知っている類のものなのかも)、購入。

パンダの大工さん。





子供向けに、全部ピンイン(発音記号)がふってあって、私にピッタリ(苦笑)。
色使いもいかにも中国で、のん気な絵がなんともカワイイのです。
書いていたら、他にも欲しくなってきました~。

今週2回目(失笑)、行きつけの東方広場にて、喜多方ラーメンにチャレンジ。
店名は「喜多方拉面面蔵」。





醤油ラーメン、19元。
麺はやっぱりやわらかめ、スープはもっと薄めた方が個人的にはおいしいかなと思いましたが。
日本で食べる喜多方ラーメンとは別物でしたが、他のラーメンチェーン店よりは、日本風かも。
観光できてまでわざわざ食べる必要はないかと思われますが、現地在住の方々には、結構良い店なのでは。燕京ビール1瓶5元で飲めるし(ポスター貼ってありました。王府井でこの価格はかなり良心的かと。学食は3元ですが)。

12月8日 安定門から2駅歩く

2007-12-08 23:11:38 | 北京 東城区




コートで遊ぶ親子。週末のバスケコートは、子供達の遊び場と化します。





いよいよ今週から「投名状」が始まるってことで、ポスター3種。
うまく撮れませんでしたが。





「西直門」駅に着く前、うまく(?)停車してくれたので、すかさず地鉄の中から撮影。
手前と奥のコントラスト、ありすぎ。

「安定門」駅でおりて散歩開始。





「花園巷」の辺り。
うまく写りませんでしたが、一番左上の写真、窓にアイスのパッケージが貼り付けてありました。
左下の写真は、「燕京啤酒」(燕京ビール)の古い看板(と思われる)。



「北鼓鑼巷」へ向かう途中。ホウキを載せた車。

「北鼓鑼巷」から「南鼓鑼巷」へ向かいました。



「南鼓鑼巷」はますます、お店が増えた気がします。

実を言うとこの日、また風邪気味で、ただただ歩いていたので、ブログを書いている翌日時点で、あまり記憶が残っていないので、感想何もなしです(いつもあまり感想書かないようにはしてるんですが、それにしても・・)。





「地安門外大街」の「永和豆浆」にてお昼。
甘くない豆乳(好みで砂糖も追加できます)、葱餅に油条をはさんだもので、8元。
いつも寮の朝ごはんで食べるものより、豆浆は気持ち濃厚で、葱餅、油条もカリカリでおいしい。

ご飯の後、「鼓楼西大街」を北上。
途中、中国結びのカーテン(?)発見。



后海は、うっすらと氷がはってました。




12月7日 東四駅周辺

2007-12-07 00:16:49 | 北京 東城区


午後、地鉄5号線「东四」駅へ。
駅構内でまたも、BIMBOクマ発見。





駅の周りは、まだまだ開発中です。





「东四头条」、行き止まりだったおかげで、ちょっとだけ家の入り口の中まで入ることができました。



「东四二条」。



「朝阳门小街」。





「东四四条」。
东四の辺りは、立派な四合院が残っている地区なので、どこもリノベーションまっさい中でした。

王府井までぶらぶら歩いて、お腹が減ってしまったので、何回いったかわからない「金翠河茶餐厅」へ。



「泰式火鴨丝沙拉」(鴨肉(?)が入ったタイ風サラダ、なぜかちょっと辛いです)、
「牛油菠萝包」(パイナップルパン&バター、パイナップルの味がするのではなく、見た目が似てるから「パイナップルパン」です。メロンパンみたいな感じ)、
コーヒーで40元。



「五道口」の夜景。



最近お気に入りのヨーグルト。
「伊利」というメーカーで、カボチャ・麦(?)入りと、桜桃・麦入りの組み合わせ。
日本では想像不可能な合わせ方だけど、意外においしいのでびっくり。
考えればシリアルにヨーグルト、合うに決まってるもんな~。



いま話題の(?)カップラーメン。私はこの「康师傅」メーカーのをよく食べてます。
今のところはこの通り元気ですが、あまり神経質になると、本当に何も食べられなくなってしまうし・・。

12月2日 金融街

2007-12-02 21:07:57 | 北京 西城区
学食の脇に青菜がたくさん積んであります。
白菜を家の前に積んで冬の準備をする、という話は聞いたことがあるのですが、これも冬の準備?



天気が良いのでもう一度、金融街に行ってみました。
バス停から向かう途中の「水大院胡同」「三道栅栏胡同」の辺りも、取り壊しまっただ中です。







金融街「Seasons Place」の地下のフードコートでお昼。





「山珍菌砂锅米线」18元。キノコ入りの、お米の麺。
冬にピッタリのなんだかホッとする味です。
庶民価格のお店がほとんどない「Seasons Place」ですが、このフードコートだけは庶民価格。


12月2日 建国里 国貿

2007-12-02 19:39:11 | 北京 朝陽区
以前泊まったニューオータニの裏、「建国里」の辺りがどうなっているか、気になったので行ってみることに。







やはりここも取り壊し。
住居表示もすべて外されて、住人はほぼ残ってないと思いますが、ちょっとした食料品市場になっていました。写真を撮るのはかなりためらわれたので、撮っていませんが。



「国貿」駅近く。









「国貿」駅近く、ケリーセンターの前の「光华路」。なんだか別世界です。
もうすぐクリスマス。思わず、スターバックスでお茶してしまいました。

なんだかせつないような、夢をみているような1日でした。



12月1日 東交民巷

2007-12-01 01:23:54 | 北京 東城区


なんと12月・・。7時頃起きると、朝焼けでした。



五道口駅近くの通り。
こんな風景が、「冬の北京」で思い浮かべるイメージに、一番近いような気がします。



五道口駅前の線路の景色も、冬らしくなってきました。
まだそれ程寒くないかなと思います。



またもや王府井で、映画を観るつもりなので、王府井近くの「東交民巷」を散策(?)。
王府井と前門の間を平行に通る道で、中・洋折衷の洋館が残る、清代末から中華人民共和国成立まで、欧・日の公館地区だった一帯です(by地球の歩き方)。いわば「負の遺産」なのですが、少し前からこちらの旅行雑誌などでも、「観光地」として紹介されてるのを見かけます。





「東交民巷」の少し手前の、「台基厂二条」。





歩いていると、ヨーロッパと地続きなんだなあとつくづく感じます。



生活の場として利用されているところがあると、なんだかホッとしたりして。



「東交民巷天主堂」。



「正金銀行旧祉」。



トラ?これはとても中華風。








王府井に着くと、入ったことがない脇道があったので、何気なく入ってみると・・。
一大廃墟と化していました。
元「大甜水井胡同」の辺りの様ですが、王府井の再開発はとっくに終わったと思っていたので、結構びっくり。
写真を撮ってたら、警官らしき人に呼び止められそうになったので、あわてて退散しました。





新東安市場の「又一桟 STATION KITCHEN」にて、遅い昼食。
主食はショウガとネギ、オイスターソースのぶっかけ麺だったのですが、誤って写真を消してしまい残念。おいしかったのに・・。
エッグタルトとコーヒーで、37元也。



余談ですが、今ケーブルTV「星空」で放映している、周潤発(チョウ・ユンファ)の「月の輝く朝に」(日本占領下の香港が舞台の映画)を観ながら書いています。
日本人でいることが、かなり嫌になる映画です。

12月1日 苹果

2007-12-01 01:06:02 | 映画
王府井の「東方新世紀影院」にて、「苹果」を観ました。



「苹果」(英題:Lost in Beijing)
監督 李玉(リー・ユー)
苹果:范冰冰(ファン・ビンビン)  夫:佟大为(トン・ダーウェイ)
老板:梁家辉(レオン・カーファイ)
中国語で「苹果」とは、リンゴのことです。

フットマッサージ店店員、ビルの窓拭きで生計を立てる、ブルーカラーの夫婦。
苹果は店の老板(オーナー)にレイプされ、その現場(?)を夫に見られてしまいます。
まもなく苹果は妊娠し、子供の父親が分かる前に、父親が老板だった場合の賠償契約を結びます。子供の父親は・・?若い夫婦、オーナー夫婦、それぞれの家庭が崩壊していきます。

私が年取ってるからか、悪者(?)なはずの老板も(レオン・カーファイだから?)、なんだか憎めません。
テーマは重いけど、笑いもあり、自分なりにうまく生きていこうとする人間の、したたかさが伝わってきます。
ところどころ映し出される、北京の風景にもハッとします。

過激さで「色・戒」を超えた等、公開前からかなり話題になっていましたが、監督はCCTVのドキュメンタリー製作等で経験を積んだ、30代の女性(性別にこだわるのは嫌いですが、レイプシーンがあるので、あえて書きました)。
いかにもなフェミニストではなく、写真から受ける印象は、可憐でファッショナブルな感じです。
Time Out Beijingのインタビュー、「映画は娯楽で、観客は楽しむために観に来ているのは分かっている。が、この映画で何かを見つけて欲しい」とのこと。
また、今の性急な中国の発展には懐疑的なところも、ジャ・ジャンクー監督と同年代、同じだな~と。
旅行者の私の目から見ても、今の北京の光と闇(クサクてすみません)の差は、本当にすごい。ちなみに中国語で映画は、「电影」(電気の影)なんです。

次は「投名状」。



東方新天地地下にある「Natural Beauty」というお菓子屋さんにて。
梨マフィン。7元。