今月は石膏デッサンです。
「石膏」と聞くだけで美大受験の為のお勉強のような気がして堅苦しく感じますが
・・・ご想像の通りです( ̄  ̄;)
人物デッサンが好きでも石膏デッサンを敬遠される方は多いです。
普段、ビジターで来られる方もお姿が見えません、、、やっぱり (^_^;A
人物の方が描いていて気持ちが入ると言うか、気持ちが“ノル”というか
石膏デッサンはしっかり描きあがっても習作ですが、
人物デッサンは描きようによっては、立派な作品になるかも。
って所が人気のない理由かなぁ~(; ̄_ ̄)=3......
でも、描き進んでいくと段々楽しくなるんですよ、ホント。
描き始めにちょっと苦しいだけです。
測ってばかりでちっとも進みませんからね。
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今回は初心者~上級者まで経験にあわせて4体の石膏を描きました。
石膏を初めて描く方がトライしていました。
何度が他の教室で描いた事がある。
デッサンの会に入って間もない頃に、このイケメンを何時間もかけて描いた。
アグリッパ以外は頭部に半透明のカバーがついています。
このカバーは顔がはっきり見えないようにする事で
細部に惑わされず、形を捕らえる事が容易に出来る
ようにする為で、次回はこの頭部のカバーは外します。
特にラオコーンなどは髭があるし髪は複雑に突起が出ていて要素が多い、
普通に描くとその複雑な形が目に付き、頭部が大きくなりがちなのだそうです。
先生も苦手だとか。。。
今回は、描いた事がないこのラオコーンにトライします。
なんだかコアラのマスクを被ってるみたい、変~(^_^;A
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描き方について先生の説明では、太い木炭を短く折って
その木炭を寝かした状態で大きく陰影から描いてみる。
という事だったのですが、
普段、モデルさんを描く時にその様な描き方から始めているので
私はデッサンの初心に帰り、測って測って座標を入れるような
基本の描き方で進めています。
短い測り棒に(長いのを忘れた)イライラして、ホントに途中で投げ出したくなります、
測ってばかりで、先に進まないですから。
でも、そこを我慢、全体のフォルムが決まってくると徐々に楽しくなってきます。
次回、その楽しくなり始めた所から続きを描きます。
本当は2回では描ききれないんですよね~
もっと時間が欲しい課題です。
石膏デッサンは基礎練、今後じわっと効果が出ると信じております。