前回に続き、普段着の立ちポーズの男性を描きます。
いつもより時間があるので、じっくり見て、ゆっくり描き進められます。
久し振りの立ちポーズです。
先生曰く「実は、この普通に立っているポーズが意外と難しい、
デッサンに慣れている皆さん、久し振りの立ちポーズが下手になっておられますよ~」
あらま・・・(^_^;A
デッサンの本にも、石膏の後に人物デッサンの描き方が載っていますが、立ちポーズです。
座りポーズは塊として捉え易いので、形が取り易く、フォルムの狂いに気付き易いのですね。
人物がキチンと描かれているのはもちろんですが、
しっかりと地面があるか、周りの空気が感じられるか
デッサンで気を付ける所は毎回同じですが、立ちポーズが何故か難しい、不思議です(・・?
このポーズ、重心はどちらの脚にあるのか何人かと話題になりました、
見る角度によって違って見えます。
先生に尋ねると手を着いているので、微妙ですが
前に踏み出している脚・後ろの脚・手の順のようです。
改めて、一方向からでなく、モデルさんをぐるりと一周してみました。
前回に比べ、グッと描き進んでいます、手を着いている木の箱はどうしましょうかね・・・
課題の「ダイナミック」についてはイマイチわからないまま・・・
細部に拘らないデッサンをしてみようと太めの木炭を2cm程に折り、寝かして描いています。
今の所はこの進め方が良いようです。
先生の受け持っている別の教室では、木炭を寝かしたまま描く、というのをしているそうです。
当然、細部は描けません、ちょっと変わったデッサンになりそうです。
細部が描けないのでストレス溜まりそうですが・・・( ̄  ̄;)
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先生に「雑」と「ダイナミック」の違いについて聞いてみました。
同じようなモノかも知れないけど、「良い雑」があるのではないかという事でした。
何となく納得。
繊細で緻密な描写とダイナミックないい粗さ、両方併せ持つ事がいいそうです。
相反するその間を行ったり来たりしながら描き進める
今までと違う世界が広がるんでしょうか、無理せず、できる範囲で挑戦してみます。
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只今、6月のデッサンの会作品展の準備中です。案内ハガキのレイアウトができました。
皆さんの名前を入れています、文字の間違いが無いか確認中、
本日お休みだった方は次回に確認します。