今回はトルコ人の男性がモデルです、イスタンブール出身だそうです。
このモデルさんはこの日1回だけです。
とっても流暢な日本語で(しかも関西弁で)話されます。
20分×4ポーズ、普段着で普通にイスに座っています。
胸板が厚いせいか肩から腰までがとっても短く感じます。
ボーダー柄のTシャツにジーンズ(今時はデニムと呼ぶんでしょうか)です。
あまりモデルの仕事は慣れておられないのか、
1回目の時は丸いスツールに座っていましたが
辛くなったようで、2回目からは背もたれのあるイスに変更
背中にクッションを当ててポーズを取っていました。
頭部と背中の角度が少し変わったので、2回目のポーズの時にちょっと描き変えました。
1回だけのモデルさんなので、全身を入れると時間が足りないので
今回は腰から上だけにしました。
Tシャツの縞々をどこまで描きましょう・・・描かずにいけるか・・・
優先順位は1構図、2全体のバランス、3顔、4手、5シャツの柄、ジーンズでしょうか、
明暗も大切ですね。
自分なりの優先順位に基づいて描いた結果、Tシャツの下に鉄板を入れたような胸になり
何だか妙な絵が出来てしまいました。
時間のない時の工夫を考えないといけませんね。
顔と手だけしっかり描いて、服の部分はアウトラインだけでも良かったかも。
それにしても、人種が変わるだけで途端にとっても難しくなるのは、何故でしょう?
普段は女性モデルが殆ど、男性モデルさんになるだけでも難しくなるのに
異国の方の顔立ちなど見慣れないせいか、さらに難しい。
でも、楽しい時間になりました。
次回は、会場が変わります。
JR六甲道、クロッキーのみです、お間違えのないように。